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Best of Tableau Web 2023年9月号 Tableauユーザーの使い方やTipsをご紹介

Best of Tableau Web とはTableauコミュニティによって作成されたコンテンツをまとめ、再発信するブログです。Tableau AmbassadorやVisionaryと呼ばれる方々から推薦された各種コンテンツをデータ分析やデータビジュアライゼーションなどいくつかの項目毎にまとめ、ご紹介します。

Best of Tableau Web へようこそ!

みなさん、こんにちは。Tableauソリューションエンジニアの杉村です。

Best of Tableau Webは、Tableauコミュニティによって作成された記事をまとめ、再発信するブログです。初心者から上級者まで、Tableauのデータ分析やデータ可視化技術、学習法に関する役立つ情報を提供しています。

9月号では、Tableauの「学習方法」を特集して、Tableauをこれから学び始める人、これからさらにレベルアップしたいと思ってる人に役立つコンテンツを紹介します。

Tableauを学ぶ際、Googleで検索できるリソースが豊富で非常に便利だと感じる一方で、どのような方法でTableauスキルを高めればよいか、適切な学習方法を見つけるのを難しく感じたことはありませんか?
今月号では、4人の新たなTableauユーザー、そのうち2人はTableauアカデミックプログラムを利用する大学生をお招きし、4名のTableauの学習方法を紹介し、それぞれのTableau学習方法を共有いただきます。

みずぐちときこ, DATA Saber

業務でTableauを活用して4年。当初は日本語の情報が少なく、コミュニティーのイベントに片っ端から参加し、たくさんの学びをいただいてきました。今回は当時の自分に教えてあげたいコンテンツをご紹介します。

杉山愛, フリーランス

Tableauと出会って3年間「Tableau」な使い方が全然できていない時に、Tableauコミュニティと出会い、Tableauの機能やその機能を駆使したVizに魅了されてDATA Saberに挑戦しました。現在は #1日1Tableau で日々「Tableau」な筋トレをしています。

いざわりょうか, Tableau Academic Ambassador, 法政大学

優しい社会人の方々に支えられ、ビジネスで使われているTableauを学生で文系の私でも触れるようになりました。社会人!は“仕事か家庭か“ってイメージを勝手に持っていましたが、Tableauコミュニティに参加し、会社業界年齢バラバラの方々が繋がり合い、スキルアップや挑戦できる場所になる、サードプレイスコミュニティに大きな感銘を受けました。

馬緤百優, Tableau Academic Ambassador, 北陸大学

大学2年生前期に開講された「統計学Ⅰ」でTableau と出会いました。過去に参加したTableauのコンテストで出会った、他大学Tableauユーザーの学生さんから刺激をいただき、 現在はDATA Saberに挑戦しています。今回は、対象を地方学生にフォーカスしてお勧めしていきます!

Tableau とは?

Tableauはデータ可視化ソフトウェアで、ビジュアルなグラフやダッシュボードを作成し、データを使った問題解決に変革をもたらします。あらゆる規模の組織が Tableau を利用している理由をご覧ください。

みずぐちときこさん

おすすめの学習教材と利用方法

–Tableauの初心者からマスターするための1から12までのステップを幅広く紹介してくれました。中でも一押しの学習教材と利用方法を教えてください。

ハンズオン体験後、手本をもとに業務データをチャートや数表にするまではすぐできたのですが、可視化の対象が広がるにつれ、自分のイメージしたものを自由に作れる力を身に着けたいと思うようになりました。

そんな時、DATA Saberの制度がスタートし、技術課題とトレーニング教材の解説動画を見て学んだことがとても力になりました。

ビジネスユーザーの場合、時間の制約や師匠探しが壁で、DATA Saberをスルーされるかもしれませんが、その中の技術課題は無償で基礎から上級まで技術を学べる優れものの学習教材です。認定を目指すかは別にして、一度は技術課題で腕試しし、解説動画をご覧になることをお勧めします。当時はDATA Saberに挑戦する自信も勇気もなかった私ですが、その後、8~10の学習方法に取り組むことで、継続的にアウトプットを続けることで自信がつき、一年前にようやく挑戦することができました。

杉山愛さん

業務に困らない実力がついたと感じた瞬間

–Tableauの書籍から実践的なスキルを高めるコンテンツを多く紹介してくださった印象を受けました。勉強の過程で、業務利用でのスキル向上を感じた段階について教えていただけますか?

