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Tableauの活用事例を紹介!導入背景・効果を具体的に解説

Tableauの活用事例を紹介。具体的な導入効果や、Salesforceと連携した事例も解説します。

Tableauは業種・業界を問わずさまざまな領域で活用されています。

成果を出した企業に共通するのは、全社一斉導入ではなく、特定業務の数枚のダッシュボードから始めて社内に広げる進め方を取った点です。ツールの形骸化を防ぐためにも、小さく・着実に運用定着を進めていくことが有効だと言えるでしょう。

この記事では、業界別のTableauの導入事例と、Salesforceに蓄積した顧客データをTableauにつなぐと何が可視化され、判断できるようになるのか、そして自社で導入する際の手順もご紹介します。

なぜデータの可視化が必要なのか?

データをただ見るだけでなく、意思決定に活かすには「可視化」の工夫が必要です。本ガイドでは、ビジュアル分析の基本を解説します。

Key Takeaways

This summary was created with AI and reviewed by an editor.

Tableauとは?

Tableauとは、業務システムやExcelに分散したデータを接続し、ドラッグ操作で視覚的に分析できるBIツールです。

Excelとの決定的な違いは、道具としての役割にあります。Excelが集計結果そのものを作る道具であるのに対し、Tableauは複数のデータを接続したまま切り口を変え、「なぜその数字になったのか」を掘り下げ、「次に何をすべきか」を考える用途に向いています。

ExcelとTableauの違い

観点ExcelTableau
扱えるデータ量シートの行数上限があり、大量データでは動作が重くなるデータベースに接続したまま扱うため、大量データでも分析できる
グラフ作成の手間集計表を作ってからグラフ範囲を指定する項目をドラッグして配置する
データの更新元データが変わるたびに転記・再集計が必要接続元データが更新されれば、ダッシュボードに自動で反映される

製品は役割ごとに分かれており、分析と作成を担うTableau Desktop、作成したダッシュボードをクラウド上で社内共有できるTableau Cloud、複数のデータを整形して結合するTableau Prepが基本の構成になります。

どこから始めるかは、可視化したい業務が1つに定まっているかどうかで変わります。手作業の集計に時間を取られている業務があるなら、まずTableau Desktopでダッシュボードを作ってみるところから着手しましょう。

Tableauでどのようにデータを可視化し、意思決定につなげられるのかを短時間で把握したい方は、以下の動画も参考にしてください。 

Tableauの活用事例

公式に公開された事例をたどると、全社一斉の導入ではなく、手作業が集中していた特定の業務を1つ選んで可視化するところから始まっている点が共通しています。業種が違っても入り口は同じです。

事例で紹介した「データにもとづいて動く」という考え方は、企業規模を問わず応用できます。中小企業であれば、まずは集計や報告に時間がかかっている業務を1つ選び、小さなダッシュボードから始めるのが現実的な一歩です。

自動車業界の事例

自動車業界での代表例が、走行試験データの即時可視化です。トヨタ自動車の東富士研究所(静岡県裾野市)では、乗用車やスポーツカーを対象に、安全かつ高速で快適に走行するための研究開発を進めています。

課題となっていたのは、試験で得られる時系列データの量でした。車両運動シミュレータや実車両でのテスト走行では0.01秒単位でデータが積み上がり、従来の手段では結果を見るまでに時間がかかります。設計が固まる前の仕様検討の段階で素早く判断したくても、分析待ちが開発の足を止めていました。

そこで、同研究所では走行データをTableauで即時に可視化し、0.01秒単位の膨大なデータを直感的に分析できるようにしました。Pythonと連携させることで、高度な処理までTableau上で完結させています。

この環境によって、従来は試作車でドライバーが実施していた走行試験と同等の評価をバーチャル環境で行う取り組みが進んでいます。試作車を作る前の段階で判断材料が揃えば、車両開発そのものを前倒しできます。
(導入事例:トヨタ自動車東富士研究所

医療分野の事例

医療分野では、旭川赤十字病院の事例が参考になります。28診療科・520床を擁する北海道旭川市の急性期病院で、救命救急センターとドクターヘリ基地病院を持ち、道北圏域の救急医療を担っています。

同院が抱えていた課題は、分析基盤の限界でした。病院経営や診療科の体制変革では数値化した指標にもとづく判断が求められ、扱うデータは増え続けます。表計算ソフトでは対応しきれず、会議で新たな視点が求められても、その場でパラメーターを変更して結果を示すことができませんでした。

