現地レポート
私たちはインターフェース革命の真っただ中にいる。それはこれからエンタープライズを変革していく — キーノート・リキャップ
「これらすべてを組み合わせると、AIforceが生まれます」と、本日のDreamforceキーノートでSalesforce会長兼CEOのマーク・ベニオフは語りました。「そうした機能が手に入り、価値を解き放つこのライブインターフェースが実現するのです」
Salesforceの幹部、パートナー企業、そして顧客企業が、Salesforce会長兼CEOのマーク・ベニオフとともに、AIの確率的知能とエンタープライズインテリジェンスを組み合わせる力について議論しました。
NVIDIAの社長兼CEOであるジェンスン・フアンは、次のように述べました。「可能性はすべての業界、すべての国において無限大です。だからこそAIに取り組んでください。取り残されないように」
キーノートの様子は、以下から7分未満のダイジェストでご覧いただけます。
現地レポート
Day 1の様子
Dreamforce初日の様子を写真でお楽しみください – Campground、メインKeynote、ブレイクアウトセッションをお届けします。その他の画像は、Dreamforce 2026公式メディアライブラリでご覧いただけます。
エージェンティック・エンタープライズ
Dreamforce Day 1が開幕:SalesforceがAIforce、Koa推論モデル、新たなAIパートナーシップを発表
Salesforceは、AIエージェントを企業運営の中心に据える一連の発表とともにDreamforceを開幕させました。新しいモデル、クラウドパートナーシップの深化、業界イノベーションなど、多岐にわたる内容です。
知っておくべきポイントはこちらです:
Salesforceは、プラットフォームの機能をあらゆるインターフェースに拡張する「AIforce」を発表しました。これにより、企業は既存のテックスタックを再構築することなく、チームが日常的に利用しているあらゆるチャネルやデバイス上で、信頼性の高いデータに基づくAIを展開できるようになります。詳細はこちら
SalesforceはNVIDIA Nemotronをベースに構築された、初のCRM推論モデル「Koa」を発表しました。Koaは、あらゆる顧客対応において、より賢く、より速い意思決定を実現するよう設計されています。数十年にわたるエンタープライズのビジネスの知見を直接モデルに組み込むことで、企業の信頼境界内で安全に稼働しながら、複雑なワークフローを推論する能力を備えています。詳細はこちら
SalesforceとAWSは、CRMデータ、AIエージェント、そしてモデルの選択肢を、チームが日常的に使用しているツールへ直接組み込みます。この拡大されたパートナーシップにより、顧客はAWS環境内で直接SalesforceのAgentforce機能を利用できるようになり、データが存在する場所と意思決定が行われる場所との間の摩擦を減らします。詳細はこちら
SalesforceとGoogle Cloudは、インフラとエージェントを一つの連携したAIスタックへと統合しています。これにより、企業は複雑さやデータのサイロ化を招くことなく、両プラットフォームにわたってAIエージェントを展開できる、単一の効率的な基盤を手に入れます。詳細はこちら
SiemensとSalesforceは、産業分野のセールスおよびサービスの再定義に向けて、AIパートナーシップを深化させています。この協業により、AgentforceがSiemensの産業ワークフローに導入され、製造・エンジニアリングチームが、より高速かつ正確にサービス課題の解決やセールスプロセスの管理を行えるようになります。詳細はこちら
Salesforceは、Trailblazerコミュニティの20周年を迎えました。エージェンティック・エンタープライズの構築における同コミュニティの役割を祝うものです。この節目は、協働と学びの共有を土台に築かれたコミュニティが、プラットフォームとともに進化を続け、今では企業がAIエージェントを導入する上での指針となっていることを示しています。詳細はこちら
Slack’s Road to Dreamforce: Code Channels、Surfaces、そしてこれから
Dreamforceを目前に控え、Slackは、人、AIエージェント、そして企業データを同じワークスペースに集結させることを目指した2つのアップデートを発表しました。
