最終更新日:2026.06.02

デジタル化・AI導入補助金2026|変更点、申請から導入後の活用ポイントまで解説

業務効率化やDX等に向けたITツールの導入が補助される制度の概要を解説します。申請期限があるため、早期に検討しましょう。

Miho Akitsu

Miho Akitsu

マーケティング統括本部 デマンドジェネレーション キャンペーン ディレクター

職歴
2011年三井情報株式会社入社。文教市場を担当し無線LANネットワーク機器の小中学校導入プロジェクトに携わる。2015年よりSalesforceにインサイドセールスとして入社。インバウンド、アウトバウンドの両方を担当し、入社以来15ヶ月連続で達成。2016年よりプロダクトマーケティングとして、SFA/CRM/MA製品を担当。2024年より中小・成長企業向けのデマンドジェネレーションチームを率いる。共著に『訪問しない時代の営業力強化の教科書』(翔泳社)がある。

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業種ごとの条件

利活動法人(NPO法人)なども対象に含まれるため、株式会社・有限会社以外の法人格でも検討可能です。小規模事業者(製造業等は従業員20人以下、商業・サービス業は5人以下)や個人事業主も申請できます。医療法人・社会福祉法人・特定非営

業種 資本金 従業員数(常勤)
製造業・建設業・運輸業 3億円以下 300人以下
卸売業 1億円以下 100人以下
サービス業 5,000万円以下 100人以下
小売業 5,000万円以下 50人以下
その他 3億円以下 300人以下

変更点一覧

項目 旧IT導入補助金(2025年度まで) デジタル化・AI導入補助金(2026年度〜)
制度名称 IT導入補助金 デジタル化・AI導入補助金
通常枠の補助上限 450万円 450万円(据え置き)
通常枠の補助率 1/2以内 1/2以内(最低賃金近傍事業者は2/3以内)
AI機能ツールの扱い 明示なし 通常枠の補助対象として明確化
2回目以降の追加要件 なし 賃上げ計画の策定・従業員への表明義務
廃止された枠 商流一括インボイス対応類型

申請枠・種類

申請枠 補助額 補助率 主な対象
通常枠 5万〜450万円 1/2以内(最低賃金近傍は2/3) 業務効率化全般・AI対応ツール
インボイス枠(インボイス対応類型) 最大350万円 小規模事業者4/5・その他2/3 インボイス対応ソフト
インボイス枠(電子取引類型) 最大350万円 中小企業2/3・大企業1/2 受発注の電子化
セキュリティ対策推進枠 5〜150万円 1/2以内(小規模事業者2/3) サイバーセキュリティ対策
複数者連携枠 最大3,000万円(全体) 2/3以内 複数事業者の連携デジタル化
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申請スケジュール

1次締切で採択された場合、交付決定は7月下旬です。年度内の導入完了を目指すなら、7月中旬から逆算して準備スケジュールを組む必要があります。
出典:https://it-shien.smrj.go.jp/schedule/

回次 申請締切 交付決定(予定)
1次 2026年6月15日(月)17:00 2026年7月23日
2次 2026年7月21日(火)17:00 2026年9月2日
3次 2026年8月25日(月)17:00 2026年10月7日
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よくある質問(FAQ)

はい、Salesforceは通常枠の対象ツールとして登録されています。「顧客対応・販売支援」の業務プロセスに該当し、補助金を活用した導入が可能です。
補助金申請前に機能を確かめたい場合は、Salesforce Free Suiteを無料で始めるから無料で試せます。登録済みITツールの最新一覧は公式のITツール検索システムで確認できます。

申請回数に上限はありません。ただし2回目以降は賃上げ計画の策定・従業員への表明義務、3年間の効果報告が追加要件になります。年平均給与成長率1.5%以上が目標水準で、未達成の場合は補助金返還の可能性があります。
同一年度内で同一枠への重複申請はできません。2度目の申請を検討する場合は、追加要件の実現可能性を事前に精査してください。

制度全般の問い合わせは、デジタル化・AI導入補助金の公式ポータルサイトに設置されているコールセンターが窓口です。受付時間や電話番号はポータルの「お問い合わせ」ページに掲載されています。

個別の申請内容に関しては、共同申請するIT導入支援事業者に相談するのが最も確実です。審査基準や採点ポイントについて事務局は直接回答しないケースもありますが、申請実績のある支援事業者は過去の経験から具体的なアドバイスが可能です。