こうした課題に対応するため、2018年にTableauの導入を決め、現在は事務部経営戦略室の4名が各診療科のデータ活用を支えています。

導入の結果、一般名処方加算の算定率が取り組み前の12%台から50%台へ向上。20以上の診療科ごとに繰り返していた定例会議の資料作成は、年間30時間の作業がほぼゼロになり、ほかの分析作業に時間を割けるようになりました。

医事課のレセプトチェックも、月間20時間かかっていた業務が3時間以下に短縮。空いた時間はほかの分析に回せるうえ、会議で必要なデータをその場で示せるため、資料を持ち帰って再度会議を開く手間もなくなっています。
(導入事例:日本赤十字社 旭川赤十字病院

不動産業界の事例

不動産業界では、福岡地所株式会社がTableauを活用し、全社DXの一環としてデータドリブン経営を進めています。同社は181名(2025年9月現在)の社員が在籍し、オフィスビル、住宅、ホテル、物流施設などの企画・開発・運営を手がける総合デベロッパーです。

従来は部門ごとにデータが分散し、Excelによる集計や報告に多くの工数がかかっていました。特に、生成AIの利用状況や電力コスト管理など、複数の業務データを横断して把握する必要がある領域では、現場がすぐに判断へ活かせる形でデータを可視化することが課題でした。

そこで同社は、生成AIツールの利用ログや電気使用実績データなどを集約し、Tableauでダッシュボード化しました。生成AIの活用状況については、会社別・部門別・役職別に利用状況を確認できるようにし、利用が進んでいない組織へのヒアリングや、活用が進む部門の成功事例共有につなげています。

その結果、生成AIのアクティブユーザー率は導入当初の30〜40%台から、約半年で70%程度まで向上しました。また、電力分析業務では、従来は特定担当者に依存していた契約比較や料金算出を、条件を変更するだけで再計算できる仕組みに転換。属人的だった分析業務を、再現性のあるシミュレーションへ変えています。
(導入事例:福岡地所株式会社

Tableau導入で得られるメリット

Tableauの導入効果はグラフの見栄えが良くなることではなく、データを揃える作業時間を削減し、その分だけ意思決定の頻度と速度を高められる点にあります。公開事例の成果は、次の3つに整理できます。

  • 業務を効率化できる
  • 迅速でデータに基づいた意思決定ができる
  • データを一元管理できる

業務を効率化できる

効率化されるのは分析そのものではなく、分析の手前にあるデータの整形と転記の工程です。複数システムから出力したファイルを突き合わせ、表記を揃え、1つの表にまとめる作業に、実務では最も時間がかかっています。

例えば、KDDIはデータの整形・統合を自動化し、ダッシュボードで可視化することで、これまで必要だったデータ加工プロセスをほぼ不要にし、データ準備にかかる工数を1人あたり年間192時間削減しました。月に16時間分の作業が消える計算です。
(導入事例:KDDI株式会社

三菱UFJ銀行では、Excelなどを用いた手作業に多大な工数を要していたデータの取得・加工・可視化が自動化された結果、業務時間が年間で約8万時間削減されました。

規模は違っても削られている工程は同じで、浮いた時間は数字を作る作業ではなく、数字を読む作業に振り向けられます。
(導入事例:株式会社三菱UFJ銀行

迅速でデータに基づいた意思決定ができる

資料作成の時間が消えると変わるのは判断の速さだけではなく、会議そのものが「報告を聞く場」から「その場で疑問を掘り下げて決める場」へ性質を変えます。

プラスはTableau Pulse(重要指標の変化をAIが自動で要約・通知する機能)を活用し、営業会議の準備時間を約50%削減しました。準備が半分になったことより重要なのは、参加者から出た「この地域だけ落ちているのはなぜか」という問いに、会議を中断することなく、その場で答えられるようになった点です。
(導入事例:プラス株式会社

参加者全員が同じダッシュボードを見て議論する状態になると、誰の集計が正しいかを確かめる時間も消えます。数字の解釈をすり合わせる工程がなくなり、議論は次の打ち手の話から始められます。

データを一元管理できる

データが部門ごとに分かれている状態の本当の問題は、探しにくさではなく属人化です。どのファイルをどう加工すれば数字になるかを知っている人が一人しかいない状態は、その人の不在がそのまま分析の停止を意味します。

