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【Slack最新事情 2026春 Vol.3】Slack が CRM になった日。 営業の「当たり前」が根本から変わる

Salesforceが米サンフランシスコで開催したSlackの最新イベント「Meet the new Slack. Where AI works.」のキーポイントを取材したセールスフォース・ジャパンの鈴木晶太・プロダクトマーケティングマネージャー(PMM)が全3回でレポートします。

調べる、まとめる、動かす。新生Slackbotで仕事が変わる

Slackの中に、あなた専用のAIエージェントを
これまでの単なるチャットボットとは、まるで違う。新生Slackbotが実現する新しい働き方を、ぜひこの1分半でご確認ください。

Salesforce 27年の CRM の歴史が、会話の中へ

「Salesforceが生まれて約27年、『CRMを使う』と言えば まずは 『Salesforce を開くこと』でした。今日、それが変わります」

SalesforceでAgentforce Sales プロダクト担当を務めるマリーアン・パテルは、そう宣言してステージに立ちました。

共同創業者のマーク・べニオフとパーカー・ハリスが Salesforce を創業したときの目標は、エンタープライズソフトウェアをクラウドに移すことでした。今、それは「会話の中」へ移っています。

「ビジネスを動かしているすべてのアプリケーションが、作り直されました。もはやアプリケーションは、Slackの “となり” に存在するのではなく、Slackの “中” に存在するのです」と説明。Slackの目覚ましい進化へと話題を移します。

この記事では、Slackが仕事の「入り口」となる具体的な3つの新たな内容を営業業務にフォーカスして解説します。

【発表① Slack CRM】  Slack に CRM を搭載

最初の発表は「Slack CRM」です。世界最強の CRM が、シンプルな形でSlackとつながりました。

中小企業では、営業専任チームを持たないケースも珍しくありません。事業を動かすメンバー自身が、営業活動も兼務しているのが実情です。

顧客とのやり取りは、すでにSlack上で完結しつつあります。それでも、会話の内容を整理された顧客情報として記録するためには、別タブを立ち上げ、別ツールへ移動し、通話が終わってから改めて入力時間を確保する、そんな手間が必要でした。

こう言った作業は後回しになりやすく、気づけば管理負荷として積み上がっていく。そのサイクルを断ち切るのが、Slack CRMです。

「すでに Salesforce 上でビジネスを動かしている企業でも、Slackは『新しい UI』として機能します。すべてのユーザーのところへ仕事が直接やって来る初めての形です。どのタブかを探しにいく必要はありません。すべてがを“その人のもと” に届けます。そのための UI としてSlackは素晴らしいんです」 ( マリーアン・パテル)

【発表② エージェンティック・プロスペクティング】 “探偵業務”を自動化せよ

第2の発表は、エージェンティック・プロスペクティングの GA(日本語は6月提供予定)です。

営業担当者の多くが、トップ・オブ・ファネルの“探偵業務”に毎日何時間も費やしています。いろいろなツールで情報を探し、頭の中でつなぎ合わせる……。

そんな作業が、自動化できます。具体的な動きはこうです。

  1. ZoomInfo を参照し、代わりにウェブリサーチを実施
  2. 過去の顧客との通話記録をレビュー
  3. ICP(理想顧客プロファイル)に合致する最良の見込み客を、Slackの中でリスト形式で営業担当者へそのままお届け
  4. Engagement Agent がリードに対してパーソナライズされたメッセージを自動送信・フォローアップ・質問への回答、さらには営業担当者とのアポイントまで設定

「営業担当者は、実際に面談相手に会うその日まで、この見込み客のデータに触れる必要すらない。トップ・オブ・ファネルの探偵業務はもう消えます」 (マリーアン・パテル)

【発表③ パイプライン管理エージェント】  手動更新よ、さようなら

第3の発表は、パイプライン管理の自動化です。

商談終了後、営業担当者がSalesforceの更新を億劫に思うことは、誰もが知っています。しかし、パイプライン管理は命綱です。

Slackbot に「今日の商談で起きたことすべてをSalesforceに反映して」と頼むだけで、パイプライン管理エージェントが動きます。

  1. すべての会話と最新情報を確認
  2. Slackbotがパイプライン管理エージェントをオーケストレーション
  3. 確認画面で営業担当者が承認
  4. 指示を実行

この確認画面が、重要なポイントです。単なる「AIによる確認画面」ではありません。営業担当者が主導権を持っているから意味があるのです。

「AIに自分のパイプラインを勝手に自動更新させて平気な営業担当者なんて、誰がいますか? 誰もいません」 ( マリーアン・パテル)


Salesforce のSMB組織では、このパイプライン管理エージェントを12月に「オン」に。すると、2か月でこのツールだけで12万5000時間分の更新作業を削減できました。

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【Anthropicの実績】 商談サイクル60%

「私の言葉だけを信じる必要はありません」。パテルがそう語り、紹介したのが Anthropic の事例です。

Anthropicの営業チーム全体がSlackとAgentforce を活用。AIエージェントがトップ・オブ・ファネルを押し上げ、プロスペクティングを行い、案件を前に進め、アカウントを成長させる手助けをしています。すべて Slack の中で。その結果として、商談サイクルが60%短縮されました。

一般的な企業は現在、組織全体で平均約1000ものプリケーションを管理していると言われます。

1000種類のログイン、1000種類の学ぶべきシステム……。従業員はこれまで、IT スタック全体でそれらのアプリをつなぎ合わせる「糊」の役割を担ってきました。

それが変わります。

「こちらのインサイト、あちらのタブ、そっちの更新を管理しなければならない。もっとビジネスにインパクトを与えることに時間を使わなければならないのに、こう言った手間は本当に大きな負担です」 ( マリーアン・パテル)

1人の営業担当者が、1人のAIエージェントを会話の中で持つ。Slackはこれまでも仕事が進められてきた場所でした。そして今やSlackbotが、仕事がどう進み、どう起きるかを形作る存在になっています。

これこそが、私たちが Salesforce をゼロから再構想しているということ」

マリーアン・パテル

AI時代の仕事は、Slackで動くーー。もう、それは始まっているんです。

「Slackに、最強の相棒が来た」

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