まず、Slack Code Channelsにより、GitHub、Cognition、Anthropic、VercelのAIコーディングエージェントが、単独で作業するのではなく、チームと共にオープンな環境で作業できるようになりました。エージェントをタグ付けすると、ライブ出力、差分表示、キャンバス統合機能を備えた専用チャンネルが立ち上がります。チーム全体がその様子を見守り、意見を出し、何かを実装する前に承認を行うことができます。デモはこちらからご覧ください。
「コードチャンネルはAIを活用した作業をオープンな環境にもたらし、チームの残りのメンバーがその過程を確認し、意見を出し、さらに発展させられるようにします」— ロブ・シーマン(Slack、EVP 兼 GM)
続いて、SalesforceはSlack Surfacesを発表しました。これは、Salesforceのデータを会話の中でそのまま活用できるようにする機能です。Slackbotに、組織の連携済みデータを基にダッシュボード、レポート、資料、投票、計算ツールなどを作成するよう依頼すると、チャンネル内にライブアーティファクトとして表示されます。ピン留め、自動更新、Slackbotとのチャットによる編集にも対応しています。実際の動作はこちらからご覧ください。
Slack Code Channelsブログの詳細とさらなるデモは__こちら、Slack Surfacesの詳細はこちら__からご確認いただけます。Dreamforceでのこれからの展開もぜひご覧ください:
- __Slack Keynote: The Front Door to the Agentic Enterprise__(9月17日(木)午前10:00 PT)
- __Slack Roadmap: Building the Multiplayer OS__(9月15日(火)午前9:00 PDT;9月16日(水)午前10:30)
エージェンティック・エンタープライズ
Agentic Enterprise Cityの復活を心待ちにしています
Dreamforceで最も人気のスポットの一つが戻ってきます。Agentic Enterprise Cityがキャンプグラウンドに再登場し、実際のビジネス課題を解決するAIエージェントのハンズオン展示をお届けします。
今年のラインアップには以下が含まれます:
SlackbotによるIBMのGTMオペレーティングシステム
全世界8億3,100万人のファンに向けて構築されたF1のファン向けエージェント
顧客からの問い合わせの60%を解決する、XeroのAgentforce with Claude Code
Dreamforce 2025で話題を呼んだこの体験を振り返りながら、次の展開の一端をぜひご覧ください。
今年のラインアップはAgentic Enterprise City ランディングページでご確認いただけます。
Salesforce、信頼できるエンタープライズAIハーネス「Trusted Enterprise AI Harness」を発表
エージェントが企業のあらゆる業務においてますます複雑な作業を担うようになる中——状況を理解すること、次に取るべき行動を判断すること、そしてシステム全体で行動を実行することを含め——エージェントには、その作業を確実かつ安全に、そして大規模に遂行するための信頼できる基盤が必要です。それこそが、本日発表されたSalesforceの新しい「Enterprise AI Harness」の役割です。これは、AIに顧客とビジネスに関する共通理解を与え、信頼に基づいて行動できるようにする新しいアーキテクチャです。
このHarnessは、コンテキスト、エージェンシー、アクション、ガバナンス、セキュリティ、モデルという6つの機能領域を統合し、既にビジネスを支えている顧客関係、プロセス、統制の上に構築された、共通のコンポーザブルなアーキテクチャを通じて提供されます。
Enterprise AI Harnessにより、これらの機能は企業全体で再利用可能になります。コンテキストはエージェントやモデル間で共有でき、アクションやワークフローは必要な場所でどこでも安全に呼び出すことができ、ガバナンスとセキュリティは、AIが企業内を移動する際にも一貫して適用されます。
Salesforceは、Data 360、Informatica、MuleSoft、Agent Fabric、Tableau、Agentforce、Salesforce Guardian、そしてSalesforce Platformのコア技術を活用してこれを実現しています。記事全文を読む。
企業ニュース
Salesforce、Fin(旧Intercom)の買収を完了 — Dreamforceにも登場