日本生命では部門ごとに最適化された運用が続いた結果、分析作業が一部の担当者に依存しやすく、データ量の増加とともに作業負荷や属人化が深刻化していました。同社は本社2万人規模の分析基盤を刷新し、この状態からの転換を図っています。
(導入事例:日本生命保険相互会社

データが共通の基盤に集まると、集計手順を知る人だけが作業を担う構造も解けます。作れる人が一人に固定されて引き継げないという状態は、その人の努力ではなくデータの置き場所を変えることで解消に向かいます。

事例で紹介した削減効果の規模は企業により異なりますが、効果の出方の本質は同じです。手作業で行っている集計や報告を1つ可視化するだけでも、作業時間の削減や判断の早期化につながります。

Tableauでデータを意思決定に活かす方法

データを「一覧で眺める状態」から「なぜその数字になったか」を掘り下げてみましょう。意思決定につながる形で可視化するまでの考え方とプロセスを、実践形式で解説します。

SalesforceとTableauを連携するメリット

Salesforce標準のレポートは、いま案件がどの段階にいくつあるかという現状の定点観測に向いており、Tableauをつなぐと、その数字が「なぜそうなったか」を掘り下げる領域まで踏み込めます。役割が競合するのではなく、見る時間軸と扱えるデータの範囲が違います。

Salesforce標準レポートとTableauの使い分け

観点Salesforce標準レポートTableau
得意な用途現在の案件状況・活動量の定点観測変化の要因分析、複数の切り口での掘り下げ
扱うデータの範囲Salesforce内に蓄積された顧客・営業データSalesforceのデータと他システムのデータを組み合わせることが可能
見る時間軸日々の進捗確認期間をまたいだ推移の比較

例えば、SalesforceのCustomer 360にある顧客データをその他のビジネスデータとブレンドすることで、受注実績だけでは見えなかった、問い合わせ履歴や配送状況と受注傾向の関係といった切り口が扱えるようになります。

こうして作成したダッシュボードを、Salesforceの画面に埋め込むことも可能です。営業担当が案件画面から離れずに分析結果を見られるため、別のツールを立ち上げる手間がなくなり、日常業務のなかで数字に触れる回数が増えます。

(参考:Tableau「Tableau ビューを Salesforce に埋め込む」 / 【徹底解説】何が違うの?Salesforce標準ダッシュボードとTableauのデータ分析

Salesforceで顧客データを一元的に捉える考え方を理解するには、Customer 360の概要動画もあわせて確認するとイメージしやすくなります。 

TableauとSalesforceを連携した活用事例

顧客データを他システムのデータと接続した企業では、部署ごとに分かれていた情報を1つの画面で確認できるようになり、それまで検証できなかった仮説を現場で検証できるようになっています。

この章で紹介するのは次の5業界です。

  • 教育・学習支援業界の事例
  • 人材業界の事例
  • 旅行業界の事例
  • 保険業界の事例
  • 金融業界の事例

ここで紹介する事例には複数のSalesforce製品を組み合わせた大規模な取り組みも含まれますが、考え方の出発点は中小企業でも同じです。営業履歴や問い合わせ履歴など、Salesforceに蓄積された顧客データをTableauで可視化し、現場の判断に使える形にすることから始められます。 

複数部門に分散した顧客データを統合し、営業・マーケティング・サービスで活用する考え方は、以下のData Cloudの解説動画でも確認できます 。

教育・学習支援業界の事例

教育・学習支援の分野では、株式会社プログリットがSalesforceを軸にデータ基盤を整えています。英語コーチングサービス「プログリット」を提供し、累計15,000名以上が受講があります。

創業当初はクラウド上のスプレッドシートでデータを収集・管理していましたが、半年ほどで限界を感じたといいます。個人の体験談や理論だけで学習方法を設計するのではなく、データにもとづくカリキュラムとコンサルティングを提供するには、収集の基盤そのものが必要でした。

そのため、同社は創業1年目からSalesforceを導入し、Agentforce Sales(旧Sales Cloud)、Marketing Cloud Account EngagementSlack、Tableauを連携させて運用しています。学習方法と成果のデータを可視化することでカリキュラムやコンサルティング内容を継続的に見直せる体制です。

