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【2年連続】Salesforce(セールスフォース)がガートナーのCDP部門マジック・クアドラントでリーダーの1社に

Salesforceは、「Customer Data Platform(CDP)」部門における「2025 Gartner® Magic Quadrant™(ガートナー・マジック・クアドラント) for Customer Data Platform」で、「実行能力」と「ビジョンの完全性」の両軸で最上位、2年連続でリーダーの1社として評価されました。

Salesforceは、昨年に続き、「2025 Gartner® Magic Quadrant™」の「Customer Data Platform(CDP)部門において、リーダーの1社として評価されました。

ガートナーは12社のベンダーを評価。Salesforceは前年同様、「実行能力」と「ビジョンの完全性」の両軸で最上位に位置づけられました。

リーダーの位置づけは、世界中の企業がAI主導の変革を達成するための卓越した顧客データソリューションを提供するという、Salesforceのコミットメントの証であると考えています。

レポートの無料版はこちら(英語)からダウンロードできます。

この評価は、お客様やパートナーのみなさまの継続的なサポートのおかげであり、信頼と協力に感謝いたします。

企業が信頼できるAIエージェントによって無限の労働力を構築できるよう、Salesforceは他に類をみないデジタル労働プラットフォームを提供しています。

Data Cloudの利点

SalesforceはCDP領域において「Data Cloud(データクラウド)」というプロダクトを開発しています。Fortune 100社のほぼ半数が「Data Cloud」を利用しており、真のビジネス価値をもたらすことでイノベーションを促進するその力を証明しています。

あらゆる業界におけるお客様の成功事例(英語)は、「Data Cloud」の変革力を示しています。ヒースロー空港Saks社(英語)、フィッシャーアンドパイケル社FedEx社(英語)、Kawasaki Motors Corp., USA.(英語)、Wyndham Hotels & Resorts(英語)などの企業が、顧客との関係強化、生産性向上、収益改善のために、日々「Data Cloud」を活用しています。この成功は、「Data Cloud」の優位性によって実現しています。

▶ 日本のData Cloud活用事例はこちら

昨今の企業は、データのサイロ化や信頼性の低いインサイト、そして実行可能性の低いアクションといった問題に苦しんでいます。これは、AIエージェントの時代において特に懸念されていることです。AIエージェントは、顧客レコードに基づいた実行可能なインサイトを生成するために、適切なデータとコンテキストを必要とします。

Data Cloud」は、Salesforceプラットフォームにネイティブに統合されたハイパースケールのデータエンジンです。Customer 360(あらゆるフロントオフィスアプリケーション全体でアクション可能な顧客の統合ビュー)を実現するために必要な構造化データと非構造化データ、およびメタデータの全てを提供します。

社内アプリやシステム、チャネル、外部データレイク、さらにはメールや画像、PDFなどを「Data Cloud」は統合し、顧客のニーズをより理解し、将来のニーズを予測するのに役立つ統合顧客プロファイルを作成します。

「Data Cloud」はAIエージェント「Agentforce(エージェントフォース)」を強化し、独自のデータに基づいてAIエージェントを構築。データトリガーのワークフローや高度な分析、AI搭載アプリケーションによる自動化を可能にすることで、企業がデータとAIエージェントを活用して顧客満足度の向上に革新をもたらします。

ローコードツールとプロコードツールの両方を備え、組織全体がデータにアクセスして活用できるようにし、チーム全体のセルフサービスや情報に基づいた意思決定、イノベーションを支援します。

「Data Cloud」は顧客データを一元化することで、部門を超えた全ての顧客に対する共通理解を促進し、データの意味とコンテキストを明確にし、他にはない強力な統合データおよびメタデータモデルを提供します。

【部門別】Salesforce Data Cloud ユースケース集10選

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「Data Cloud」により、AIは「Sales Cloud(セールクラウド)」や「Service Cloud(サービスクラウド)」、「Marketing Cloud(マーケティングクラウド)」、「Commerce Cloud(コマースクラウド)」、「Mulesoft(ミュールソフト)」、「Tableau(タブロー)」、「Slack(スラック)」などのプロダクト全体で、正確なインサイトを活用できます。

「Data Cloud」とCustomer 360、そして「Agentforce」は、顧客とパートナーがAIのメリットを享受するために必要な3つの要素です。また、Salesforceはソリューションが強力であるだけでなく、信頼性と安全性も保証しています。

「Data Cloud」は、異例の普及を遂げ、大幅な成長と勢いを見せています。これは、最新の2025会計年度の業績(英語)にも反映されています。「Data Cloud」とAIで、年間経常収益が前年比120%増の9億ドルを達成し、他を圧倒する勢いを示しました。そのなかで「Data Cloud」は、ゼロコピー連携によって取り込まれたまたは接続されたレコード数が50兆件を超え、その量は前年比で倍増しました。

Salesforceの視点:
「ガートナーによって、実行能力とビジョンの完全性の両軸において2年連続最上位に位置づけられたことは、Customer 360ビジョンAIイノベーションを実現する「Data Cloud」の比類なき強みを裏付けるものだと考えています。

ハイパースケールのデータ処理能力やゼロコピー、非構造化データ処理、データガバナンス、そして独自のAIモデルを持ち込むことができるオープンエコシステムを組み合わせたSalesforce独自のアプローチにより、サイロ化したデータを解放し、調和させ、統合します。これにより、組織は全ての構造化データと非構造化データを統合し、パーソナライズされた実用的なエンゲージメントを推進できます」
– Rahul Auradkar氏、 Salesforce Data Cloud EVP兼GM

営業・カスタマーサービスが変わる!Data Cloudのゼロコピーとは?

