AI導入の課題トップ5と解決策をロードマップを提示
株式会社セールスフォース・ジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役会長 兼 社長:小出伸一、以下 Salesforce)は本日、日本企業のIT意思決定者・テクノロジーリーダー277名を対象に実施した「AI投資に関する調査」の結果を発表しました。本調査により、日本企業のIT意思決定者やテクノロジーリーダーの回答者の約50%(137件)がAI投資の「ROI証明」が最大の課題と回答し、これによりAI投資はもはや先進的な取り組みではなく、投資対効果を厳しく問われるAI導入が当たり前の段階に入ったことが明らかになりました。
重要な理由
AIへの投資意欲が高まる一方、その効果を経営層に数字で示せない企業・組織が急増しています。ROIが証明できなければ、経営層からの投資承認は得られません。ただし、AI導入そのものはROIを生み出さず、AIによる変化を測定できる形に変換することで、初めてROIの測定が可能となります。ここにAIを導入するにあたり企業が、その「組織」と「業務」の再設計に取り組む理由があります。
Salesforceは、「業務」の再設計がROIを測定可能にするための土台であり、「組織」の再設計(人材の再教育や再配置)はその測定可能になった時間を価値に転換する仕組みと考えています。これにより、AIを単に個人業務の生産性向上に留まらず、その創出された時間を企業の価値向上に正しく反映させることができるようになります。AIを「試す段階」から「成果を出す段階」へ進めるために、Salesforceは世界No.1のエージェンティックCRM(AIエージェントが自律的に動く次世代CRM)として、この課題を解決する具体的なロードマップを提供します。
今回の調査で明らかになった主なポイント、そしてSalesforceの示すロードマップは以下の通りです。
主要ポイント
- 調査が示す5つの課題:調査結果では、AIへの課題上位5項目のうち、「AI投資のROI証明」が50%(137件)でトップ、「人間とAIの役割分担の設計」が41%(113件)で2位、「複雑な業務プロセスへの適用」が38%(105件)で3位と続きました。ROIが見えなければ次の投資は承認されない、という構造的な課題が浮き彫りになりました。
- ROI実現に不可欠な「4つのR」:Salesforceは、AI ROI実現のための業務・組織変革フレームワークとして「4つのR」を提唱しています。これは業務フロー全体を人とAIエージェントの協働を前提に作り直す段階を「Redesign(再設計)」、AIが生み出した時間を価値ある活動に転換するためのスキルを習得させる「Reskill(再教育)」、創出したリソースを戦略的業務へ振り向ける「Redeploy(再配置)」、人間とAIエージェントの業務配分を継続的に最適化する「Rebalance(再調整)」と考え、フレームワーク化したものです。
- AIエージェントが420万回の問い合わせに対応し、70%をAIエージェントが自律的に解決: Salesforceはカスタマーゼロとして、Agentforceをヘルプサイト(help.salesforce.com)に本番導入しました。AIエージェントが累計420万回の顧客問い合わせに対応し、そのうち70%をAIエージェントが自律的に解決しています(Salesforce自社実証データ)。まず本番導入し、その後に4つのRを実践するアプローチが、ROI実現への最短ルートです。
詳細情報:
- 調査レポート「AI投資の「ROI証明」をどう突破するか?AI導入課題TOP5と解決のロードマップ」の全文ダウンロードは、こちら。
- Agentforce導入事例「商工中金、チーム型営業への変革を加速 Agentforceで属人的営業からチーム型営業へ」
- Agentforce導入事例「SalesforceのAIエージェント「Agentforce」がLINEヤフーのカスタマーサポートに採用」
- SalesforceによるAgentforceのカスタマーゼロの取り組みの詳細は、こちら。
- 人間とAIエージェントによる次世代の組織設計のための4Rフレームワークはこちら。
調査概要:
調査名:Salesforce Japan 「AI投資に関する調査」 2026年
対象:日本企業のIT意思決定者・テクノロジーリーダー277名(複数選択可)
調査時期:2026年6月8日(Agentforce World Tour Tokyo 2026前日開催「Tech Leaders Summit for Agentic Enterprise」)
調査手法:参加者へのアンケート
主なトピック:AI投資のROI、人間とAIの役割、データ品質、AIガバナンスなど
Salesforceについて
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