導入の結果、営業担当1人で20社を担当できる体制が実現しました。顧客情報の集中管理とセルフサービス型の申込フォームによって、担当者が自分で情報を整理しなくても顧客とのやり取りをもれなく追えるようになったためです。
(導入事例:株式会社プログリット

人材業界の事例

人材サービスでは、株式会社irodasが情報の属人化を解消した事例があります。就活コミュニティ「irodasSALON」を運営し、年間約1万3,000名の就活生に利用されるサービスへ成長しました。

同社はAgentforce SalesAgentforce Service(旧Service Cloud)、Marketing Cloud Account Engagement、Tableauなどを順に導入し、複数のクラウドを連携させるマルチクラウド化を進めました。法人顧客の情報と学生会員の面談履歴を1か所に集め、誰が担当しても同じ水準のサービスを提供できる基盤を整えています。

結果として、数値の集計・分析にかかるコストが12分の1以下に下がりました。マーケティングメールの開封率とクリック率も2倍に伸びています。以前は作成に何時間もかかったレポートが瞬時に出せるようになり、売上を上げるための議論そのものに時間を使えるようになりました。
(導入事例:株式会社irodas

旅行業界の事例

旅行業界では、株式会社ゆこゆこが顧客データ基盤の統合に取り組んでいます。温泉宿の電話予約サービスと宿泊情報誌「ゆこゆこ」を運営し、国内宿泊の手配旅行を事業の中心に据える企業です。

課題となっていたのが、ツールの分断でした。メール配信の仕組みとパーソナライズツール、データウェアハウスをそれぞれ個別に運用してきたため、顧客の状態を横断して見ることができません。セグメントを1つ抽出するにもエンジニアとの連携が必要で1か月以上かかっていました。

そこで、同社はAgentforce Marketing(旧Marketing Cloud)、Data 360(旧Data Cloud)、Agentforce SalesAgentforce Service、Tableauを組み合わせ、統合顧客データ基盤を構築しました。サイト内行動をリアルタイムに分析し、顧客一人ひとりに合わせた提案を出せる状態にしています。

基盤が整ったことで配信シナリオの数は150%増えました。1か月以上かかっていたセグメント抽出も、担当者自身が1〜2日で完了できます。サイト回遊後のポップアップなど、以前は作れなかった施策も打てるようになり、施策全体でコンバージョンレートが110%向上しました。手が届かなかった打ち手を試せる状態そのものが成果につながっています。
(導入事例:株式会社ゆこゆこ

保険業界の事例

保険業界では、イーデザイン損害保険株式会社が顧客対応の基盤を刷新しました。「事故時の安心だけでなく、事故のない世界そのものをお客さまと共創する」という考え方を掲げる損害保険会社です。

同社はAgentforce for Financial Services(旧Financial Services Cloud)を軸にMuleSoftAgentforce Marketing、Tableauを組み合わせて活用しています。顧客対応のチャネルを電話からチャットへ広げ、対応状況を可視化できる体制を整えました。

導入の結果、1日あたりの平均対応件数が従来と比べて150%ほど増加しました。電話だけでなくチャットの相談窓口を設けたことで受けられる相談の数が増えたことが大きな要因です。Tableauは、顧客体験の向上を目的として、過去の問い合わせ対応履歴の分析に活用されています。
(導入事例:イーデザイン損害保険株式会社

金融業界の事例

金融・不動産の領域では、株式会社みらいコンシェルジュの事例があります。2017年5月に設立され、不動産仲介や住宅会社紹介、生命保険・損害保険の代理店事業を展開しています。

同社はAgentforce SalesMarketing Cloud Account Engagement、Tableauを導入し、会議での確認事項をすべてSalesforceに保存することルールを設けました。この施策の徹底により、短期間でSalesforceへのログイン率100%を実現。情報が事前に共有され、関連情報もその場で見られるようになったことで、全社会議の時間は2時間短縮されています。毎朝の営業会議も、重要な指示はSalesforce上で済むため、細かい確認のみ行い20〜30分程度に縮小。金融機関へ月次で提出する不動産保有状況のレポートも、以前は毎週1〜2時間かけて作成していた作業がまるごと不要になりました。
(導入事例:株式会社みらいコンシェルジュ

Tableauを導入する際のステップ

先行事例に共通するのは、ツール選定より先に「どの業務の、誰の判断のために可視化するか」を決めている点です。ここが決まっていないと、機能比較にいくら時間をかけても着手できません。

