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中小企業におすすめのメールマーケティングツール8選!目的別の選び方も解説

メールマーケティングツールおすすめ8選を徹底比較。メール配信システムからMAツールまで失敗しない選び方も解説します。

メールマーケティングツールは、大きく「メール配信システム(配信特化型)」と「MAツール(マーケティングオートメーション型)」の2タイプに分かれます。メールマガジン配信が中心なら配信システム、顧客の行動に応じたシナリオ配信やCRM連携まで行いたい場合は、MAツールが適しています。

ツールごとに対応するリスト規模や料金体系が異なります。自社の配信リスト数・目的・連携したい既存システムを先に整理してから比較すると、導入後のミスマッチを防げるでしょう。

この記事では、主要8ツールの機能・料金を比較表付きで紹介し、目的別の選び方まで解説します。

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Key Takeaways

This summary was created with AI and reviewed by an editor.

メールマーケティングツールとは?2つのタイプを解説

メールマーケティングツールとは、見込み客や既存顧客へのメール配信を効率化し、効果測定や改善を行うためのツールです。大きく「メール配信システム」と「MAツール」の2タイプに分けられます。どちらを選ぶかで運用の難易度も成果の出方も変わります。

そのため、機能を細かく比べる前に「自社はどちらのタイプが必要か」を先に決めることが、選定の第一歩になります。以下で2つのタイプの違いを整理します。

1. メール配信システム(配信特化型)

メール配信システムは、大量のメールを効率的に配信することに特化したツールです。メールマガジンや一斉配信を軸に運用したい企業に向いています。

強みは、操作がシンプルで、月額数千円から始められる導入コストの低さにあります。メール配信が主目的の企業なら、必要な機能に絞って運用できます。

さらに、大量配信の高速処理やエラーメールの自動除外など、配信品質を支える機能も充実しています。会員向けのメールマガジンやキャンペーン告知など、BtoCの大規模配信にも対応できます。

2. MAツール(マーケティングオートメーション型)

一方、MAツールはメール配信を含むマーケティング活動全体を自動化するツールです。配信システムができることに加えて、見込み客を育てる仕組みまでを1つのツールで扱えます。

配信システムにはない機能として、顧客のWebサイト上の行動追跡、関心度を点数化するリードスコアリング、CRM連携、行動に応じた分岐シナリオ配信などがあります。これらを1つのツールで完結できる点が最大の特徴です。

そのため、BtoBでリード育成に力を入れる企業や、営業部門との連携を重視する企業に適しています。ただし配信システムより高額で、運用の難易度も高くなる傾向があります。メール配信だけが目的なら機能過多になりやすいため、自社の目的と照らして判断してください。

MAツールの役割や活用イメージを動画で確認したい方は、以下も参考にしてください。

メールマーケティングツールでできること

メールマーケティングツールの主要機能は大きく5つに分かれ、それぞれが配信の自動化・効果測定・パーソナライズを担います。手作業では負担の大きい業務をツールに任せることで、担当者はコンテンツ企画などに時間を充てられます。

ここでは、メールマガジン配信・ステップメール・HTMLメール作成・効果測定・セグメント配信の5機能を順に見ていきます。

1. メールマガジン・一斉配信

メールマガジン・一斉配信は、登録者リストへ同じ内容のメールをまとめて届ける基本機能です。新商品の案内やイベント告知など、多くの相手に同時に情報を伝えたい場面で使います。

配信日時を指定する配信予約、リストの追加・削除を管理する機能、宛先不明のメールを自動で除外するエラー処理などが備わっています。配信停止(オプトアウト)の管理も自動化されるため、手動では煩雑な作業をツールが肩代わりします。

2. ステップメール・シナリオ配信

ステップメール・シナリオ配信は、設定した条件に応じてメールを自動配信する機能です。どちらも一人ひとりに合わせたメール配信を自動化できますが、メールを送るきっかけとなる条件が異なります。

