Skip to Content

【2026年最新】案件管理ツールおすすめ10選|導入メリットや選び方

本記事では、おすすめの案件管理ツール10選をわかりやすく比較・紹介します。導入のメリット・デメリットや選び方、企業の成功事例も解説しているので、ツールの導入を検討している方はぜひ参考にしてください。

案件管理を効率化して営業力強化を目指す企業にとって、案件管理ツールは欠かせない存在です。しかし、機能や操作性、導入コストの違いから、最適なツール選びに悩む企業は少なくありません。

本記事では、おすすめ案件管理ツール10選を紹介するとともに、導入のメリット・デメリットや選び方のポイント、企業の成功事例を詳しく解説します。

案件管理ツールの導入を検討している方は、本記事を参考に自社に最適なツール選びを進めましょう。

【2分でわかる】Starter Suite: 中小・スタートアップ向けオールインワンCRM

Starter Suiteは一つのツールに営業、カスタマーサービス、メール配信に必要な機能と、ガイド付きのアシストが組み込まれた、誰でも簡単に使い始められる世界No.1 CRMです。

おすすめの案件管理ツール・システム10選

案件管理に役立つツールは豊富にあるため、企業の規模や業務ニーズに応じて最適なものを選ぶことが大切です。

ここでは、代表的な10の案件管理ツールを比較し、自社に適したソリューションを効率的に検討できるよう表形式でまとめました。

表:代表的な案件管理ツールの特徴

製品名料金(月額)特徴
Starter Suite3,000円・中堅・中小企業向け
・導入初日からスムーズに運用開始
Agentforce Sales(旧Sales Cloud)0円~・営業プロセスの自動化と標準化
・高度なAI営業支援
Mazrica Sales6,500円~・直感的なUIで定着しやすい
・AIによる案件予測
esm(eセールスマネージャー)3,500円~・案件進捗がひと目でわかる管理画面
・スマホアプリで外出先でも活用可能
Zoho CRM1,680円~・AIアシスタントで営業支援
・マーケティング自動化で効率的に顧客育成
Sales Force Assistant2,000円~・AI秘書で商談支援やノウハウ蓄積
・見積・受注作業を自動化
kintone 営業支援パック1,000円~・グラフで売り上げや活動数を可視化
・アプリ間連携による情報共有
Microsoft Dynamics 365 Sales9,745円~・Office製品との高い互換性
・膨大なデータの蓄積・分析が可能
Notion0円~・AIで作業を自動化
・柔軟なカスタマイズで個人・チームに対応
JUST.SFA要問い合わせ・ノーコードで自社向けにSFAを構築
・柔軟な営業スタイルに対応

Starter Suite(株式会社セールスフォース・ジャパン)

Starter Suite』は、営業・サービス・マーケティング・コマースを1つの統合プラットフォームで管理できる、中堅・中小企業向けのCRMツールです。

ガイド付きオンボーディングと直感的な操作で迅速に導入でき、Slackとの連携や組み込みAIによって、業務の効率化と情報整理の自動化を実現します。チームの生産性向上や戦略的意思決定をサポートし、小規模チームでも導入初日から価値を実感できる点が大きな魅力です。

表:『Starter Suite』について

製品名Starter Suite(スタータースイート)
提供元・運営元株式会社セールスフォース・ジャパン
料金プラン3,000円/ユーザー/月
※上記価格は最低価格※別途、取引手数料がかかる
機能・特徴・導入初日からスムーズに運用開始
・営業やリード管理を自動化し、重要案件の取りこぼしを防止
・顧客対応やサービスフローを簡単に整理
・最適化・Slack連携でチーム内コミュニケーションを強化

『Starter Suite』は、30日間の無料トライアルを実施しています。ツールの操作感を体験したい方はぜひお試しください。

【30日間無料】
Starter Suiteトライアル

中小・スタートアップが36%の意思決定速度と営業生産性の向上を実感!Salesforce Starter Suiteのすべての機能をお申し込み直後からお試しいただけます。