営業・カスタマーサービス部門の成功の秘訣は、AIとデータの活用です。CRM内外のデータ資産を活用するユースケースをデモ動画でご紹介します。

顧客の視点

Adeccoグループ(英語)は、「Data Cloud」と「Agentforce」を導入して、40以上のSalesforceインスタンスと、5000の地域代理店、そして60か国以上に散在するデータを一貫性のあるビューに統合し、グローバル規模で迅速かつ高品質なサービスを提供することで採用活動を拡大しました。

Data Cloudは、私たちのサービス提供に不可欠なものです

Greg Shewmaker氏
Adeccoグループグローバルオペレーション&AIシニアバイスプレジデント

Precina社(英語)は、エージェントファーストのアプローチで、一人ひとりに合わせた糖尿病サポートを大規模に提供しています。Salesforceは、Precina社が「Health Cloud(ヘルスクラウド)」、「Data Cloud」、電子カルテ(EMR)、検査レポート、画像診断センターからのデータを安全に統合し、一元化することを支援し、医療従事者が患者とのやり取りにおいて最大20倍の生産性を実現しています。

私たちが患者をケアするのと同じように、私たちのデータを管理するSalesforceを信頼しています

Josiah Bryan氏
Precina社リードAIリサーチャーCTO

Data +AI イノベーション

生成AIとAIエージェントは変曲点にあります。「Data Cloud」は、業界をリードするRAG(検索拡張生成)とハイブリッド検索機能を使用して、組織の顧客データに基づいてAIエージェントを安全に構築することで、「Agentforce」の可能性を最大限に引き出します。

Salesforceは、データとAI、そしてアプリケーションの統合によって、AIドリブンのエージェントや、ナレッジを行動に移すワークフロー、そして高度な自動化を迅速にお客様へ提供します。

Data Cloudのお客様は、ゼロコピー非構造化データのサポートSub-Second Real-Time Layer、そしてData Cloud Governance(英語)による全てのデータとメタデータに対する大規模なガバナンスなど、Salesforce製品全体でデータとAIにアクセスでき、実行可能で信頼できる、新しい機能と拡張機能を利用できるようになりました。

Salesforceは、AIエージェントによって強化された人がエンタープライズテクノロジーの未来を象徴し、飛躍的な価値をもたらすことを確信しており、お客様のために継続的なイノベーションに取り組んでいます。

オープンで拡張可能なエコシステム

「Data Cloud」は、ゼロコピーの概念を先駆けて実現し、顧客がサイロ化されたデータを移動することなく、直接アクセスしたいというニーズに対応しています。ゼロコピーへの投資は、孤立したシステムに保存されたデータを活用したい、特に、システム間でのデータ転送を避けたいと考える多くのお客様からのフィードバックによって推進されました。

今後の展望

「2025 Gartner® Magic Quadrant™」のCDP部門においてリーダーとして評価されたことはSalesforceにとって大きな成果であり、Salesforceのイノベーション、顧客の成功、そして比類なきAIとデータドリブン型ソリューションの提供への献身を強化するものだと考えています。Salesforceは、成長を促進し、顧客体験を向上させ、デジタル労働力の向上と未来の仕事の基盤を築く、高度な技術で企業を支援することに引き続きコミットします。

Gartner®, Magic Quadrant™ for Customer Data Platforms, 26 March 2025, Lizzy Foo Kune, Rachel Smith, Benjamin Bloom, Suzanne White, Audrey Brosnan, David Walters, Adriel Tey.

この図表は、Gartner, Incが大規模なリサーチの一部として公開したものであり、文書全体のコンテクストにおいて評価されるべきものです。オリジナルのGartnerドキュメントは、リクエストにより Salesforce からご提供することが可能です。Gartnerは、Gartnerリサーチの発行物に掲載された特定のベンダー、製品またはサービスを推奨するものではありません。また、最高のレーティング又はその他の評価を得たベンダーのみを選択するようにテクノロジーユーザーに助言するものではありません。Gartnerリサーチの発行物は、Gartnerリサーチの見解を表したものであり、事実を表現したものではありません。Gartnerは、明示または黙示を問わず、本リサーチの商品性や特定目的への適合性を含め、一切の責任を負うものではありません。Gartnerは、Gartner, Inc.および/または米国とその他の国におけるその関連会社の商標およびサービスマークであり、Magic Quadrantは、Gartner, Inc.および/またはその関連会社の登録商標であり、本書では許可を得て使用しています。All rights reserved.

無償で使えるData Cloud Provisioning

生成AI時代が本格化する中、幾多のAIが登場しています。その中でSalesforce の AI である 「Einstein 」は「ビジネスに最良のAI」を謳っています。その理由を詳説します。

<注釈>

※本記事は米国で公開された “Salesforce Named a Leader in the 2025 Gartner® Magic Quadrant™ for Customer Data Platforms: Highest in Execution and Furthest in Vision” の抄訳版です。本ポストの正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語が優先されます。

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