ステップメールは、登録日などの起点日から「1日後」「3日後」と経過日数に沿って順番に配信します。シナリオ配信は、開封やクリックといったユーザーの行動に応じて次に送るメールを分岐させます。

たとえば資料請求をした見込み客に対して、翌日にお礼メール、3日後に事例紹介、1週間後に個別相談の案内を自動で送る、といったフォロー対応に活用できます。

3. HTMLメール作成・テンプレート

画像やボタン、リンクを配置したHTMLメールも、専門知識なしで作成できます。多くのツールがドラッグ&ドロップ式のエディタを備えており、パーツを配置していくだけでデザイン性のあるメールが仕上がります。

用途別のテンプレートが用意されているため、ゼロからデザインを作成する必要はありません。さらに、レスポンシブ対応のメールを作成できるツールも多く、スマートフォンでも表示が崩れにくいメールを、HTMLやCSSの知識なしで運用できます。

4. 開封率・クリック率などの効果測定

配信して終わりではなく、その反応を数値で把握できる点もメールマーケティングツールの特長です。開封率・クリック率・コンバージョン率といった指標をリアルタイムで確認できます。

さらにA/Bテスト機能を使えば、件名や配信時間を2パターンで送り比べ、反応の良い方を見極められます。数値を見ながら改善を重ねることで、配信ごとに精度が上がっていきます。

5. セグメント配信・パーソナライズ

セグメント配信は、顧客の属性や行動履歴でリストを分割し、グループごとに異なるメールを送る機能です。全員に同じ内容を一斉配信するより、相手の関心に合った情報を届けられます。

あわせて、宛名への氏名差し込みや、興味に応じたコンテンツの出し分けといったパーソナライズも行えます。顧客一人ひとりに適した情報を届けることで、メールへの反応率を高め、継続的な関係構築にもつなげられます。

おすすめメールマーケティングツール比較表

ここまでの機能を踏まえ、本記事で紹介する8ツールを一覧で比較します。

表:メールマーケティングツール8製品の比較

ツールタイプ月額料金主な機能
Agentforce MarketingMA型・Growthエディション:月額180,000円
・Advancedエディション:月額390,000円
※組織あたり・年間契約
メール配信・マルチチャネルジャーニー・フォーム/ランディングページ作成・Agentforceキャンペーン作成
HubSpotMA型・無料プラン
・Starter:月額820円
・Professional:月額96,000円
・Enterprise:月額432,000円
※Marketing Hubの価格
メール配信・CRM・LP作成・スコアリング
SATORIMA型・月額148,000円〜
・初期費用300,000円
アンノウンマーケティング・Web行動追跡・ステップメール
List FinderMA型・フリー:0円
・ライト:月額45,000円
・スタンダード:月額69,000円
・プレミアム:月額92,000円
・初期費用100,000円
メール配信・アクセス解析・リード管理
ブラストメール配信型・Lightプラン:月額4,000円
・Standardプラン:月額8,000円~
・Proプラン:月額30,000円~
・初期費用:10,000円(Proのみ50,000円)
メールマガジン配信・HTMLメール作成・A/Bテスト
楽楽メールマーケティング配信型要問い合わせセグメント配信・ステップメール・ホットリード抽出
WiLL Mail配信型・シンプルプラン:月額4,000円〜
・プレミアムプラン:月額12,000円~
・初期費用:0円
HTMLメール作成・ヒートマップ分析・A/Bテスト
める配くん配信型・ライトプラン:月額2,380円
・スタンダードプラン:月額3,500円~
・プロプラン:月額4,800円~
・アタッチプラン:月額3,800円~
・初期費用:10,000円
メールマガジン配信・ステップメール・HTMLメール作成