Agentforce Sales(旧Sales Cloud)(株式会社セールスフォース・ジャパン)

Agentforce Sales(旧Sales Cloud)』は、AIエージェントと統合データを活用して営業活動を高度化する営業支援(SFA)ツールです。

リード・取引先・商談・活動履歴を一元管理し、信頼できる情報基盤を構築します。売上予測やパイプライン管理、レポート・ダッシュボード機能により案件の進捗や重要商談を可視化し、営業プロセスの自動化や承認フローの効率化も実現可能です。

『Starter Suite』が中小・中堅企業向けの統合CRMであるのに対し、本製品はより高度な分析・自動化・AI活用を求める企業に適しています。

表:『Agentforce Sales』について

製品名Agentforce Sales(エージェントフォース セールス)
提供元・運営元株式会社セールスフォース・ジャパン
料金プランFree Suite:0円Starter Suite:3,000円
Pro Suite:12,000円Enterprise:21,000円
Unlimited:42,000円Agentforce 1 Sales:66,000円
※1ユーザーあたりの月額料金
※Free Suiteは最大2ユーザーまで
※Starter Suiteは月払い/年払いに対応
※Pro Suite以上は年間契約のみ
機能・特徴・AIエージェントにより営業生産性を向上
・案件情報を一元化し、属人化を防止
・精度の高い売上予測で経営判断を支援
・営業プロセスの標準化・自動化を実現
・拡張性が高く、企業成長に合わせてスケール可能

Mazrica Sales(株式会社マツリカ)

『Mazrica Sales』は、誰でも使いやすく成果創出までを支援するSFA/CRMです。

直感的なUI/UXにより、顧客・案件・行動情報を一元管理し、営業活動の見える化と効率化を実現します。AIによる案件予測や企業データベースとの連携、モバイルアプリ対応などを備えており、導入から定着までを後押しします。

表:『Mazrica Sales』について

製品名Mazrica Sales(マツリカセールス)
提供元・運営元株式会社マツリカ
料金プランStarter:月額6,500円/ID~
Growth:月額12,500円/ID~
Unlimited:月額18,500円/ID~
※最低10IDから契約可能※初期費用
・開発費用はいずれも無料
機能・特徴・直感的なUIで定着しやすい
・ダッシュボード/レポートで分析
・可視化を強化
・AIによる案件予測や自動名寄せで受注確度向上を支援
・ISO27001取得やIP制限など高水準のセキュリティ対策

esm(eセールスマネージャー)(ソフトブレーン株式会社)

『esm(eセールスマネージャー)』は、顧客管理から営業管理、アフターサービスまで一気通貫で効率化できるCRM/SFAツールです。

案件管理が見やすく設計されており、営業チームの進捗や成果を直感的に把握できます。また、スマホアプリや地図機能を活用することで、外出先からでも円滑に営業活動を行え、名刺のデジタル化や日報管理も簡単に実施可能です。

表:『esm(eセールスマネージャー)』について

製品名esm(eセールスマネージャー)
提供元・運営元ソフトブレーン株式会社
料金プランBasic:月額3,500円(税別)
Enterprise:月額12,500円(税別)
※1ユーザーあたりの料金
機能・特徴・案件進捗がひと目でわかる管理画面
・外出先でも営業活動を効率化するスマホアプリ
・名刺のデジタル化で情報を即時共有
・日報や顧客接点を統合管理
・地図機能で訪問優先顧客を可視化

Zoho CRM(ゾーホージャパン株式会社)

『Zoho CRM』は、企業の営業・顧客管理を効率化するクラウド型CRMツールです。

AIアシスタントによるタスク提案や外出先でも利用できるモバイルアプリにより、チーム全体の生産性を向上させます。また、マーケティングオートメーションやデータ分析機能を活用することで、見込み客育成や営業戦略の改善もサポートします。

表:『Zoho CRM』について

製品名Zoho CRM(ゾーホー CRM)
提供元・運営元ゾーホージャパン株式会社
料金プラン・月額契約
スタンダード:¥2,400
プロフェッショナル:¥4,200
エンタープライズ:¥6,000
アルティメット:¥7,800

