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シーメンスとSalesforce、AIパートナーシップを深化させ産業分野の営業とサービスを再定義

Siemens Engages 100% of Its Inbound Leads with Salesforce’s Agentforce
シーメンスの「Teamcenter」がAgentforceと連携し、エンジニアリング品質で営業・サービス・顧客のワークフローに直接回答
Agentforceは、シーメンスの18,000人の営業担当者に向けて、すべてのインバウンドリードの見込み度を判定し、インバウンドの関心を実りある商談と収益成長へと転換

※本記事は2026年9月15日に米国で公開されたSiemens and Salesforce Deepen AI Partnership to Redefine Industrial Sales and Serviceの翻訳です。本記事の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語が優先されます。


サンフランシスコ ― 2026年9月15日 ― Salesforce(NYSE:CRM)業界No.1 AI CRMのSalesforceと、産業、インフラ、モビリティ、ヘルスケアに注力するリーディングテクノロジー企業シーメンス(SIEGY)は、本日Dreamforceにおいて、両社のパートナーシップにおける新たなる一章を記しました。Agentforceとシーメンスの「Teamcenter Service Lifecycle Management(SLM)」を組み合わせることで、シーメンスとSalesforceは産業企業が大規模にエージェンティック エンタープライズへ進化することを支援し、エンジニアリング品質の回答を営業・サービス・顧客のワークフローに直接組み込みます。

エージェントとエージェントを繋げるAIが産業サービスを変革

その結果、フロントオフィスにおいて新たなレベルのインダストリアル・インテリジェンスが実現します。かつてはエンジニアリング部門に問い合わせる必要があった質問も、今では顧客のワークフロー上で数秒で回答できるようになりました。サービス技術者は、現地訪問の前に、特定のシリアル番号に対応する適切な交換部品を特定できます。営業担当者は、技術的に有効かつ製造可能なアップグレードだけ見積りを作ることができます。また、顧客はエンジニアの対応を待つことも、ホットラインに電話することもなく、適切な部品を見つけて注文することが可能です。

Salesforce会長 兼 CEOのマーク・ベニオフ(Marc Benioff)は次のように述べています。「シーメンスとSalesforceは、産業規模でエージェンティック エンタープライズになるとはどういうことかを示しています。私たちは、テクノロジー、専門知識、業界知識のベストな部分を結集し、仕事の進め方や顧客対応の方法を再構築しています。これは、いわばAI時代の設計図です。テクノロジーをつなぐことにとどまらない深い協業によって、変革を加速し、新たな成長を引き出し、顧客にとって全く新しい価値を創出します」

Siemens AG社長 兼 CEOのローランド・ブッシュ(Roland Busch)氏は次のように述べています。「これまで数十年間、エンジニアの専門知識と現場で機械を保守する人材の間には隔たりがありました。私たちはこの重要なギャップを解消しています。デジタルツインを商業ワークフローに組み込むことで、サービス技術者や営業担当者の手にバーチャルエンジニアを届けています。シーメンスは産業AIを、Salesforceはエンタープライズ AIをもたらします。両社が力を合わせることで、エンジニアリング、オペレーション、ビジネスをつなぐ産業AIオペレーティングシステムの重要な構成要素を生み出します」

製造業にとって、このエージェント間の連携によるインパクトは即効性があり、革新的です。

業界分析によると、プロセスを数週間から数時間に圧縮できることで、より迅速なサービス、より信頼性の高い見積もり、そしてアフターマーケット収益を拡大する新たな機会が生まれます。アフターマーケット事業は、新規設備販売と比べて成長速度が約6倍、利益率は約4倍とされています。製品に関する正確な情報と顧客のコンテキストを結び付けることで、シーメンスとSalesforceは製造業が一度限りの設備販売を超えて、より深い顧客関係を築き、予測的かつ成果ベースのサービスモデルの基盤を築くことを支援します。

数千件の未検証リードから、すべてのリードへのエンゲージメントへ

シーメンスはAgentforceを導入し、AIエージェントによってインバウンドの営業開発を近代化しています。これにより、顧客は「AIforce」を通じてより柔軟な購買方法を得られます。AIforceは、データ、ワークフロー、ビジネスロジック、アクション、ガバナンスといったSalesforceのすべてをあらゆるエージェンティックインターフェースにもたらす、信頼性の高いエンタープライズAI実行基盤です。

シーメンスは月に2,500件を超える未検証のリードを受け取っていましたが、どのリードが営業担当者の時間を割く価値があるかを知る手段がありませんでした。そこで同社はAgentforceを活用し、18,000人の営業担当者に向けて、インバウンドの関心を大規模に実りある商談へと転換することにしました。リードはSales Cloudに流れ込み、連携して動作する2つのAIエージェント、エンゲージメントエージェントと見込み度判定エージェントによって対応・評価・振り分けが行われます。エンゲージメントエージェントは新規リードに連絡を取り、関心を示した見込み客を見込み度判定エージェントへ引き渡します。見込み度判定エージェントは各リードを精査した上で、最も有望な商談を適切な営業担当者に引き渡します。

エンゲージメントエージェントはCRMデータを活用してメールでのアプローチをパーソナライズし、各メールには、内部の記録IDを公開せずにリードを識別できる安全な公開鍵が含まれています。見込み客が見込み度判定用のリンクをクリックすると、その鍵によって見込み度判定エージェントは該当する営業記録を取得し、情報の確認や追加を行い、対話が進むにつれて予算や導入時期の要望といった詳細情報を保存できます。現在、シーメンスは132カ国において、これらのインバウンドリードの100%にエンゲージしています。

パートナーオンボーディングの効率化

シーメンスのグローバルなパートナーエコシステムには、よく見られるボトルネックがあります。販売代理店になりたい企業は同社のサイトを検索し、申込フォームに入力した後、さらなる連絡を待つ必要がありました。今後、AI SDRエージェントの「Piper」がこの待ち時間を解消し、その場で個別化した提案を作成し、条件を満たしたパートナーをパートナーアカウントマネージャーと直接商談予約させます。

パートナーが契約に至ると、社員は新しいサプライヤーをSlackbotに引き渡します。Slackbotは裏側でオンボーディングを統括し、認証・財務・リスクチェックを実行してSlack上に判断結果を表示します。一方、Regrelloを活用したAgentforce Operationsが、人間によるクリック操作を必要とせずにSAP上での最終的なオンボーディング作業を担います。その結果、サプライヤーオンボーディングはエンドツーエンドで自動的に統括され、プロセスは数週間からわずか数日へと簡素化されます。