MA型は機能が広い分、月額数万円以上の製品が中心です。一方、配信型は月額4,000円程度から始められ、メール配信に絞ってコストを抑えられます。まずは「メールマガジン配信だけで十分か、リード育成や営業連携まで必要か」を基準に、配信型かMA型かを決めます。そのうえで、自社に合った料金帯の製品に絞り込むと、候補を効率的に比較できます。

【MAツール】メールマーケティングツール

ここからは、MAツールの4製品を個別に紹介します。

CRMとの一体度、AI活用の度合い、価格帯が製品ごとに大きく異なるため、自社の成長段階と既存システムに合わせて選ぶのが合理的です。

Agentforce Marketing(旧Marketing Cloud)

Agentforce Marketingの概要

項目内容
運営会社株式会社セールスフォース・ジャパン
サービス種別CRM一体型MAツール
主な利用者層BtoB・BtoCの中小・中堅企業
主な機能メール配信・マルチチャネルジャーニー・フォーム/ランディングページ作成・Agentforceキャンペーン作成
料金・Growthエディション:月額180,000円
・Advancedエディション:月額390,000円
※組織あたり・年間契約

Agentforce Marketing(旧 Marketing Cloud)は、SalesforceのCRMと一体で使えるMAツールです。AIエージェントがキャンペーンの作成からマルチチャネルジャーニーの設計までを支援し、メール配信・フォーム/ランディングページ作成・セグメント配信を1つのプラットフォームで扱えます。

Agentforce Marketingの最大の強みは、CRMに蓄積した顧客データをそのままメール配信のセグメントに使える点です。営業やサービス部門との情報共有もリアルタイムで行えるため、メールの反応を営業活動へすぐつなげられます。キャンペーンの企画・実行はAIエージェントプラットフォームのAgentforceが支援します。

まずはCRMと一体でメール配信(月2,000通)をシンプルに始めたい場合には、月額3,000円/ユーザーのStarter Suiteが手頃な入り口になります。事業の成長に合わせてAgentforce Marketingへ拡張できるため、最初から高機能な契約を結ぶ必要もありません。

Agentforce Marketingの概要を動画で確認したい方は、以下も参考にしてください。

(参考:Salesforce公式サイト

HubSpot

HubSpotの概要

項目内容
運営会社HubSpot Japan株式会社
サービス種別CRM一体型MAツール
主な利用者層BtoB・BtoCの中小・中堅企業
主な機能メール配信・CRM・LP作成・フォーム作成・SNS管理・スコアリング
料金・無料プラン
・Starter:月額820円
・Professional:月額96,000円
・Enterprise:月額432,000円
※Marketing Hubの価格

HubSpotは、無料CRMを基盤としたオールインワンのMAツールです。メール配信に加えて、ランディングページ作成、フォーム作成、SNS管理、スコアリングまでを1つのサービスで対応できます。

無料プランから始められ、ビジネスの成長に応じてStarter・Professional・Enterpriseへ段階的にアップグレードする使い方もできます。マーケティング全体を1か所で回したい企業に合う構成です。(参考:HubSpot公式サイト

SATORI

SATORIの概要

項目内容
運営会社SATORI株式会社
サービス種別国産MAツール
主な利用者層BtoB中心の中小・中堅企業
主な機能メール配信・アンノウンマーケティング・Web行動追跡・スコアリング・ステップメール
料金・月額148,000円〜
・初期費用300,000円

SATORIは、問い合わせ前の匿名客にもアプローチできる「アンノウンマーケティング」に強みを持つ国産MAツールです。まだ個人情報を取得できていない見込み客の動きを捉え、早い段階から接点を作れます。

料金は初期費用300,000円・月額148,000円〜で、メール配信からリード育成、営業連携まで対応する機能が基本プランに含まれます。国産で管理画面やサポートが日本語である点も、現場で運用しやすい要素です。(参考:SATORI公式サイト

