サービスケース解決速度2倍・営業応答速度21%向上、週最大20時間削減と満足度96%を実現 — 営業はノイズから解放され、商談の前進と成約に集中
※本記事は2026年4月29日に米国で公開されたSlack is the AI Work Platform for Every Salesforce Customer, Ready on Day Oneの抄訳です。本記事の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語が優先されます。
株式会社セールスフォース・ジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役会長 兼 社長:小出 伸一、以下、Salesforce)は本日、すべてのSalesforce顧客向けに、Slackを初日から利用可能なAIワークプラットフォームとして全顧客に提供開始したことを発表しました。
営業・サービス担当者は日々、ツールの切り替えで時間とコンテキストを失っています。Salesforceはこの課題を解決するため、Slackを現代的かつ会話型のインターフェースと位置づけ、CRMデータと連携したAIワークプラットフォームを追加費用なしで提供します。これにより、顧客はSalesforce環境の立ち上げ初日から、Slack上で顧客データや業務コンテキストとつながった形で業務を進められるようになります。
私たちは、これまでの「統合」から「統一された体験」へと進化します。すべての顧客がセットアップ不要・追加費用なしでSlackを利用でき、チームはデータ検索の手間なく、迅速な意思決定と行動に集中できます。主な新機能は以下の通りです。
- すべてのSalesforce新規顧客は、CRMデータに接続された無料のSlackワークスペースから利用を開始可能に:Salesforceインスタンスの作成と同時にSlackワークスペースが自動生成され、追加費用なしでシームレスに接続されます。チームはCRMデータとコンテキストを保持したまま、Slackでのコラボレーションをすぐに開始でき、CRMの更新もSlack上から直接行えます。
- Slack内では、すべてのSalesforce顧客が究極のAIチームメイト「Slackbot」にアクセス可能に:チームは作業中の画面を離れることなく、Salesforceのレコードを呼び出し、コンテキストを維持したまま業務を進められます。「Slackbot Skills(スキル)」を使えば、複数ツールにまたがる操作を自動化・再利用可能なかたちで構築・共有できます。さらにSlackbotは、メッセージ送信やチャンネル作成、ワークフロー起動などをユーザーに代わって実行。メールやカレンダーのアクションもSlack上で完結します。今後はCRM操作(通話記録・商談更新・案件管理)にも対応範囲が拡張されるようになります。
- Slackの最新機能で、営業担当者は優先業務への集中が容易に:新たに追加された「Today」ビューは、優先度の高いメッセージ・カレンダー・Salesforceを含む各種アプリの緊急タスクを、一画面に集約し、今対応すべき事項を即座に把握できます。「Activity」タブは対応が必要な項目を一覧で整理して表示し、業務の抜け漏れを防ぎます。
Slackは、AI投資と従業員への価値創出をつなぐ“ミッシングリンク(欠けていたピース)”です。Salesforce・Agentforce・Data 360・Customer 360へのあらゆる投資は、Slackが加わることでその価値を最大化します。本日、私たちはすべてのSalesforce顧客がSlackから業務を開始できる環境を提供します
Salesforce、 Slack担当 EVP兼GM、ロブ・シーマン (Rob Seaman)
Slackは初日からCRM、人、AIエージェントを統合
2026年夏以降(予定)、新しいSalesforceインスタンスの作成と同時に、フリープランのSlackワークスペースが自動的に作成されます。CRMデータにも自動で接続されるため、セットアップやITプロジェクトは不要で、追加費用も発生しません。すでにSalesforceをご利用のお客様は、管理設定からSlackを接続することで、利用を開始できます。Salesforceの権限はそのまま引き継がれ、データは元の場所に保持されるため、チームはすぐにワークスペースを活用できます。