DATA Saberに挑戦した3ヶ月間が、私にとって最も学びが多かったです。DATA Saberに参加してから、業務でTableauを使用する際にほとんど困ることがなくなったと感じています。私が紹介した勉強方法に含まれる4〜5のクエリパイプラインやLOD計算は、私自身が躓いたポイントを克服するのに役立ったコンテンツです。Tableauを使う上で多くの人が躓くポイントなので、Tableauを始めたばかりの方からベテランの方にも役立つと思います。

6〜9の勉強方法は、普段業務では使うことが少ない機能を試すためのアプローチです。DATA Saberは特定の時点のTableauの機能に基づいてコンテンツが提供されていることや、仕事で使用できる社内のサーバー環境が少し古いバージョンを使用していたため、Tableauの新しい機能を活用できないという課題がありました。このもどかしさを解消するために、DATA Saberを終えた後も、#1日1Tableauという取り組みを始めて、新しい知識とスキルの習得を探求し続けています。

いざわりょうかさん

ユーザー会やSalesforceイベントの情報収集

–Tableauユーザー会やSalesforce公式イベントへの参加が印象的でした。Tableauユーザー会などのイベントはどのように情報を得て参加しているのでしょうか。今後Tableauのイベントに参加したいと考えている方に、おすすめの情報収集の手段を教えてください。

主にX (Twitter) を通じて情報を入手しています。JTUG (Japan Tableau User Group) の公式アカウントをフォローしたり、Tableauに関連する情報を発信している個人をフォローすることで、自然にTableauユーザー会やイベントに関する情報を得ることができます。Tableauのユーザー会の中でも、学生ユーザー会や中部ユーザー会など、自身に近いコミュニティや入りやすいコミュニティから参加することをおすすめします。こうした場で他のユーザーと交流し、共通の興味を持つ仲間を見つけることは、新たなコミュニティに参加する際のきっかけにもなります。まずは、X (Twitter) アカウントを作成し、情報収集の仕組みを整え、そして勇気を出してユーザー会に参加することをお勧めします。

馬緤百優さん

DATA Saberプログラムの師匠の見つけ方

–Tableauコミュニティ資格のDATA Saberにチャレンジしているとお聞きしました。DATA Saberを取得するには、師匠を見つけて指導を受けることが必要ですが、どのように師匠を見つけたのでしょうか。

大学のゼミでDATA Saber認定を受けた方から説明を受ける機会があり、是非やりたいと思い X (Twitter) でDMをして師匠を見つけることができました。私はきっかけは大学のゼミですが、DATA Saberには、DATA Saber Bridgeという仕組みがあり、DATA Saber Bridgeに応募すると師匠の紹介もしてくれるので、自分自身で師匠を見つけてお願いをするハードルを感じている方には、DATA Saber Bridgeを通じてDATA Saberプログラムに参加することをお勧めします。

Tableauアカデミック最新情報

Tableauは「すべての人が」データを見て理解することを支援します。その”すべての人”にはビジネスパーソンだけではなく、学生や教員ももちろん含まれます。2011年からTableauは学位を授与する認定教育機関の学生と教員へ、データ準備および可視化ツールのPrep、Desktop、Tableau Cloud製品と教育リソースを「Tableauアカデミックプログラム」の基、無償で提供しています。

SalesforceでTableau Community と Tableau アカデミックプログラムを担当する甲斐 恵梨佳さんにTableauのアカデミックプログラムの最新ニュースを紹介いただきます。

甲斐 恵梨佳, Corporate Marketing Senior Analyst

データスキルは現代において、年齢や職種そして業界にかかわらず必要不可欠なスキルとなりつつあります。私たちTableauはデータスキルを全世界1,000万人に身に付けていただくべく、無償の学びのコンテンツを提供しています。

  1.  データスキルを 1,000 万人に
    Tableau, a Salesforce Company
  2. Tableau アカデミックプログラム
    Tableau, a Salesforce Company

日本では既に、文部科学省認定の「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度」において認定されている、大正大学と北陸大学において Tableauがデータを学ぶ際のツールとして導入され、授業やゼミでスキルを付けた学生がその個性を学外でも輝かせています。

  1. ゼミ生のアウトプットと学外交流の機会が飛躍的に増加 – 福岡大学 
  2. 社会人基礎力として必須となったデータサイエンス – 大正大学 
  3. 「分権型 IR 組織」を目指しデータ分析基盤にTableau を採用 – 北陸大学 
  4. Tableauアカデミックアンバサダー 

学生のうちからデータを学ぶことは、決して早すぎることはありません。データ人材の価値が高まる今、ぜひ学生・教員の皆様は今すぐTableauアカデミックプログラムへ申請をしてみてください。

  1. Tableau 学生向けプログラム申請ガイド
  2. Tableau 教育向けプログラム申請サイト

Best of Tableau Web 記事検索

Tableauのユーザーに役立つコンテンツライブラリBest of Tableau Webで紹介した記事をユーザーのニーズに合わせて検索できるようにする機能を追加しました。知りたいキーワードを入力することで、Tableauアンバサダーが選んだおすすめ記事を検索いただくことができます。

いかがだったでしょうか。

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より効果的かつ効率的なデータ分析を支援するための新機能を備えています。Tableau の新機能をご覧ください。

次回のBest of Tableau Webは、10月末に公開予定です。お楽しみに!

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Rintaro Sugimura ソリューションエンジニア

Tableauのプリセールスとして顧客並びにユーザーコミュニティの技術力アップを支援して います。Tableau全世界トッププリセールス40の1人。Salesforce Peak Performersなどの受賞歴。Twitter(@rsugimura17) や Youtube (Tableau極める) でもTableau製品技術について発信しています。

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