Salesforce はエンジニアリングのナレッジと製品ロードマップに関するインサイトを厳選されたグローバルパートナーネットワークに提供し、世界中の信頼できる Agentforce エキスパートへのアクセスを大幅に拡大
ローンチパートナーとしてアクセンチュアとデロイトのほか、PwC、Slalom、IBM Consultingなど30社以上の企業が加入、全社が Agentforceでの実績が認定された企業
SalesforceのFDEパートナーネットワークは深い業界知識と専門的なSalesforceのトレーニングを融合させ、これらのパートナーは Agentforce の大規模導入を推進する役割を担当
※本記事は2026年4月15日に米国で公開されたSalesforce Launches the Forward Deployed Engineering Partner Network to Scale Agentforce Successの抄訳です。本記事の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語が優先されます。
株式会社セールスフォース・ジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役会長 兼 社長:小出 伸一、以下、Salesforce)は、Agentforceの展開を加速する新たなパートナー制度「Forward Deployed Engineering Partner Network」を発表しました。本ネットワークは、厳選されたグローバルパートナーに対し高度なエンジニアリング知見や製品ロードマップに関するインサイトを提供することで、企業によるAIエージェントの本番導入とスケールを支援し、測定可能なビジネス成果の創出を後押しします。
高い目標と成果のギャップを埋める
経営陣にとって、AIの実験段階は終わり、具体的なビジネス成果を生み出すことが求められています。しかし、実行面での大きなギャップが依然として残っています。IDC FutureScape*のレポートによると、「組織の3分の1以上が、AI実験の試行段階や単発的なソリューションの導入段階から抜け出せず、ROIを実現するためにはエンタープライズ向けのユースケースに焦点を移す必要があります」。多くの企業は初期の概念実証(PoC)を構築できますが、それらのパイロットプロジェクトを、実際にビジネスで運用できるシステムへとスケールアップするために必要な技術的基盤を備えている企業はほとんどありません。
エージェンティック エンタープライズへの変革には、モデルを導入するだけでは不十分です。独自のデータを分析し、複雑なセキュリティ環境内で動作し、一貫性のある信頼できる成果を提供できるシステムが求められます。Salesforceは、専門的なフォワード・デプロイ・エンジニアリング(FDE)(英語)のナレッジを顧客へ提供することを拡大することで、この需要に応えます。これにより、企業はAIへの高い目標と現実的な成果とのギャップを埋めるための、より多くの手段を得ることができます。
グローバルでの需要に応えるためのエリート・エンジニアリングの拡大
Salesforceは長年にわたり、Professional Services 、実装パートナー、Success Plan など、信頼性が高く成功を実現するためのソリューションのポートフォリオを通じて顧客を支援してきました。AgentforceがSalesforce史上で最も急成長する中、Salesforce はグローバル数万社に及ぶ顧客を支援するため、これらのソリューションへの投資を拡大しています。
Salesforce FDE Partner Network の立ち上げにより、企業は大規模かつ測定可能な成果を達成するために必要な高度なエンジニアリングノウハウを活用できるようになります。社内の知見や専門的なトレーニングを選定されたパートナーグループに提供することで、Salesforceは顧客が独自のビジネスの知見を本番環境で活用できる形へと具現化できるよう支援します。
Salesforce プレジデント 兼 最高収益責任者(CRO)、ミゲル・ミラノ(Miguel Milano)は、次のように述べています。「当社のパートナー・エコシステムは大きな競争優位性があり、Salesforce FDE Partner Network は、その優位性を『AIエージェント時代』に向けて実用化します。最も成功している組織は、単に Agentforce に投資するだけではありません。こうした組織は、そのテクノロジーを『エージェンティック エンタープライズ』へと変革する原動力へと転換できるエンジニアリングと業界知識の深さを兼ね備えたパートナーと連携しているのです」 このネットワークは、パートナー企業に社内プロダクトチームへの直接的な連携窓口を提供し、Salesforceのイノベーションのスピードに合わせた専門的なサポートを通じて、導入リスクを軽減し、複雑なデータに関する課題を解決します。また、パートナーへのインセンティブをAIエージェントが本番環境に到達した実績と連動させることで、 Salesforceはすべてのエンゲージメントが測定可能なビジネス価値をもたらすよう支援しています」