Salesforceは本日、業界を代表するカスタマーエージェント企業であるFin(旧Intercom)の買収完了を発表しました。この買収の完了により、Finのカスタマーエージェントプラットフォームと世界最高水準の技術AIチームがSalesforceに加わり、あわせて30,000社以上の企業からなる確立されたグローバルの顧客基盤も統合されます。
顧客体験(CX)向けに特別に訓練された同社独自のAIモデル群であるFinモデルスイートを基盤に、FinのAIカスタマーエージェントは、ライブチャット、Eメール、WhatsApp、SMS、音声、Slackを含むすべてのチャネルにおいて、複雑な問い合わせをエンドツーエンドで解決し、業界最高水準となる平均76%の解決率を達成しています。
[注目の引用:「業界No.1のカスタマーエージェントと、No.1のCRMが手を組みました……私たちは、企業の規模を問わず、初日から信頼できるAIエージェントを導入できる力を提供し、価値実現までの時間を短縮し、大規模かつ測定可能な成果をもたらします」— マーク・ベニオフ、Salesforce会長 兼 CEO]
Finは今年、初めてDreamforceに参加します。創業者とR&Dリーダーがステージに立ち、自社のビジョンを共有し、プロダクトのデモを行うほか、週間を通じてブース出展も予定されています。以下のセッションでFinをご覧いただけます。
- Finが顧客に90%以上の解決率をもたらす方法
- SMB & スタートアップ基調講演:Finによる5つのすぐに使えるエージェントと10倍の成果
- リーダーシップの新たな教訓:人間とエージェントの混合チームを率いる
- すべてのCXリーダーに訪れる5つの大きな変化
9月10日
エージェンティック・エンタープライズ
Claudeforce:SalesforceとAnthropic、Claudeをエンタープライズの枠組みへ
SalesforceとAnthropicがClaudeforceを発表しました。これは「世界No.1のAI」と「世界No.1のCRM」を結集する、拡大された戦略的パートナーシップです。このパートナーシップにより、新たなAIforce UIハーネス、Headless 360、Data 360、Tableau、Slackを通じて、ClaudeがSalesforceのエコシステム全体に直接統合されます。
Claudeforceの統合はHeadless 360を基盤としており、これによりAIエージェントがSalesforceのデータ、ビジネスロジック、ワークフロー、そしてガバナンスの適用されたアクションに直接アクセスできるようになります。
「確率的知能だけでは企業は動かせず、決定論的システムだけでは推論できません。Claudeの卓越した推論能力を、あらゆる企業が信頼して運用するデータ、ワークフロー、ガバナンスと融合させることで、私たちは思考し、推論し、行動するダイナミックなインターフェースを実現します。これこそが、すべてのビジネスが今後動いていく姿です。」
マーク・ベニオフ(Salesforce 会長兼CEO
詳細情報:
- Claude内のSalesforce:ミーティング準備、商談状況レビュー、パイプラインレビューなどを含む、事前構築済みの37種類のセールススキルとともにローンチ。現在、選定されたパイロット顧客向けに提供中で、2026年9月にオープンベータを開始予定です。
- Agentforce内のClaude:ClaudeがAgentforce内で利用可能になり、Atlas 推論エンジンの推論モデルとして機能します。
- Slack内のClaude:Claudeは現在、Slackの標準モデルとなり、Slackbotを強化しています。Slackbotはすでに、Salesforce従業員の年間換算で810万時間の生産性向上をもたらしており、四半期ごとに2倍以上のペースで成長を続けています。
「このパートナーシップにより、各企業はSalesforce上で数十年にわたって構築してきた顧客情報やビジネスコンテキストにClaudeを活用し、実際に自社のビジネスを運営・成長させることができるようになります。」
ダリオ・アモデイ(Anthropic 共同創業者 兼 CEO)
Dreamforceでは、Anthropicの共同創業者 兼 CEOであるダリオ・アモデイ氏からもお話を伺う予定で、私たちも楽しみにしています。
インサイト
エージェンティック・エンタープライズ・インデックス:エージェンティック・エンタープライズを支えるデータ
