チームの予算達成に向き合う営業担当者。週末に届いた100件超のケースを前にしたサポートチーム。立場の違う2人の仕事が、Claudeと Slackの中で前に進んでいきます。Dreamforce 2026で発表した「AIforce」が描く世界を、2つのデモ動画でのぞいてみましょう。
AIforceとは ― 確率論と決定論を融合、Salesforceにログインしなくても仕事は進められる
AIの活用は、個人レベルでは広く浸透しました。しかし、それが企業の変革にまで結びついているとは、まだ言えません。最先端のAIモデルは飛躍的に賢くなりましたが、それだけで企業の業務を回すことはできないからです。というのもAIモデルは確率論的に動きます。推論や解釈は得意ですが、ビジネスの守るべきルールまでは知らないからです。一方、企業の業務は、データ、ルール、ワークフロー、権限、ガバナンスといった決定論的な仕組みの上で、正確に、一貫して、信頼のもとで動いています。
この2つをつなぐのが、SalesforceがDreamforce 2026で発表した「AIforce」です。AIの確率論的な推論力と、Salesforceの決定論的な業務の基盤を融合させて、企業活動になくてはならない信頼できるアクションと成果へと結びつけます。これからは、人がSalesforceにログインする必要はありません。Claude、Slack、Lightningなど、使い慣れた場所で、Salesforceが利用可能になります。あらゆる操作は、これまでの権限とビジネスルールのもとで実行されるため、新しい権限モデルも、移行も、個別の連携開発も不要です。管理者が一度つなげば、チームは初日から使い始められます。
さらに、決まった画面を眺めるだけではありません。やりたいことを自然言語で伝えるのみで、インターフェースやAIエージェント、ビューを自分で組み立てることもできます。
今回ご紹介する2本の動画は、その姿をClaudeとSlackで描いたものです。
Claudeforce ― 予算達成の鍵を、Claudeが見つける
営業の田中さんは、チームの予算達成に向けて、どの案件に力を注ぐべきかを判断しなければなりません。今期の着地見込みは予算の81%。残るギャップを埋める鍵は、4,000万円の大型商談です。
AIには考える力があります。ただ、自社の顧客も、商談の経緯も、社内のルールも知りません。そこで田中さんが使うのがClaudeforceのSalesforce in Claudeです。数クリックで接続でき、見えるのは自分の権限で見てよい情報、動かせるのは会社が決めたやり方だけです。営業向けのスキルは最初から用意されています。
「予算達成に向けてパイプラインの状況を元にシミュレーションしたい」と伝えると、Claudeがパイプライン全体を分析し、受注見込みの商談を選ぶだけで予算達成率を試算できます。注力すべき案件も、AIが提案します。
最大の案件では、キーマンから1週間連絡がないというリスクを検知し、Salesforce・Slack・メールの記録と過去の導入経緯から受注を止めている要因を読み解き、先回りの一手を提案します。田中さんが指示すれば、Salesforceのワークフローが情報セキュリティ担当へのToDoを作成します。キーマンへのQ&A打診メールも、下書きまで自動で用意されます。
Claudeforce デモ動画
Slackforce ― Salesforceを開かなくても、仕事は進む
月曜日の朝。サポートチームの前には、週末に届いた200件以上の未解決ケースが積まれています。1件ずつ開いて契約や過去の問い合わせを確かめるのは、大変な作業です。
「Slackforce」は、Salesforceを開かなくても、Salesforceの仕事が前に進む体験です。Slackbotに頼むと、未解決件数やCSAT、期限の状況をまとめた「サポートケース状況ダッシュボード」がすぐに完成します。最上部には、期限が迫る緊急ケースが、カウントダウン付きで表示されます。ダッシュボードは、チャンネルやメンバーに共有できます。
緊急ケースの詳細は、そのままSlack上で確認できます。Slackbotが、注文の配送先住所がお客様の依頼と違うことを見つけ、注文とケースの更新内容を提示。「Update All」を押すだけで、Salesforceのレコードに反映されます。Slackが、Salesforceへの玄関になります。
Slackforce デモ動画
考える力に、仕事を進める力を。Salesforceを、いつもの会話の中へ。AIforceが描くのは、どこにいても、同じ信頼できる基盤で仕事が進む世界です。
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