・年間契約(最大34%オフ)
スタンダード:¥1,680
プロフェッショナル:¥2,760
エンタープライズ:¥4,800
アルティメット:¥6,240

※表示は税抜き価格※1ユーザーあたりの月額料金
機能・特徴・AIアシスタントで営業業務を支援
・モバイルアプリで外出先でも業務可能
・マーケティング自動化で効率的な顧客育成
・チームコラボレーションで情報共有を強化

Sales Force Assistant(株式会社NIコンサルティング)

『Sales Force Assistant』は、株式会社NIコンサルティングが提供するAI搭載型の営業支援(SFA)システムです。

案件情報や顧客データを一画面で可視化し、会議や報告の効率化をサポートします。また、AI秘書が商談準備やターゲットリスト作成、成功事例の共有を支援し、新人でも短期間で成果を出せる環境を整えます。見積作成や受注登録との連携も可能です。

表:『Sales Force Assistant』について

製品名Sales Force Assistant(セールス フォース アシスタント)
提供元・運営元株式会社NIコンサルティング
料金プラン顧客創造:4,000円/名
顧客創造R:4,000円/名
顧客深耕:3,500円/名
深耕創造:4,500円/名
顧客深耕R:4,500円/名
顧客深耕AO:3,500円/名
ABM:2,000円/名
機能・特徴・AI秘書による商談支援でノウハウを社内資産化
・見積・受注作業を自動化し工数削減
・営業スタイル別の柔軟な運用を実現
・モバイル対応で外出先からも管理可能

kintone 営業支援パック(サイボウズ株式会社)

『kintone 営業支援パック』は、顧客情報や案件の進捗を一元管理できる営業支援用のアプリパックです。

活動数や売り上げの推移をグラフで可視化でき、営業の分析や改善を簡単に行える点が特徴です。アプリ間の連携や入力項目のカスタマイズが可能で、自社の営業スタイルに合わせて柔軟に活用できます。

表:『kintone 営業支援パック』について

製品名kintone 営業支援パック(キントーン 営業支援パック)
提供元・運営元サイボウズ株式会社
料金プランライトコース:1,000円
スタンダードコース:1,800円
ワイドコース:3,000円
※1ユーザーあたりの月額料金
※初期費用無料で、1ヶ月から契約可能
機能・特徴・履歴管理で担当者間の引き継ぎがスムーズ
・グラフで売り上げや活動数を簡単分析
・アプリ間連携で効率的な情報共有
・入力項目や画面をカスタマイズ可能

Microsoft Dynamics 365 Sales(Microsoft Corporation)

『Microsoft Dynamics 365 Sales』は、日本国内だけでなく海外の企業でも幅広く導入されているエージェント型のCRMソリューションです。

多言語に対応しているため、海外拠点をもつ企業でもスムーズに導入できます。Microsoft 365とシームレスに連携できるため、日常的にOffice製品を利用している企業にも適しています。

表:『Microsoft Dynamics 365 Sales』について

製品名Microsoft Dynamics 365 Sales(マイクロソフト ダイナミクス 365 セールス)
提供元・運営元Microsoft Corporation
料金プランProfessional:9,745円
Enterprise Edition:15,742円
Premium:22,488円
※税抜き価格※1ユーザーあたりの月額料金
機能・特徴・Office製品との互換性が高い
・CRM機能だけでなく、関連する業務支援機能も充実
・膨大なデータの蓄積
・分析が可能
・詳細な業務分析や意思決定に活用できる

Notion(Notion Labs Japan 合同会社)

『Notion』は、個人やチームの作業を効率化するオールインワンのワークスペースです。

タスクやプロジェクトの管理だけでなく、AIエージェントを活用して日々の作業を自動化できます。柔軟なカスタマイズ性により、個人の働き方から企業の複雑なプロジェクトまで幅広く対応可能です。

