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シリーズ「#タイパ」 〜コスパよりタイパ?Z世代で流行する背景とメリットとは〜

シリーズ#タイパ 〜今日からできる、タイパ術Slack編〜

タイパ(タイムパフォーマンス)とは、ものごとにかけた時間に対する成果のことで、言い換えれば「時間対効果」を指します。このブログではタイパの意味とZ世代を中心とした若者で重視されている背景、そしてそのメリットをご紹介します。

この頃よく耳にする「タイパ」という言葉。「コスパ(コストパフォーマンス)」と似ているこの言葉ですが、最近Z世代を中心に重視されている「タイムパフォーマンス」の略称です。

このブログではタイパの意味とZ世代を中心とした若者で重視されている背景、そしてそのメリットをご紹介します。​

タイパ(タイムパフォーマンス)とは?

タイパ(タイムパフォーマンス)とは、ものごとにかけた時間(time)に対する成果(performance)のことであって、言い換えれば「時間対効果」を示す言葉です。

投資対効果」を示すコスパ(コストパフォーマンス)と似ていますが、タイパとコスパの一番の違いはかけた”時間”に対する効果や満足度なのか、”金銭”に対する効果や満足度なのかということです。

そしてかけた時間に対して効果や満足度が高い状態のことを、「タイムパフォーマンスが高い」と表現されています。

身近な「タイムパフォーマンスが高い」例としてよく取り上げられるのが、動画の倍速視聴やニュースの要約ページなどです。

動画の内容やニュースの理解に本来かかる時間より短い時間で、その内容を理解できたことによって「タイムパフォーマンスが高い」と表現されているのです。

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タイパのメリット

タイパを向上させるメリットは様々ありますが、主なメリットは大きく2つ考えられます。

  1. 時間を効率的に活用することで、触れる情報が増える
    タイパを意識することで、物事を効率的にこなし、余った時間を有意義に活用できることはタイパの大きなメリットであるといえます。
    常に最新の情報やトレンドが流動しているような現代において、より短い時間で情報を収集し、様々な経験を積むことで、同じ時間に対する成長の度合いは大きくなります。
    また、本来行うべきタスクをより効率的に行うことができれば、それだけ自分の自由になる可処分時間が増えるため、自分の趣味や学習にあてることができます。
  2. 効率化するための視点で物事を行い、改善点を見つけ出す
    タイパを意識することとはつまり、物事を効率的に行うということです。ビジネスや日常生活において、「何を改善すれば時間を短縮できるのか」を考えることで、無駄な手間を省きより効率的に物事を行うことができるようになります。このように物事の「ボトルネック」を発見し、自分の創意工夫でより良い方法を実践するということは、常に改善プロセスを見つけ出そうとしているとも言えるでしょう。

タイパを重視するZ世代

プライベートから仕事に至るまで、このタイパを強く意識しているのが、Z世代です。1995年から2010年という、デジタル技術が普及した時代に生まれたZ世代は、スマートフォンやソーシャルメディアなどを当たり前のように使いこなしています。

膨大なネット上からの情報収集を当たり前のようにこなしていた彼らはそうした情報の処理能力が高く、より効率的に短時間で求める情報にたどり着き、最大の効果を得ることを重視するようになりました。

彼らは、より少ない時間でより多くのことをするために、デジタル技術を活用することが多く、時間対効果を意識していると言えます。

例えば、Z世代の多くは、スマートフォンを利用して仕事や勉強をすることがあります。スマートフォンは、持ち運びが簡単で、どこでも情報収集やタスク管理ができるため、時間の有効活用に役立ちます。

また、Z世代は、フレキシブルな働き方を求める傾向があり、リモートワークやフリーランスといった働き方を選択する人が増えています。こうした働き方は、自分の時間を自由に使うことができ、時間対効果を高めることができます。

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タイパのカギは情報の整理と絞り込み?

一方で、デジタル技術によって情報が氾濫している現代では、情報過多に陥ってしまうこともあります。Z世代が求める時間対効果を最大化するためには、情報を整理し、必要な情報に絞り込むことが必要です。

また、Z世代にとっても時間は限られた資源であり、時間の使い方によっては、ストレスを感じたり、効果的な成果を出せなかったりすることがあります。そのため、自己管理能力を高め、時間を有効に使う方法を考えることが重要です。

まとめ

コスパは、限られた時間内で最大の成果を出すことを目的とした考え方であり、Z世代は、デジタル技術を活用しながら時間対効果を追求する傾向があります。しかし、情報過多に陥ってしまうこともあるため、情報整理や自己管理能力を高めることが必要だといえるでしょう。

シリーズ第2回の次回記事では、「Slackを活用したタイパ術」をいくつかご紹介します。ぜひ、ご覧ください。​

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Yuki Okatake コンテンツエディター

ハードな体育会系から何故かSalesforceにやってきた異色の新人エディター。マーケティングはまだまだヒヨッコだが、何かと社内で「よろしく!」と頼まれがちな苦労人だったりする。(ニア)Z世代の風を社内に吹かせるべく、色々企んでいるらしいぞ。

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