Key Takeaways
3分でわかるTableauとは
学生チームが挑んだ「データ可視化」の裏側には、Tableauという強力な武器がありました。データ分析やダッシュボード作成に馴染みがない方でも、3分の動画でTableauの基本と可視化の考え方をすぐに理解できます。
Viz Rookiesとは?
「データで課題を解く力」は、専門家だけのものではありません。2026年6月10日、「Agentforce World Tour Tokyo 2026 / DataFam Tokyo 2026」の締めくくりとして、初の学生向けデータ分析・可視化コンテスト「Viz Rookies(ビズルーキーズ)」の決勝大会を開催しました。
厳しい予選を勝ち抜いた3チームが、コンテストのテーマ「若年層の地域定住」のビジュアル化に「Tableau」を駆使して挑んだ5分間の熱狂がそこにありました。
データの力を体感せよ!
Viz Rookies次世代データドリブンスター決定戦課題の設定力、データリテラシー、ストーリーテリングを一気に問う難題を攻略せよ
Viz Rookiesは、日本で2年前から開催しているデータの分析・可視化コンテスト「Viz Games」の学生版として初開催したコンテストです。

コンテストの予選では、Salesforceが設定したテーマに基づきダッシュボードとプレゼンを作成してもらい、審査。そのうえで、決勝では、1か月半の準備期間で整えたダッシュボードを用いて、自分たちの考える「若年層の地域定住」について5分間でプレゼンテーションを実施してもらいました。今回は最大3人までのチーム戦としました。
審査は、「分析力」「デザイン」「ストーリーテリング」の3つの観点で実施。日本全国から多くの学生にご応募いただきました。
次世代の「データファンタジスタ」、求む! 学生向けデータ可視化コンテスト「Viz Rookies」日本初開催
優勝チームは….…
日本の各都道府県に関する基礎データに加え、オープンデータであれば自由に分析対象に追加して良いというルールのもと、「どのようにすれば自身の地元や進学先の地域を盛り上げられるのか」を競いました。
単なるデータ分析に止まらず、テーマの設定やインサイトの抽出、そこから実際の地域定住に向けたアイデア化、それらをひと繋ぎにするストーリーテリングまで……。
1か月半にわたるプロジェクトをたった5分間に詰め込むために、TableauのViz(Tableauで作成したグラフや表などのアウトプット)やストーリーに多くの工夫が散りばめられており、チームの個性も光っていました。

予選を勝ち上がり、決勝の舞台には下記の3チームが登場しました(発表順)。
・チームymtlab
金沢工業大学大学院 皆川青輝氏、貝原礼恩氏、浜中勇哉氏
・チームぬれおかき
高崎経済大学 大石幸和氏、会津大学大学院 寺田優彦氏
・チームまいぺーす
福岡大学 岸川陽香氏、真﨑泰治氏、下尾崎春佳氏
この中で、厳正なる審査の結果、優勝に輝いたのは「チームぬれおかき」の大石幸和さん&寺田優彦さんでした。
優秀なIT人材を輩出する会津大学の卒業の9割近くが「(県内には)希望する職種がない」として県外へ流出してしまう福島県。一方で、会津が誇る農業は、高齢化や人材不足の危機に直面しています。
チームぬれおかきが提案したのは、オランダの先進農業モデルを参考にした「IT×農業」の融合エコシステム。市の後継者未定農地(全体の約13%・330ha)を「実証フィールド」として開放し、市と会津大学とIT企業集積拠点が連携して農業DX企業を誘致や育成。若手IT人材の受け皿を地元につくり、子育て支援の財源も確保する循環モデルです。

分析の深さはもちろん、スタイリッシュに情報を魅せるVizの工夫、ストーリーの一貫性が高く評価され、審査員のケビン・ホッジキンズ(Salesforce本社 VP, Product and Customer Success)はこう評しました。
「ご自身のストーリーやビジュアライゼーション、そしてアイデアは素晴らしく、それらが自然にぴったりと重なっていました。それこそが、Vizの目的そのものだと思います。素晴らしい出来でした」。

特別登壇:神戸市が語る行政データの最前線
コンテストの中で実施した神戸市企画調整局 政策課の中務雅史氏による特別講演では、データ活用を職員自身が担う実践事例を共有しました。
「変化の激しい時代において、分析や可視化を外部に依頼するだけでは十分なスピードで対応できません。現場を知る職員自身がデータを見て考え、分析し、政策につなげることが重要です。現在、神戸市内で共有されているTableauのダッシュボードは約160件あります。」
その事例として、以下の2つを中務氏は紹介しました。
- 小学校区単位の人口動態ダッシュボード:市内約160の小学校区単位で人口を分析し、2050年までの将来推計人口を独自設定。子育て支援や交通、福祉など、地域に最適化した先手の政策策定に活用。
- コベカツマップ(Web公開):約1000の地域クラブ活動団体を可視化したマップを職員が自ら作成。学生や保護者がスマートフォンから種目や場所を地図上で検索でき、Googleマップの経路検索にも対応。
「データサイエンスや統計の力は、行政でも大きな力を持つ。分析や可視化から、実際の市民サービスや政策につなげられることが自治体でデータを活用することの面白さだと思っています。」と締めくくりました。

データの力を体感せよ!
Viz Rookies次世代データドリブンスター決定戦課題の設定力、データリテラシー、ストーリーテリングを一気に問う難題を攻略せよ
「Viz Games 2026」で、お待ちしています。
日本で3回目となるデータ可視化コンテスト「Viz Games」の開催が決定しています。た。
- 予選開始:2026年8月上旬
- 決勝大会:2026年11月「Agentforce World Tour Tokyo」
データが持つ可能性を信じる全ての人へ。Viz Rookiesで証明された「データで社会を動かす力」は、決して特別な才能によるものではありません。バイアスなき若き視点が、新しい風を吹き込んだように、あなたのデータ活用が、たとえ小さくとも未来のイノベーションの礎にきっとなります。
ぜひ「Viz Games 2026」でお会いしましょう!
Tableauでデータ可視化してみましょう
Viz Rookiesの学生たちのように、まずはTableauの基本を体験してみましょう。データ可視化のハンズオンで、実際の操作感を無料で試すことができます。