表:『Notion』について

製品名Notion(ノーション)
提供元・運営元Notion Labs Japan 合同会社
料金プラン・月間プランフリー:0円
プラス:2,000円
ビジネス:3,800円
エンタープライズ:カスタム料金

・年間プラン(最大20%お得)
フリー:0円プラス:1,650円
ビジネス:3,150円
エンタープライズ:カスタム料金

※1ユーザーあたりの月額料金
機能・特徴・AIエージェントで作業を自動化
・すべての情報を一括検索して必要なデータを抽出
・会議メモを自動作成
・柔軟なカスタマイズで個人
・チームに最適化

JUST.SFA(株式会社ジャストシステム)

『JUST.SFA』は、株式会社ジャストシステムが提供する営業支援クラウドサービスです。

ノーコードで自社に最適なSFAを簡単に構築できます。新規開拓や既存顧客対応など多様な営業スタイルに対応しており、外部システムとの連携も容易です。

表:『JUST.SFA』について

製品名JUST.SFA(ジャスト.SFA)
提供元・運営元株式会社ジャストシステム
料金プラン要問い合わせ
機能・特徴・営業スタイルに応じた柔軟なカスタマイズ
・導入から定着までの手厚いサポート
・現場で即戦力として活用できる操作性
・必要に応じて現場で自由にカスタマイズ可能

案件管理ツールとは?

案件管理ツールとは、複数の案件やプロジェクトを一元管理し、社内での情報共有や営業活動をサポートするためのツールです。従来のExcelによる管理と比較すると、次のように効率的なプロジェクト管理を可能にします。

  • 複数データの一元管理
  • リアルタイムの情報更新
  • 商談進捗の可視化

さらに、案件管理ツールは柔軟性やカスタマイズ性も高く、企業のニーズに合わせた設定が可能なため、業務効率やチームの生産性も期待できます。

案件管理ツールの種類や管理すべき項目については、以下の記事で詳しく解説しています。

【関連コンテンツ】
案件管理とは?メリットや管理ツールの種類、選び方も詳しく解説

案件管理ツールの導入による4つのメリット

続いて、CRMなど案件管理に特化したツールを導入するメリットについて詳しく解説します。

  • 案件情報を連携して一元管理できる
  • 案件の進捗状況を可視化できる
  • 案件ごとの分析を効率的に行える
  • チーム内の協力体制が構築できる

案件管理ツールが「どのような場面で効果を発揮するのか」を確認し、自社で活用できる場面を検討してみてください。

1.案件情報を連携して一元管理できる

案件管理ツールの導入によって、案件ごとの顧客情報や進捗状況など、複数のデータを連携して一元管理できます。

たとえば、ある顧客との商談の進捗状況を確認する際には、顧客の購買履歴やサービス利用状況といった関連情報にもスムーズにアクセスできます。

Excelで管理している場合は、別のファイルやシートに記録された顧客情報を参照しなければなりません。

しかし、案件管理ツールでは、顧客ごとに関連するすべての情報をひとつのデータベースに統合でき、情報管理の時間や労力の削減が可能です。

2.案件の進捗状況を可視化できる

案件管理ツールでは、案件の進捗状況を可視化できるため、プロジェクト全体の把握と管理を効率的に行えます。

たとえば、ツール上のダッシュボードやガントチャートなどを活用して、進捗状況を視覚的に表示することで、各案件の「遅延」や「完了」の状況をひと目で把握できます。

Salesforceの『Agentforce Sales』では、下の画像のように案件の基本情報と各フェーズが可視化され、どの担当者でも進捗の確認が容易です。

案件管理ツールは、プロジェクト全体の進捗状況だけではなく、チームメンバーの作業進捗や業務量の可視化も可能です。「作業工程の遅れがないか」や「業務量の偏りがないか」を早期に発見でき、速やかに対処できます。