Slack内では、Salesforceが日々の業務の中に自然に組み込まれます。サイドバーにあるSalesforceセクションから、レコード、リスト、商談アラートに即座にアクセスでき、ビジネス全体を一目で把握することが可能になります。さらに、「Salesforceチャンネル」により、データとチームのやりとりを一元管理し、会話から得られたインサイトは関連するレコードに自動的に紐づけられます。これにより、CRMと日常業務が同一の環境で一体となって機能します。
営業チームは、共有された意思決定やナレッジが自動的にSalesforceレコードに反映される環境で、商談戦略の議論に集中できます。サービスチームは、ケース情報を軸にチームメンバーやエージェントと連携し、迅速な課題解決につなげられます。
そして5月には、Slackbotがさらに進化します。音声メモによる通話記録、商談の更新、会議前のアカウント調査、サービスケースのルーティングなどを、すべて会話の中で完結できるようになります。タブの切り替えや、チームの会話と業務システムの間でコンテキストを失うことなく、業務を進めることが可能です。自然な会話の中でデータ管理が完結することで、データは組織全体でより効果的に活用されます。これが、Salesforceの会話型インターフェースとしてのSlackです。
多くの組織はCRMだけで業務を完結しているわけではなく、数十におよぶツールを併用しています。その結果、従業員は依然として複数のタブを行き来しながら情報を探すことを余儀なくされています。Slackbotは、こうした分断を解消します。
これは単なる利便性の向上にとどまらず、競争優位性をもたらすものです。Salesforce社内でのSlack移行実績として、サービスケースの解決速度は2倍に向上し、営業担当者の応答速度も21%改善しています。また、Slackbotを活用しているチームでは、タブ切り替えなどの非効率を削減することで、週あたり最大20時間を節約しています。さらに、ユーザー満足度は96%に達しています。
究極のチームメイト「Slackbot」 ― その進化はここから始まる
SlackをSalesforceに接続することで、CRMデータ、Agentforceのエージェント、そしてAI投資のすべてが一元化されます。Slackbotは、それらを日常業務で活用するための中核として、チームが利用するあらゆるツールにまたがって機能します。主な新機能は以下の通りです。
- Slack内でのアクション実行: Slackbotは、メッセージ送信、チャンネル作成、ワークフローの起動、サイドバー整理などをユーザーに代わって実行します。単なるAIアシスタントにとどまらず、業務を前進させる真のチームメイトとして機能します。
- メール・カレンダー操作もSlack内で完結:メールの下書き・送信、カレンダー招待の作成、会議のスケジューリングを、Slackを離れることなく会話を通じて実行可能になります。
- ユーザーに代わって業務を実行:スキルは、チームがオンデマンドで構築・共有・実行できる、再利用可能なマルチステップのワークフローです。営業のアカウント調査・商談サマリー、マーケティングキャンペーン概要、サービスのケースエスカレーション、法務の契約確認など、導入初日から利用可能な標準スキルが用意されており、カスタマイズや独自スキルの構築にも対応します。Salesforceや接続アプリとのデータ連携・アクション実行も可能で、スケジュール設定により自律的に動作します。
- コンテキストの理解:Slackbotは、Salesforceレコードの閲覧時やチャンネルでの作業、リストの確認中など、ユーザーの状況を把握し、適切に応答します。状況を都度説明する手間なく、常にコンテキストを踏まえた対応が可能です。
- 思考プロセスの可視化:再設計された「Thinking Steps(思考ステップ)」ビューにより、Slackbotの推論過程をリアルタイムで追跡可能に。何を行っているのか、なぜその判断に至ったのかを常に把握でき、判断根拠を常に確認できる、高い透明性を実現します。
- あらゆる文書の理解:大容量のPDFや複雑な表、画像を含むドキュメントにも対応し、契約書の要約、価格条件の抽出、主要条項の把握を自動化。手作業によるデータ入力を不要にします。
その結果、ビジネスを理解し、必要なときに必要な場所で機能し、既存のセキュリティとアクセス制御を活用しながら、使うほどに精度が上がるAIアシスタントが実現します。Slackbotは、Business+およびEnterprise+プランのすべてのお客様にご利用いただけます。さらに今後数週間のうちに、一部のSlack Proプランのお客様にも試用が拡大され、規模を問わずあらゆるチームにエンタープライズ級のAIを提供します。Slackbotが今後さらに多くのツールやエージェントと接続されることで、チームのあらゆる業務を完結する唯一のプラットフォームへと進化します。
