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日本のステークホルダーの皆様へ(2026年)

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株式会社セールスフォース・ジャパン
代表取締役会長 兼 社長 小出 伸一 
2026年9月3日

編集注:本記事は、日本のステークホルダーの皆様へお送りする代表取締役会長 兼 社長 小出 伸一からのメッセージです。ステークホルダーの皆様へ情報をお届けするとともに、長期的な価値向上のための指針とすることを目的としています。

Salesforceは創業27年、そしてセールスフォース・ジャパンも26年目を迎えることができました。今日まで歩みを進めることができましたのも、ひとえに皆様からの信頼とご支援の賜物です。心より感謝申し上げます。

Salesforceは、AIエージェントプラットフォーム「Agentforce」を通じて、人間とAIエージェントが協働し、かつてないレベルの生産性と成長を実現する、テクノロジーの新たな時代を切り開いています。AIエージェントが私たちの同僚となる中で、私たちは透明性、安全性、そして社会に対する説明責任をこれまで以上に重視しています。企業はもとより、世界中のあらゆる人々やコミュニティがこのAIによる変革の恩恵を受け、共によりよい社会を築き上げていくことが私たちの目指す姿です。

これらは「信頼」「カスタマーサクセス」「イノベーション」「平等」「サステナビリティ」の5つのコアバリューを羅針盤に、「ビジネスは社会を変えるための最良のプラットフォームである」というSalesforceの信念に基づくものであり、今後も皆様とともにに歩んでいく所存です。

Technology – 責任あるAIとイノベーション-

急速に進化するAIの時代において、Salesforceは、テクノロジーには社会をよりよい方向に変える力があると確信しています。そして、AIの圧倒的なスピードや規模を活かしながらも、人間ならではの創造性を発揮し、最終的な判断や意思決定において主体性を保つことが重要であると考えています。AIエージェント時代を牽引する立場として、安全性、信頼性、そしてサステナビリティ兼ね備えたAIを提供することは、私たちの大きな使命です。信頼あるAIの普及に向け、2026年1月開催の「Hiroshima Global Forum for Trustworthy AI」に参加し、国内外のエキスパートの皆様と今後の道筋について意見を交わしました。2026年6月の「Agentforce World Tour Tokyo」ではラウンドテーブルを開催し、「責任あるAI」の本質と実践について議論を深めました。

また、非営利セクターのテクノロジー活用による社会的インパクト拡大のため、「生成AI活用入門ワークショップ」や「NPO Salesforce活用共有会」も開催いたしました。さらに非営利セクターのAIエージェント活用を支援するアクセラレータープログラム「Salesforce Accelerator – Agents for Impact」の日本展開も準備を進めています。

これからもあらゆる領域の皆様と手を携え、安全で信頼できるAIの普及に尽力してまいります。

People  -従業員のエンパワーメントと社会貢献の「1-1-1モデル」-

Salesforceの成功の基盤は「人」です。AI時代において、全社員のAI活用能力(AI Fluency)向上と「Top 10 Enterprise Skills(適応力や人間ならではの視点)」の開発に投資し、人間とAIが協働する働き方を推進しています。

コアバリューのひとつである「イクオリティ(平等)」のもと、誰もが挑戦し可能性を広げられる文化づくりに取り組んでいます。2026年6月には女性向けリーダーシップ開発プログラム「EQE:LEAD Summit JPKT」や「Trailblazing Women Summit Japan」を開催し、AI時代における社内外の次世代女性リーダーの活躍を強力に推進しました。

Salesforceは創業当初から、社会貢献の「1-1-1モデル」を通じて、株式・製品・従業員の就業時間の1%を社会に還元し、より公平でサステナブルな社会の実現を目指しています。日本では累計1,000万ドル以上の助成・寄付、44万時間以上のボランティアを実施、800を超える非営利・教育機関へテクノロジーを提供してまいりました。2025年度からは新たに環境サステナビリティ領域の助成も開始し、アースウォッチ・ジャパン様やジャパン・プラットフォーム様への財政支援を通じて国内の自然環境保全や自然災害への備えを強化しております。

この1-1-1モデルは Pledge 1%という世界的ムーブメントへ広がり、約20,000社の企業にご参画いただいています。日本でも多くの企業の皆様がこの志を共にし、実践してくださっていることに深く御礼申し上げます。

Planet -地球環境-

地球環境の健全性とビジネスの成功は密接につながっています。私たちは、人間とAIの力を掛け合わせ、地球環境の保護と回復を進めています。

持続可能な未来を実現するためには、AIの開発や展開からその利活用に至るまで、あらゆる分野の方々の協働が必要です。Salesforceでは、AIが地球環境に及ぼす負荷(フットプリント)を低減するため、「需要の最適化(Smart Demand)」「効率化」「クリーンな供給」の3つのアプローチを採用しています。社内においては、従業員が環境に配慮してAIを利用するためのガイドラインを策定し、タスクに応じた最適なLLM(大規模言語モデル)の選択や的確なプロンプトの作成などを通じて、環境負荷を抑えながら効率と成果を最大化する「サステナブルなAI利用」を推進しています。

環境保全の視点においても、Salesforceは未来のエコプレナー(環境起業家)育成のため、2026年7月には高校生を対象とした「AI Sustainability Camp 2026」を開催いたしました。AIの環境コストへの理解と社会課題解決アイデアの発表を通じて次世代リーダーの育成に取り組んでいます。また、ネイチャー・ポジティブの実現に向けた森林保全プロジェクト「Salesforce Park Wakayama」を通じて一般社団法人more trees様を支援し、5万本の植樹目標に向けた取り組みを進めています。

私たちが今迎えているのは、人間とAIエージェントが協働して世界を変革していく未来へ向かうという、まさに人類の転換期です。このような時代においても、これからもコアバリューを羅針盤として、日本社会のさらなる発展のために尽力してまいります。

ぜひ皆様とご一緒にこの歩みを進めていけますと幸いです。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

2026年度の ステークホルダー インパクト レポートテクノロジー、人材、地球環境における取り組みの進捗状況をまとめた報告書)を公開いたしました。是非ご覧下さい。

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