3.案件ごとの分析を効率的に行える

案件ごとの売り上げや営業の実績などのデータ分析を効率的に行えることも、案件管理ツールを導入するメリットのひとつです。

案件の収益性を分析する場合、売り上げや利益のデータに加え、案件にかかった時間やリソースなどの情報も必要です。案件管理ツールであれば、これらのデータを一元的に管理できるため、収集や集計の手間をかけずに分析を行えます。
下の画像のように『Agentforce Sales』のダッシュボードには、担当部署の売上予測や見込み客との対応状況など、さまざまなデータを表示できます。

案件に関わるさまざまな情報をもとに分析することで、収益性の高い案件や課題のある案件の特定につながり、戦略的な優先順位付けや予算配分が可能です。

過去データの活用によって、類似する案件の売上予測も効率的に行えるため、企業の生産性が向上します。

4.チーム内の協力体制が構築できる

案件管理ツールを導入し、各担当者の進捗状況をチーム内で共有することで、連携しながら業務を進められます。

たとえば、チーム全体で案件に取り組む場合、ダッシュボード上で各メンバーのタスクや業務量をひと目で把握できます。そのため、進捗の遅れや業務の偏りに気づきやすくなり、必要に応じてタスクの再配分やサポートの提供が可能です。

また、担当者が自分の業務だけでなくチーム全体を俯瞰できることで、メンバー間のコミュニケーションも活発化し、情報共有や問題解決もスムーズに行えます。

案件管理ツールを導入する2つのデメリット

案件管理ツールの導入には多くのメリットがある一方で、次のようなデメリットも存在します。

  • 操作習得に向けたトレーニングが必要となる
  • ツールの導入・運用に一定のコストが発生する

上記のデメリットを解決するには、事前に適切な導入計画と予算を策定し、従業員のトレーニングに十分なリソースを確保することが重要です。

1.操作習得に向けたトレーニングが必要となる

新しいツールを導入する際には、操作方法や情報管理に関するトレーニングが欠かせません。機能が複雑なツールほど、習得に時間がかかることもあります。

案件管理ツールも例外ではありません。そのため、従業員向けの教育プログラムやマニュアルを整備するなど、操作方法や機能への理解を深める取り組みが必要です。
こうした環境を整え、トレーニングを繰り返すことで、従業員は実務においても進捗管理や情報共有を効率的に行えるようになります。

2.ツールの導入・運用に一定のコストが発生する

案件管理ツールの導入には、購入費用や月額利用料などの運用コストがかかります。ツールによっては、カスタマイズ設定やデータ移行、外部システムとの接続に追加コストがかかることもあります。

まずは、長期的なコストと導入効果のバランスを考慮し、自社に最適なツールを選定しましょう。

コストを抑えつつ効率的に案件管理を行えるツールとして、Salesforceの『Starter Suite』があります。月額3,000円で利用可能で、案件管理の効率化や顧客データの分析に役立ちます。

現在30日間の無料トライアルを実施しているので、案件情報の一元化と進捗管理の最適化を図りたい方はぜひお試しください。

【30日間無料】
Starter Suiteトライアル

案件管理ツールの選び方

案件管理ツールにはさまざまな種類があります。ここでは、次の6つのポイントに焦点を当てて比較してみましょう。

  • 目的やニーズに合った機能を有しているか
  • 直感的に操作できる仕様であるか
  • 既存のツール・システムとの連携が可能か
  • 自社に適したサポート体制が整っているか
  • 導入・運用コストは妥当か
  • セキュリティ体制は信頼できるか

自社に最適な案件管理ツールを選ぶことで、プロジェクトの効率化や協力体制の強化につながります。

目的やニーズに合った機能を有しているか

案件管理ツールを比較する際は、自社の目的やニーズに適した機能があるかを確認しましょう。

高機能なツールは魅力的ですが、使わない機能ばかりではコストが無駄になり、現場も混乱します。大切なのは、自社の課題解決に必要な機能が過不足なく揃っていることです。

まず、自社の営業プロセスを書き出してみましょう。アポイントから受注、アフターフォローまで、各段階で「誰が」「何を」「どのように」管理しているかを整理します。

次に、案件管理ツールに求める機能を「必須機能」と「便利機能」に分けます。たとえば、「顧客情報と商談履歴の管理は必須」「日報の自動作成機能はあれば便利」のように優先順位をつけましょう。