List Finder

List Finderの概要

項目内容
運営会社株式会社Innovation X Solutions
サービス種別BtoB特化MAツール
主な利用者層BtoBの中小・中堅企業
主な機能メール配信・アクセス解析・リード管理・スコアリング・フォーム作成
料金・フリー:0円
・ライト:月額45,000円
・スタンダード:月額69,000円
・プレミアム:月額92,000円
・初期費用100,000円

List Finderは、BtoBマーケティングに必要な機能を厳選して搭載した国産MAツールです。フリープラン(0円)は過剰な機能を持たないシンプルな設計で、初めてMAツールを導入する企業でも取り組みやすい点が特徴です。

有料のライトプランは月額45,000円から利用でき、初期費用は100,000円です。まずは無料で試し、成果が見えてきたら有料プランで機能を広げる進め方が取りやすいでしょう。(参考:List Finder公式サイト

【配信型】メールマーケティングツール

メール配信システム型の4製品を紹介します。コスト構造は「月額固定+配信数無制限」か「配信量・リスト数に応じた変動型」かで異なり、HTMLメール作成機能の充実度と配信速度にも製品間で差があります。そのため、配信リストの規模とHTMLメールの重要度を基準に見比べてください。

ブラストメール

ブラストメールの概要

項目内容
運営会社株式会社ラクスライトクラウド
サービス種別メール配信システム
主な利用者層BtoB・BtoCの中小企業・官公庁
主な機能メールマガジン配信・ターゲット配信・HTMLメール作成・効果測定・A/Bテスト
料金・Lightプラン:月額4,000円
・Standardプラン:月額8,000円~
・Proプラン:月額30,000円~
・初期費用:10,000円(Proのみ50,000円)

ブラストメールは、低価格と配信数無制限を強みとする国産のメール配信システムです。Lightプランは月額4,000円から利用でき、配信数は無制限です。初期費用は10,000円で、申し込み後すぐにメール配信を始められます。月額固定で配信数に上限がないため、配信頻度が高い企業ほど1通あたりのコストを抑えられます。

HTMLメール作成機能はエディタで対応しており、操作がシンプルで、メールマガジン配信・ターゲット配信・効果測定といった基本機能を一通り備えています。コストを抑えてメール配信を始めたい中小企業や官公庁に適しています。
(参考:ブラストメール公式サイト

楽楽メールマーケティング

楽楽メールマーケティングの概要

項目内容
運営会社株式会社ラクス
サービス種別メール配信システム
主な利用者層BtoB中心の中小企業
主な機能メールマガジン配信・セグメント配信・ステップメール・ホットリード抽出・A/Bテスト
料金要問い合わせ

楽楽メールマーケティング(旧配配メール)は、直感的な操作性を特徴とする国産のメール配信システムで、導入実績は10,000社を超えています。ドラッグ&ドロップによるHTMLメール作成やセグメント配信など、基本機能が充実しています。HTMLメールを頻繁に作成する担当者には、エディタの使いやすさが配信業務の効率に直結するでしょう。

上位のBridgeプランでは、反応の高い見込み客を抽出するホットリード抽出やシナリオメールにも対応します。配信型でありながらMAツールに近い活用ができる点で、リード育成にも踏み込みたい企業の選択肢になります。
(参考:楽楽メールマーケティング公式サイト

WiLL Mail

WiLL Mailの概要

項目内容
運営会社株式会社サパナ
サービス種別メール配信システム
主な利用者層BtoB中心の中小企業
主な機能HTMLメール作成・ステップメール・ヒートマップ分析・A/Bテスト・コンバージョン分析
料金・シンプルプラン:月額4,000円〜
・プレミアムプラン:月額12,000円~
・初期費用:0円

WiLL Mailは、HTMLメール作成の手軽さと分析機能に強みを持つメール配信システムです。ドラッグ&ドロップ式エディタでHTMLメールを簡単に作成でき、ヒートマップやコンバージョン分析で配信効果を詳しく検証できます。HTMLメールの質と効果測定を重視する企業には、この2点の充実度が他の配信型製品との主な差になります。

