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仕事と家庭の両立も、兼業も。AI時代の「マルチな私」の作り方

AIエージェント時代の今、AIを味方にすることで仕事と家庭の両立がより円滑に進むかもしれません。そんな“マルチな私”を実現する2人のライフスタイルをイラストを用いて紹介。「余白」を生み出すAI活用のヒントを届けます。

仕事も家庭も“同時進行”できる時代が来たとしたら、あなたは何を始めますか?

これまで時間的・物理的に切り分けていた仕事と私生活は、AIを活用することで、1人でも同時にこなせるようになってきました。

この記事では、そんな“マルチな生活”を実践するインフルエンサーたちに取材。日常の中でAIをどのように活用し、仕事と私生活を両立しているのかを伺いました。実例をもとに、AIエージェント時代の新しいライフスタイルをイラストも用いてわかりやすく紹介していきます。

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まりさんの「マルチな私」:ワンオペママでも執筆活動や趣味もマルチに挑戦

●まり(@m316jp2
理系主婦/著者/コラムニスト

国立大学理系学部、大学院を修了後、メーカー勤務を経て専業主婦に。現在は3人の男の子を育てながら、家事・子育て・学びのサポートなど、暮らしの中で生成AIを活用している。NHK「チルシル」・日テレ「カズレーザーと学ぶ」などのテレビ番組でも紹介。2025年からは講談社の「 With Class mama」 公式コラムニストとして、主婦の視点からAI時代の暮らし方を伝えている。

ワンオペで3人の子どもを育てていると、家事・育児の「小さな判断」が絶え間なく押し寄せます。

私はそれらをAIに任せることで「考える余裕」を取り戻しました。

たとえば、以前は家族5人分の図書館貸出状況を知るために、一人ずつログインして確認していました。今ではAIに「全員分の貸出状況を一覧にして」と指示するだけ。数分で自動的にまとめてくれます。

ほかにも、PC内の古いスクリーンショットを自然言語で整理したり、冷蔵庫の在庫から子ども向けレシピを提案してもらったりと、AIが暮らしの裏方として動いてくれます。

また、スマホで撮った息子のバスケ試合動画を生成AIに分析してもらうと、まるでコーチのようなコメントが返ってきて、親子の対話のきっかけにもなりました。
家事・育児・仕事・学びがAIによって自然に並行して進み、“同時進行”が日常になっています。以前よりも落ち着いて子どもと向き合える時間も増えました。

生まれた余白は、新しい挑戦へとつながっています。現在は「家庭×AI活用」をテーマに書籍執筆を進め、女性向けメディアの企画立案も。テレビやWeb媒体の取材を通して「主婦目線のAI活用術」を伝える機会も増えました。

私は「家庭は未来を作る最高の実験場」だと思っています。失敗しても仕事ではないのだからと割り切って、まずは試してみる。その挑戦が、ビジネスだけでなく育児や生活におけるAI活用を広げていく良いきっかけになると感じています。AIは効率化の道具ではなく、暮らしの余白を支えてくれる相棒です。

堀元見さんの「マルチな私」:ひとり6役で仕事もプライベートも細部にまでこだわれる

●堀元見(@kenhori2
作家/YouTuber/Podcaster

理屈っぽいコンテンツを作り散らかすことで生計を立てている。約40万人の登録者数を誇るYouTubeチャンネル「ゆる言語学ラジオ」の出演やプロデュースも行う。著書に『読むだけでグングン頭が良くなる下ネタ大全』(新潮社)などがある。

作家・YouTuber・経営者として、多くのアウトプットを同時に走らせています。

大量のアウトプットを行うためにはもちろんインプットが欠かせず、そのための最大の課題はリサーチでした。本を1冊読み込むのに丸1日かかることもあり、そこが制作のボトルネックだったのです。

いまはAIに一次リサーチを任せることで、平均2日かかっていた調査が半日に。執筆と合わせても全体は3分の1に短縮され、台本完成後のファクトチェックまでAIに任せられるようになりました。特に「AIが自分のギモンや調べたい内容の新書を即時出版してくれる」感覚は衝撃的で、立ち止まる時間がほぼ消えました。

結果としてYouTubeの再生数もうなぎのぼりを続けており、平均再生数はここ1年で倍くらいになりました。

今では順番に進めているだけでも“6人分の自分”が並走しているような感覚があります。1人は文献を掘り、1人は台本を磨き、1人はチェック役、1人は買い物や生活の相談係、1人はYouTube企画の種を考え、もう1人は趣味に時間を割く──そんな分身たちが同時に働いているイメージです。

AIは効率を超え、創作を前に進めるための頼れる相棒です。

まとめ

AIの活用は、忙しさに追われる日常から“思考の余白”を取り戻し、私生活と挑戦の両立を後押ししてくれます。効率化にとどまらず、創作や自己実現の幅が大きく広げることが可能に。

仕事でもプライベートでも、ひとりで複数の役割を求められる時代だからこそ、AIを相棒にすることで、自分らしい働き方や暮らし方、時間の使い方が叶えられます。

SalesforceのAIエージェント「Agentforce(エージェントフォース)」なら、あなたの挑戦を支える、頼れるパートナーになってくれるでしょう。あなたも、自分らしい“マルチな私”を見つけてみませんか。

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AIエージェントを作成し、展開するためのプラットフォーム「Agentforce」(エージェントフォース)について、5つのポイントで解説します。

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