案件管理ツールにおいて、チェックすべき機能の例は以下のとおりです。

  • 顧客情報管理(企業名、担当者、役職など)
  • 商談進捗管理(フェーズ管理、活動履歴)
  • ToDo(タスク)管理
  • 売上予測(予実管理)
  • レポート・ダッシュボード機能
  • 名刺管理機能

プロジェクトを管理する場合は、メンバーのタスクや業務量の把握も必要なため、ガントチャートなどの進捗管理機能をもつツールが適しています。

直感的に操作できる仕様であるか

案件管理ツールを比較する際は「直感的かつ簡単に操作できるか」も重要なポイントです。

ツール導入の成功は、毎日使う営業担当者が使いやすいかにかかっています。経営層や情報システム部門の評価が高くても、現場が使わなければ意味がありません。

操作が簡単であれば、従業員へのトレーニング期間を短縮でき、準備から運用までのプロセスもスムーズになります。そのため、導入前に無料トライアルを活用して、ITツールに不慣れなメンバーに実際に触ってもらいましょう。「マニュアルを見なくても、どこを触れば何ができるか大体わかるか」は重要な指標です。

また、日々の営業活動の入力が3クリック以内で完了するかも確認しましょう。操作が面倒だと、入力自体が目的化し、形骸化の原因になります。スマートフォンアプリがあると、外出先からでも簡単に入力や確認ができ、より利便性が高まるでしょう。

既存のツール・システムとの連携が可能か

「自社で利用しているビジネスツールと連携できるか」も、確認しておきたいポイントです。
メールシステムやカレンダー、コミュニケーションツールなど、日常的に使用しているツールと連携することで、業務プロセスの効率化につながります。複数のツールで管理している情報を一元化できるため、情報の重複やミスも減らせます。

自社に適したサポート体制が整っているか

案件管理ツールを導入しても、使い方がわからなかったり、トラブル時にすぐ解決できなかったりすると、社内に定着しません。自社のITリテラシーに合わせて、必要なサポート範囲を見極めましょう。

表:サポートの具体例

導入初期のサポート・初期設定の代行や、データ移行の支援サービスはあるか
運用中のサポート・電話やメール、チャットなど、困ったときにすぐ相談できる窓口はあるか
・対応時間は自社の営業時間と合っているか
定着支援・集合研修やオンライン勉強会、個別のコンサルティングなど、社内への定着を支援するプログラムはあるか

デモや商談の際には、機能だけでなくサポート体制の詳細も確認し、自社が運用できる製品かを見極めましょう。

導入・運用コストは妥当か

月額料金の安さだけで案件管理ツールを選ぶのは危険です。初期費用やオプション料金を含めると、結果的に高額になるケースもあります。そのため、初期費用と月額(または年額)料金を合わせた「総額」でコストを比較しましょう。

また、料金体系も確認しましょう。「ユーザー数に応じた課金か」「機能に応じた課金か」、自社の規模や使い方に合ったプランを選ぶことが重要です。

将来的にユーザー数が増えたり、より高機能なプランに変更したりする場合の料金も確認しておくと安心です。

セキュリティ体制は信頼できるか

案件管理ツールには、会社の資産である顧客情報や案件情報を預けることになります。万が一に備え、信頼できるセキュリティ対策が講じられているかを確認しましょう。

たとえば、ISMS(ISO/IEC 27001)などの第三者認証を取得しているかは、客観的な信頼性の指標になります。データの暗号化や、IPアドレスによるアクセス制限、ユーザーごとのアクセス権限設定など、具体的なセキュリティ機能を確認しておくこともおすすめします。

案件管理ツール導入の3ステップ

高機能な案件管理ツールを選んでも、導入方法を間違えると「宝の持ち腐れ」になってしまいます。
ここでは、案件管理ツールの導入を成功させ、成果につなげるための具体的なステップを紹介します。