ツールの導入は、課題の整理・トライアルでの確認・少人数での先行導入という3つのステップで進めることが推奨されます。

1. 自社の課題・活用シーンを整理する

最初に可視化する業務は1つに絞り、候補には手作業の集計に最も時間を割いている業務を選びます。

対象を決めたら、そこで使うデータの粒度と欠損を確認します。顧客名の表記が揺れている、日付の形式がシステムごとに違う、必須項目が空欄のまま運用されているといった状態でダッシュボードを作ると、出てきた数字が現場の実感と合わず、信用されないまま使われなくなるからです。

確認しておく項目は次のとおりです。

  • 集計の単位(日次か月次か、拠点別か担当者別か)
  • 顧客名・商品名などのキー項目の表記が揃っているか
  • 判断に使う項目に欠損がどの程度あるか

2. 無料版で操作性を確認する

無料版で確かめるのは、付属のサンプルデータではなく自社の実データです。項目名も表記の揺れも自社固有のものなので、サンプルで快適に動いたことは自社での再現を保証しません。

Tableau Desktopは永年無料で提供されており、全ての分析機能を利用できます。どのように分析体験が変わるのかをご体感ください。実際の利用方法は体験会ハンズオン等を通じて学んでいただくことができます。

3. スモールチームで先行導入する

先行導入の目的は完成度の高いダッシュボードを仕上げることではなく、社内の他の人に見せて「自分の業務でも作りたい」と言わせる実例を作ることです。実物を見せることが、社内展開の近道になります。

KMバイオロジクスはスモールスタートで導入し、教育プログラムを継続することで利用者を増やしました。手作業で月間810分かかっていたデータクレンジング業務を月間35分に圧縮した成果が、社内で作れる人を増やす動機になっています。

こうした例からも分かるように、定着の決め手になるなは最初のダッシュボードの完成度ではなく、作れる人を増やし続ける仕組みです。
(導入事例:KMバイオロジクス株式会社

TableauとSalesforceを連携してデータを可視化しよう

BIツールの導入を成功させるためには、まず手作業の集計に最も時間を使っている業務を1つ選び、無料トライアルで実データを読み込ませてみることから始めましょう。小さな業務から効果を検証することで、現場に合った活用方法を見つけやすくなり、その後の全社展開も進めやすくなります。

その前提として重要なのが、分析に使う顧客データを1つの基盤に集約しておくことです。顧客情報が営業支援システムやExcelなどに分散していると、データの収集や整形に時間がかかり、分析結果の信頼性にも影響します。Salesforce CRMには2ユーザーまで無料で使えるFree Suiteがあり、顧客データを1か所で管理する環境を手軽に構築できます。

Tableauで分析しやすいデータ基盤を整えておけば、売上や顧客情報だけでなく、ほかの業務データも組み合わせた分析がしやすくなります。可視化の前段階で何から整えるべきか迷っている場合でも、まずはSalesforceへお気軽にご相談ください。

Tableauを使ったデータ可視化の基本や、分析結果を意思決定に活かす流れを具体的に知りたい方は、以下の動画も参考にしてください。  

データ活用の第一歩をTableauで体験

貴社にも蓄積されたデータがありませんか?データを気づきに変える分析方法を、Tableauの体験動画でご覧いただけます。

Tableauに関するよくある質問(Q&A)

Tableau Desktop Free Editionなら、有効期限なくクレジットカードも不要で利用できます。ただし、共有やAI機能に制限があるため、本格的にBIツールを活用していく場合は、14日間の無料トライアルが用意されているTableau Cloudをご活用ください。

連携には「SalesforceのデータをTableauで読む」方向と「TableauのダッシュボードをSalesforce上に表示する」方向の2つがあり、目的によって使う機能が変わります。

前者はSalesforceコネクタで接続することができます。ただし、常時接続してリアルタイムに参照する形ではないため、抽出の更新頻度を運用設計に織り込んでおく必要があります。

後者はLightning Webコンポーネントを使うことで、TableauダッシュボードをSalesforceページにすばやく統合できます。

Salesforceは顧客データを蓄積し、いまの案件状況や活動量を日々確認する役割を担うCRMです。Tableauはそのデータから要因を掘り下げて次の判断に使う役割を担うBIツールであり、それぞれ役割が異なります。

※2026年8月現在の情報を元にしています。最新の詳しい価格情報については、営業担当者にお問い合わせください。