料金はシンプルプラン月額4,000円〜で、初期費用は不要です。配信量に応じて毎月プランを変更できるため、繁閑のある配信でもコストを管理しやすい設計です。
(参考:WiLL Mail公式サイト

める配くん

める配くんの概要

項目内容
運営会社株式会社ディライトフル
サービス種別メール配信システム
主な利用者層個人事業主・小規模事業者
主な機能メールマガジン配信・ターゲット配信・ステップメール・HTMLメール作成・効果測定
料金・ライトプラン:月額2,380円
・スタンダードプラン:月額3,500円~
・プロプラン:月額4,800円~
・アタッチプラン:月額3,800円~
・初期費用:10,000円

める配くんは、低価格とシンプルな操作を軸にした小規模向けのメール配信システムです。複雑な設定は不要で直感的に操作できるため、メールマーケティングを初めて導入する個人事業主や小規模事業者でもすぐに使い始められます。

ライトプラン月額2,380円(税抜)〜の低価格帯で、メールマガジン配信・ターゲット配信・ステップメール・効果測定などの基本機能を備えています。まずは小さく始めたい事業者に向いた選択肢です。(参考:める配くん公式サイト

メールマーケティングツールの5つの選び方

メールマーケティングツールは、導入目的や運用規模を整理したうえで選定することが重要です。「目的・規模・配信品質・操作性・連携性」の5軸を順に確認し、自社に合ったツールへ絞り込んでいきましょう。

ここからは、5つの判断軸を1つずつ整理します。

1. 目的・フェーズに合ったタイプか

最初に決めるのは、配信システムとMAツールのどちらを選ぶかです。メールマガジン配信が中心ならメール配信システム、リード育成から営業連携まで必要ならMAツールが基本の選択になります。

ここで注意したいのが、目的が曖昧なまま高機能なMAツールを導入し、結局メール配信しか使っていないというケースです。使わない機能に費用を払い続けることになるため、先に「メールで何を達成したいのか」を整理してからタイプを決めてください。

2. 配信数・リスト規模に合った料金か

次に、自社の配信リスト数や月間配信通数に料金プランが合っているかを確認します。料金体系は主に3種類です。

  • 月額固定型:配信量にかかわらず一定額。配信頻度が高い企業ほど割安になります。
  • 従量課金型:配信通数に応じて課金。配信量に波がある場合に無駄が出にくい仕組みです。
  • リスト数課金型:登録アドレス数に応じて課金。リストが増えるほどコストが上がります。

現在のリスト規模だけで選ぶと、リストが増えたときに急にコストが跳ね上がることがあります。将来のリスト拡大を見越して、成長後の料金まで試算しておくと安心です。

3. 配信品質が高いか

到達率を左右する配信品質は、次の3点で確認します。

  • SPF・DKIM・DMARC(送信ドメイン認証)への対応
  • 複数のIPアドレスに配信を分散するIP分散の設計
  • 宛先不明メールを自動で除外するエラーメール処理

これらを確認するには、ツールの問い合わせ窓口や営業担当に「SPF・DKIM・DMARCに対応しているか」「IP分散の設計はどうなっているか」「エラーメールの処理方法を教えてほしい」と直接質問するのが確実です。

たとえば、月5万通を配信する企業がIP分散のないサーバーを使うと、迷惑メールと判定されて到達率が急落するケースがあります。

大量に配信する場合は、配信速度(毎時何万通まで処理できるか)もチェックポイントになります。配信のたびに時間がかかると、タイムリーな告知ができなくなるためです。

4. 操作性が優れているか

実際に毎日触るのは現場の担当者です。スペック表だけでは操作感まで分からないため、管理画面のUI、HTMLエディタの使いやすさ、日本語サポートの有無を確認します。

おすすめは、無料プランや無料トライアルで管理画面・HTMLエディタ・レポート画面を実際に操作してみることです。実際に操作することで、管理画面の使いやすさや作業の進め方を事前に確認でき、導入後の「思ったより使いにくい」というミスマッチを防げます。