目的を明確にする

まず、「なぜ案件管理ツールを導入するのか?」を具体的な言葉で定義します。目的が曖昧だと、導入後の効果測定ができず、現場の協力も得にくくなります。

表:目標の具体例

悪い例・営業活動を効率化したい・DXを推進したい
良い例・営業担当者の報告書作成時間を、1日あたり30分削減する
・売上予測の精度を、現状の±20%から±10%に改善する

上記のように、誰が見ても達成できたかどうかがわかる具体的な数値目標(KPI)を設定することが、成功の第一歩です。

スモールスタートで「成功体験」を積む

いきなり全社で一斉に案件管理ツールを導入すると、現場の混乱や反発を招きやすくなります。まずは小さな範囲でツールを試し、成功体験を積むことが重要です。

具体的には、新しい案件管理ツールに意欲的な1チームや数名のメンバーで試験的に導入するとよいでしょう。この段階で、入力項目や報告のタイミングなど、自社に合った使い方のルールを確立します。

ここで得られた成功事例や具体的な活用法を「モデルケース」として全社に共有することで、案件管理ツールの本格導入がスムーズに進みます。

使わざるを得ない仕組みを作る

「入力が面倒だ」という現場の抵抗は、案件管理ツール導入時に必ず直面する壁です。これを乗り越えるには、トップダウンの指示だけでなく、現場にとってのメリットを提示することが不可欠です。

たとえば、案件管理ツールへの入力が人事評価やインセンティブにつながる仕組みを作りましょう。

また、経営層や営業マネージャーが、Excelや口頭での報告ではなく、必ずツール上のデータを確認してフィードバックや指示を行うようにします。これにより「案件管理ツールを使わないと仕事が進まない」という状況を自然に作り出せます。
定期的に活用状況が優れた部署や個人を表彰するなど、ポジティブな動機付けも効果的です。

案件管理ツールを活用した企業事例

ここでは、案件管理ツールの活用により、案件の進捗管理が効率化された実例を紹介します。自社の案件管理方法を改善する際の参考にしてみてください。

営業フェーズを可視化し、組織拡大に強い案件管理体制を構築

株式会社JOYCLEは、サステナブルな社会の創造を目指して2023年7月に創業したスタートアップ企業です。ごみを「運ばず・燃やさず」に資源化する「分散型アップサイクルプラント」の普及に取り組んでいます。

しかし、顧客情報や営業の進捗を個人の記憶に頼っていたため、従業員の増加に伴い、情報共有や新メンバーへの業務引き継ぎが滞ることが懸念されていました。

そこで、2023年12月にSalesforceの『Starter Suite』を導入し、営業フェーズの可視化に取り組みました。その結果、新メンバーのオンボーディングにかかる時間がほぼゼロとなり、組織拡大に強い案件管理体制を構築しています。CRM上に蓄積されたデータを活用することで、戦略的な営業判断も可能になりました。

低コストで始められる『Starter Suite』は、創業期の情報管理基盤として大きな効果を発揮しています。

案件ごとの進捗をシームレスに確認して課題を解決

株式会社ユーザベースは、ビジネス活動において顧客・商談情報をもとに意思決定する文化をもっています。

しかし、ビジネス上の問題を特定する多角的なアプローチを行うためには、スプレッドシートの加工が必要で、時間と手間がかかっていました。

そこで同社では、Salesforceの『CRM Analytics』を導入して大量のデータを取り込み、多角的なデータ分析や深堀りによる課題の特定を行っています。

ツール導入によって、商談数や商談確度を踏まえながら「次の目標に向けて何が必要か」が明確になり、各担当者への指示が的確にできるようになりました。

各種伝票の情報を紐づけて各案件の情報を可視化

株式会社発研セイコーのビジネスモデルでは、営業・製造・施工など、部署間の円滑な情報共有や連携が欠かせません。しかし、注文数の増加に伴い、顧客からの注文に関する情報伝達不足が多発していました。