Slackは一日を効率化し生産性を向上させる
すべてが一箇所に集約された環境において、課題はもはや情報へのアクセスではありません。「ノイズ」に埋もれることなく、今何に優先的に対応すべきかを把握することです。Salesforceのアプリ・データ、Agentforceエージェントからのアラート、チャンネルの未読やスレッドなどが混在する中、どこから着手すべきかが問われています。こうした情報過多による負荷に対応するために開発されたのが、「Today」ビューです。
「Today」は、Slack上で提供されるインテリジェントなデイリーブリーフィングです。接続された各種アプリから優先事項、カレンダー、緊急度の高いタスクを集約し、今取り組むべき業務を明確に提示します。これにより、商談の進捗確認のために複数のタブを行き来する必要はなく、対応が求められるリードや準備が必要な会議など、重要な業務に集中できます。Salesforceのアクティビティからアカウントチャンネルの要約まで、業務開始時に一日の全体像を把握できます。
XeroやWayfairなどの顧客における初期結果は、データ量ではなくデータの質の向上を示しています。AIが提案するアクションは97%の精度を達成し、重要として提示されたメッセージの88%が実際に有効であることが確認されています。ノイズに埋もれることなく、必要な情報だけが届く環境を実現します。
新しい「Activity」タブは、この価値をさらに拡張します。従来の返信やメンション中心のフィードを進化させ、自分に関連するすべての情報を一箇所で確認できるビューを提供します。さらに、Salesforceチャンネルに絞り込むことで、アカウントや商談、顧客に関する会話を即座に把握可能です。何が進行中で、どこに対応が必要かを明確に示します。
これら3つの機能は一体となって機能します。「Today」で瞬時に状況を把握し、「Activity」で通知を整理し、「Slackbot」でタスクを実行。重要な情報を起点に、即座に業務へとつなげられます。
これまでのすべてのAI投資は、このためにあった
Salesforceを使い始めたばかりの方も、AIをフル活用している方も、「仕事はどこで行われるのか」という問いへの答えは一貫しています。それは「人がいる場所」です。今回の3つの発表により、Salesforceはその場所を実現します。導入初日から、データ・エージェント・チームが使うあらゆるツールと接続されたSlack上で、業務を開始できます。
提供開始時期及び対象プラン
- すべての新規Salesforce組織でSlackを利用可能に:5月15日より、新規のSalesforce顧客には無料のSlackワークスペースが自動的に提供されます。既存のお客様は、管理設定からSlackを接続することでご利用いただけます。詳細は、こちらをご覧ください。
- SlackbotのSalesforce連携アクション機能:5月中旬より、Slackbotへのアクセス権を持ち、Salesforce組織を接続しているお客様を対象に順次展開されます。Business+ V2、Enterprise+ V2、Enterprise Select(AIアドオン)、Enterprise Grid(AIアドオン)でご利用いただけます。
- Slackbotの主要機能(状況認識、思考ステップ、PDFリーダー、AIスキル、スケジュール自動化、Slackアクション):今後数週間にわたり、Business+ V2、Business+ V1(AIアドオン)、Enterprise+ V2、Enterprise Select(AIアドオン)、Enterprise Grid(AIアドオン)に順次展開されます。
- Slackbotのカレンダーおよびメールアクション:Enterprise+ V2、Enterprise Select(AIアドオン)、Enterprise Grid(AIアドオン)において、一部の接続済みアプリで提供中です。
- 無料およびProプラン向けSlackbot:今後数週間にわたり試用版が提供されます。フル機能をご利用いただくには、Business+またはEnterpriseプランへのアップグレードが必要です。
- 「Today」ビュー(デイリーブリーフィング):5月よりベータ版の提供を開始し、同月中にすべてのSlack顧客へ順次展開される予定です。
Salesforceについて
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