5. CRM・SFAと連携できるか

最後に確認したいのは、CRMやSFAとの連携可否です。メールの開封・クリックといった行動データをCRMに連携すれば、反応が高い見込み客を営業チームへ自動で引き渡す仕組みを作れます。メール施策を営業成果に直結させたい企業ほど、この軸は重要になります。

あわせて注意したいのが、導入後の運用方法を決めないままツールを導入すると、配信先リストの管理やメールの効果分析が適切に行えず、十分に活用できなくなるリスクです。導入前に「どの顧客に、どのようなメールを送り、どの指標で成果を判断するか」まで決めておくことで、ツールを継続的に活用できます。

こうした観点から見ると、SalesforceはCRMとメールマーケティングが一体化しているため、外部連携の設定作業そのものが不要です。CRM連携を重視するなら、Starter Suiteのように最初からCRMと一体で使える構成が、運用設計の手間を減らす選択肢になります。

CRMとメールマーケティングを組み合わせた活用イメージは、こちらの動画でも確認できます 。

迷ったらSalesforceのメールマーケティングツールがおすすめ

メール配信と顧客管理をまとめて始めたい方であれば、CRMと一体でメールマーケティングを行えるツールがおすすめです。本格的なシナリオ配信やジャーニー設計まで見据えるなら、SalesforceのMAツールであるAgentforce Marketing(旧 Marketing Cloud)が候補になります。まずはCRMと一体でメール配信をシンプルに始めたい場合は、Starter Suiteが月額3,000円/ユーザーから利用可能で、マーケティングメールを月2,000通まで配信でき、スモールスタートには十分な送信数を確保しています。14日間の無料トライアルで実際の操作感や機能を確認できます。

また、配信対象の選定やキャンペーン施策の検討、配信結果の分析といった業務を、AIエージェントプラットフォームのAgentforceが支援します。CRMに蓄積した顧客データをそのまま配信に活用できるため、リスト管理や効果測定の運用も一元化でき、ツールの形骸化を防ぎやすくなります。

Salesforceなら、顧客管理とメールマーケティングを一元化し、データを活用した継続的な施策改善を実現できます。まずは無料トライアルで、CRMとメール配信を組み合わせた運用をお試しください。

AIエージェント「Agentforce」の仕組みや役割について詳しく知りたい方は、こちらの動画もご覧ください。

ビジネスフェーズに合わせて、すぐに始められるCRM

Starter Suiteなら無料ですぐに始められ、チームでの活用も簡単。成長に合わせて柔軟にスケールできます。

メールマーケティングツールに関するよくある質問

まず、Salesforce自体がメール配信機能を備えています。Starter Suiteを使えば、CRMデータをそのまま配信に活用できるため、外部連携なしでメールマーケティングを完結できます。外部のメール配信ツールでも、楽楽メールマーケティングやブラストメールなどAPI連携に対応する製品が多く、既存のSalesforce環境と組み合わせて運用できます。

無料で始められるツールとしては、HubSpotの無料プラン、List Finderのフリープランなどがあります。ただし、いずれも配信数やアドレス数、使える機能に制限があります。試験導入や小規模運用には十分ですが、本格的に運用する段階では有料プランへの移行が前提になる点を踏まえて選んでください。

※本記事に掲載している各ツールの料金・機能・サービス内容は、記事執筆時点(2026年7月)の情報にもとづいています。最新情報は各社の公式サイトをご確認ください。また、本記事に掲載している他社製品・サービスに関する情報は、各社の公開情報をもとに作成しています。掲載情報の完全性・正確性を保証するものではありません。各製品の詳細・正確な仕様については、各社に直接お問い合わせください。