そこで同社では、Salesforceを全社共通の情報管理システムとして導入し、一元管理されたデータの共有を実現しました。

従来は紙だった伝票情報も『Sales Cloud』で一元管理し、各案件に各種伝票の情報を紐づけて可視化しています。ツールを導入した1年後には、売り上げが131%にまで増加し、業務の時間と手間も大幅に削減できました。

案件管理ツールを導入するなら「AI搭載型」がおすすめ

近年、AIが搭載された案件管理ツールが台頭してきたことで、単なる情報整理の枠を超えた高度なサポートが提供されるようになりました。

たとえば、AIは案件の進捗や優先度を自動で分析し、次のアクションを提案することで、担当者の判断をサポートします。また、過去データをもとに類似案件の傾向を分析し、遅延や対応漏れが起こりやすいパターンを可視化できるため、見落としや対応漏れのリスクも減らせます。チャット形式での問い合わせ対応やレポート作成の自動化により、チーム全体の業務効率向上も期待できるでしょう。

案件数が多く業務が複雑化しやすい組織では、AI搭載型の案件管理ツールを導入することで、分散しがちな情報を一元管理し、データにもとづいた判断を迅速に行えるようになります。その結果、営業活動やプロジェクト推進における意思決定の精度を高めることが可能です。

案件管理ツールを活用して情報の一元管理と見える化を

従来のExcelによる管理は、あらゆる案件情報の一元管理やデータのリアルタイム更新には適していません。顧客との円滑なコミュニケーションや業務効率化を実現するには、CRMなどの案件管理ツールの導入が不可欠です。

ツールの導入には、全社的な理解と積極的な参加が必要なため、使い方やメリットを丁寧に説明しましょう。

案件管理ツールの選定にお悩みでしたら、月額3,000円で利用できる『Starter Suite』の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

案件の進捗状況や顧客情報を管理できるだけでなく、顧客からの問い合わせも漏れなく把握できます。30日間の無料トライアルを実施しているため、ツールの操作感を体験したい方はぜひお試しください。

【2分でわかる】Starter Suite: 中小・スタートアップ向けオールインワンCRM

Starter Suiteは一つのツールに営業、カスタマーサービス、メール配信に必要な機能と、ガイド付きのアシストが組み込まれた、誰でも簡単に使い始められる世界No.1 CRMです。

案件管理ツールに関するよくある質問

最後に、案件管理ツールに関するよくある質問を紹介します。

導入や運用で直面しやすい課題や失敗例など、知っておくと役立つポイントをまとめました。

案件管理ツールとしてExcelを利用する場合の課題は?

Excelは手軽に使える一方で、案件数や関係者が増えると管理が煩雑になりやすい点が課題です。

表:Excelの課題

課題具体例
情報が分散しやすい複数案件の横断管理が難しく、全体像を把握しにくい
共有・更新が難しい同時編集やリアルタイム反映に弱く、情報の不整合が生じやすい
データ精度や拡張性に限界がある入力ミスや更新漏れが起きやすく、ファイルサイズやカスタマイズの制約で業務効率が低下する

案件規模が拡大するほど、これらの課題は顕在化しやすくなります。

案件管理ツールの導入時によくある失敗は?

案件管理ツールの導入時には、以下のような失敗パターンがよく見られます。

表:ツール導入時の失敗例

失敗パターン具体例
ツールがオーバースペック・高機能すぎるツールを導入し、現場が使いこなせない
・以前と同じ情報しか入力されず、コストだけがかかる
トップダウンで決定・経営層だけの判断で導入し、現場への説明が不足する
・営業担当者の反発で誰も使わなくなる
入力が目的化・データは入力されるが、誰も分析
・活用しない・分析や意思決定に活かされないまま、単なる日報システムで終わる

上記のような失敗を避けるために、導入前に現場の意見を確認し、必要な機能と運用ルールを整理しておくことが大切です。

今、知るべきビジネスのヒントをわかりやすく。厳選情報を配信します