来週のDreamforceで、あらゆるステージから「Agentic Enterprise」という言葉が聞こえてくるとしたら、Salesforceの新しいAgentic Enterprise Indexがその裏付けとなる確かなデータを提供します。このインデックス(指標)は、自律型エージェントが単なる未来のビジョンではなく、すでに業界を問わず実際のROIを生み出していることを証明しています。
今会計年度、アクティブ化されたエージェント数はほぼ3倍に増加し、エージェント作成にかかる時間は53%短縮されました
データから見える主なポイント:
- 導入が急拡大:今会計年度、アクティブ化されたエージェント数はほぼ3倍に増加し、エージェント作成にかかる時間は53%短縮されました
- AIエージェントがより賢くなっている:平均スキルセットは2つから6つの独自スキルへと3倍に増加し、ホリデーシーズンの小売業のようなピーク需要時には最大350%まで急増しました
- 実際のビジネス成果:AIエージェントを活用した小売企業では、前年同期比のホリデーセールス成長率が4倍高い結果となりました(8%対2%)
- 信頼の高まり:従業員による週次利用は3倍に増加し、エージェントが対応する会話数が170倍に拡大した中でも、エスカレーション率は32%と安定を維持しました
- 一つの正解に縛られないアプローチ:2つの成功戦略が浮かび上がりました高ボリューム・タスク特化型(小売、旅行業)と、多用途・マルチステップ型(製造業、金融サービス、公共部門、ヘルスケア)です
2つの成功戦略が浮かび上がりました――高ボリューム・タスク特化型と、多用途・マルチステップ型です
Dreamforceでエージェンティック・エンタープライズを体感する方法:
キーノートを見る
メインステージに登場するMarc Benioffのセッションをご覧ください(またはSalesforce+でリプレイをストリーミング視聴)。リアルタイムのエージェント導入戦略を実際にご覧いただけます。
キャンプグラウンドで体験する:
メインキャンプグラウンド内のAgentic Enterprise Cityへ足を運び、実際のビジネス課題を解決するAIエージェントのハンズオン展示をご覧ください。
今年のラインアップは Agentic Enterprise City ランディングページ でご確認いただけます。
ブレイクアウトセッションに参加する:
Agenda Builderを使って、高ボリューム型エージェントとマルチステップ型エージェントのスケーリングに関する業界別ディープダイブを見つけてください。
エージェンティック・エンタープライズ
Headless 360、Dreamforceを前にエンタープライズ全体へ拡大
Dreamforceを前に、SalesforceはHeadless 360の大規模な拡張を発表しました。これにより、Marketing、Sales、Service、Commerce、MuleSoft、Informatica、Tableau、そしてプラットフォーム全体にわたって対応範囲が拡大されます。その目標は、Salesforceのすべてのクラウドを再利用可能なエンタープライズ機能へと変え、権限を持つあらゆるAIエージェントがオープンスタンダードを通じて安全に検出・利用できるようにすることです。
Dreamforceでは、キーノートHeadless 360: Anywhere Humans and Agents Workにて、これらの機能が実際にどのように機能するかが紹介されます。
Headless 360についての詳細はこちら、および以下の動画でご覧いただけます:
9月8日
エージェンティック・エンタープライズ
Dreamforce 2026に備えよう:サンフランシスコから生中継
Dreamforce 2026 は、「エージェンティック・エンタープライズになるには実際に何が必要なのか」という問いに答える場です。エージェンティック・エンタープライズライブデモ、示唆に富んだスピーカー、そしてサンフランシスコで繰り広げられる3日間のブレークスルーの数々を通じて、ここは人間とエージェントが規模を問わず協働し、実際のビジネス成果を生み出す場所となります。
キーノートから顧客事例、そして現地限定の特別な瞬間まで、Dreamforce 2026ライブカバレッジでは、期間を通じてレポートをお届けします。ニュースチームが、最新のニュースやインサイトが明らかになるたびにこのページを更新していきます。
イベントにご参加中の方: 見逃したハイライトはこちらでチェックできます。
現地から離れた場所でご覧の方: Salesforce+でキーノードやセッションをライブ・オンデマンドで無料視聴いただけます。
Dreamforceについての詳細はこちらから:



