Salesforce プレジデントグローバル・プロフェッショナルサービス担当、ロリ・スティール(Lori Steele)は、次のように述べています。「AIの本番導入は、エンジニアリングとして体系的に取り組むべき領域です 。私たちは、エンタープライズ規模で実際にそれを実現してきたからこそ、そのことを理解しています。Salesforce FDE Partner Network は、社内で培ってきたスキル、能力、そして高い基準を活かし、選りすぐりのパートナーネットワークを通じて人材とパートナーシップを拡大します。お客様にとっては、これにより価値実現までの時間が短縮され、エンタープライズ環境で実証済みの導入に対する絶対的な信頼を得ることができます」
成功に向けて設計され、実績に裏付けられた知見
Salesforce FDE Partner Networkは、企業の規模や設立年数よりも、技術的な厳格さと実績を重視する限定的な認定プログラムです。すべてのメンバーは、 Agentforce の実証済みの導入実績を有する、厳格な審査を経たパートナーです。現在までに、FDE Partner Network に加盟する企業は、 Agentforce 実装の成功事例の3分の1を担っています。 こうした技術力と、金融サービス、医療、製造業などの業界における数十年にわたるナレッジを融合させることで、これらの企業は、複雑な規制環境下で成功するために必要な業界のナレッジを備えた、エンタープライズグレードのデジタル労働力を確実に構築することができます。
ローンチパートナーである Accenture と Deloitte に加え、Capgemini、Cognizant、IBMコンサルティング、KPMG、PwC、Slalom、Tata Consultancy Services などのグローバルなリーダー企業のネットワーク、さらにInspireAI、OSF Digital、Rosetree Solutions、Twoday、Oyなどのローカルの専門家、そして20社以上のその他のパートナー企業(英語)が参画しています。日本のパートナー企業としてはTerraSky、Flect、Globalway が含まれます。このグローバルなネットワークにより、顧客はロケーションや事業モデルに関わらずエンジニアリングのナレッジを活用でき、特定の業界要件に合わせてデジタル労働力を構築するための、安全かつコンプライアンスに準拠した道筋が整います。
Accenture チーフ・ストラテジー&サービス・オフィサー、マニッシュ・シャルマ(Manish Sharma)氏は、次のように述べています。「Salesforce FDE Partner Network は、エージェンティックAI時代における企業の変革を実現するという当社の使命において、極めて重要なマイルストーンとなります。Salesforceでトレーニングを受けたエンジニアを当社のデリバリーチームに直接組み込むことで、従来の導入作業の枠を超え、真のエコシステム・オーケストレーションへと進化しています。お客様にとって、これは単に Agentforce を『セットアップ』するだけにとどまらず、測定可能なビジネス価値をもたらす規模で、統合されたエージェント型ワークフォースを運用できるようデジタルコアを近代化することを意味します。このプロダクション優先のモデルにより、人の創意工夫と高速エンジニアリングを融合させ、ビジネスの意図をこれまで以上に迅速に、稼働中の高性能AIエージェントへと変換することが可能になります」
Deloitte Consulting LLP 米国Salesforce アライアンス・リード、 カール・ルピリウス(Karl Rupilius)氏は、次のように述べています。「Deloitte Digitalでは、エージェンティック フロントオフィスは、最初から信頼され、ガバナンスが確立され、本番環境向けに構築されて初めて価値を生み出すと考えています。Salesforce FDE Partner Networkは、従来の導入から組み込み型エンジニアリングへの重要な転換を反映しています。深い技術的ナレッジ、厳格なデータアーキテクチャ、そして設計段階からのコンプライアンスを統合することで、経営陣がパイロット段階から本番環境への移行をより迅速に進めるための確信をもたらします」これは単なる実装の問題ではなく、これらのシステムがどのようにゼロから構築されるかという点にこそ意義があります」Appiphony、Aquiva Labs、Bridgenextといった専門のプロダクト開発アウトソーサー(PDO)(英語)は、AgentExchange(英語)向けのアプリを開発する開発者たちに対し、これらと同じ高いエンジニアリング基準を提供しています。これにより、顧客が購入するソリューションは、自社で構築するものと同様に堅牢なものとなり、すべてのアプリケーションが導入初日からエンタープライズグレードの本稼働環境に対応できるよう設計されています。グローバルな規模と専門的な開発ノウハウを組み合わせることで、このネットワークは、AIエージェント時代における最も複雑なビジネス目標をサポートするために必要な、他に類を見ない広範な対応力を提供します。
方法論:FDEが成功を具体化する方法
Salesforce Professional Services であれ、FDE Partner Network であれ、デリバリーモデルは、ナレッジを持ち、成果重視のチームによって支えられています。これらのチームはお客様と密接に連携し、優先度の高いユースケースから、実際に稼働し、コンプライアンスに準拠したAIエージェント環境の実現までを推進します。
FDEデリバリーモデルの例には、以下の要素が含まれます。
- ソリューションアーキテクチャの設計: 1行目のコードを記述する前に、FDEはAIエージェントがエンタープライズデータにどのように接続するか、その動作をどのような権限が管理するか、そしてコンプライアンス制御がどこに配置されるかを定義します。これは、後付けで対応するのではなく、導入当初からSalesforceのベストプラクティスに沿ったものです。
- AIエージェント設計: 本番環境におけるAIエージェントの動作に関する詳細な設計図です。あらゆる意思決定、アクション、エスカレーション経路がマッピングされ、ビルドフェーズが始まる前に、信頼性のガードレールとコンプライアンスチェックが組み込まれています。これにより、最も重要な局面でエンタープライズ展開を頓挫させるような予期せぬ事態を排除します。
- 本番稼働および有効化後のハイパーケア: FDEはローンチ後も継続的に関与し、AIエージェントの挙動を監視し、本番環境で初めて表面化する問題を解決し、持続的なパフォーマンスを実現するための微調整を行います。ローンチはゴールではなく、スタートラインに過ぎません。
- 導入と変更管理: 技術的に完璧なAIエージェントであっても、ユーザーが信頼しなければ失敗に終わります。FDEは、準備、オンボーディング、および長期的な使用に向けた導入計画を策定し、実行します。
結論
AIエージェント時代において、成功は本番環境で稼働しているシステム、そして最終的には提供されたビジネス価値によって測られます。どの企業も独自のデータやワークフローに依存していますが、他社をリードしているのは、その独自性をエージェンティック・ワークフォースに直接組み込むためのエンジニアリングの体系を確立している組織です。
Salesforce は、 Success Plan 、 Professional Services 、そして新たにFDE Partner Network を統合したソリューションを通じて、AIへの投資から持続的な成果へと至る実証済みの道筋を提供します。専門家の支援と社内の技術的な厳格さを組み合わせることで、SalesforceはあらゆるAIエージェントの導入が高性能かつ長期的な安定性を備えるよう支援します。
AgentExchangeでSalesforce FDEパートナーを検索し、パイロット段階から本番環境へ移行し、真のエージェンティック エンタープライズとして大規模なビジネス成果を達成することが可能です。
詳細情報:
- Salesforceパートナーが企業をエージェンティック エンタープライズへと変革する方法は、こちら(英語)。
- AgentExchangeの新機能は、こちら(英語)。
- Salesforceが新しいSalesforceパートナープログラムを通じて顧客価値を創出する方法は、こちら。
- FDE が Agentforce を活用して、企業の複雑な課題を解決する方法は、こちら(英語)。
- 今最も注目されている役割が「Forward Deployed Engineer」である理由は、こちら(英語)。
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