Einstein Copilotに「Laurenさんとの面談の前に知っておくべき情報は?」と質問している営業担当者。
金融サービス

打ち合わせの準備

お客様と打ち合わせを行うには、それに先立って相手の関連情報を集めたり、まとめたりする時間が必要になります。AIを使えば、顧客データの収集と要約を自動化できるので、準備万端でミーティングに臨めます。

金融サービス担当者がAgentforce Assistantにプロンプトを入力して、顧客とのアポイントメントをスケジュールしているチャットウィンドウ。
Copilotアクション:標準搭載

打ち合わせのスケジュール設定

概要
日時の調整機能はフローを使って組まれていることが多く、いくつもの画面で構成されます。Agentforce Assistantなら、複数のステップを1つのフォームやプロンプトに置き換えられます。やり方は簡単で、普段の話し言葉を使って、スケジューラー用の入力インターフェースを生成。使うデータは、サービスリソース、打ち合わせのトピック、打ち合わせの日時、顧客、営業テリトリーの5つです。

アクション種別
プロンプト

データソース
Salesforceのコア製品、業種別クラウド

使い方

次のどちらかの言葉で、アクションを呼び出します。

  1. 簡単に – 「打ち合わせの予定を設定して」
  2. 細かく – 「スピア社のレイチェル・アダムスさんとの打ち合わせの予定を設定して。場所はマーケット・ストリート支店で、トピックはウェルスマネジメント。日時は、2024年5月22の10時から11時」
[Prompt Template Text]入力ウィンドウ。
プロンプトテンプレート:カスタム

金融口座の状況の要約を作成

概要
富裕層のお客様との打ち合わせに備え、金融口座の要約を作成します。

参照するオブジェクト
取引先、金融口座

テンプレート種別
項目生成

データソース
CRM、Flow

使い方

  1. 下記のプロンプト例を使って新たにテンプレートを作成し、必要なデータを追加します。
  2. Lightningアプリケーションビルダーを使ってLightningページを編集し、項目にテンプレートを割り当てます。
[Prompt Template Text]入力ウィンドウ。
プロンプトテンプレート:カスタム

資産計画と目標の要約を作成

概要
富裕層のお客様との打ち合わせに備え、資産計画と目標の要約を作成します。

参照するオブジェクト
取引先、金融口座、資産目標

テンプレート種別
項目生成

データソース
CRM、Flow

使い方

  1. 下記のプロンプト例を使って新たにテンプレートを作成し、必要なデータを追加します。
  2. Lightningアプリケーションビルダーを使ってLightningページを編集し、項目にテンプレートを割り当てます。
[Prompt Template Text]入力ウィンドウ。
プロンプトテンプレート:カスタム

顧客とのやり取りの要約を作成

概要
富裕層のお客様との打ち合わせに備え、過去のやりとりの要約を作成します。

参照するオブジェクト
取引先、インタラクションサマリー

テンプレート種別
項目生成

データソース
CRM、Flow

使い方

  1. 下記のプロンプト例を使って新たにテンプレートを作成し、必要なデータを追加します。
  2. Lightningアプリケーションビルダーを使ってLightningページを編集し、項目にテンプレートを割り当てます。
[Prompt Template Text]入力ウィンドウ。
プロンプトテンプレート:カスタム

法人顧客に関する全情報の要約を作成

概要
打ち合わせに備え、注文、活動、ケース、請求書、商談などの情報を含む、顧客プロファイルの要約を作成。さらに、おすすめアクションも提案。

参照するオブジェクト
取引先、ケース、財務計画、財務目標、インタラクション概要

テンプレート種別
項目生成

データソース
CRM、Flow

使い方

  1. 下記のプロンプト例を使って新たにテンプレートを作成し、必要なデータを追加します。
  2. Lightningアプリケーションビルダーを使ってLightningページを編集し、項目にテンプレートを割り当てます。
[Prompt Template Text]入力ウィンドウ。
プロンプトテンプレート:カスタム

個人顧客に関する全情報の要約を作成

概要
打ち合わせに備え、ケース、資産目標と計画、やり取り、金融口座などの情報を含む、顧客プロファイルの要約を作成します。

参照するオブジェクト
取引先、ケース、資産計画、資産目標、インタラクションサマリー

テンプレート種別
項目生成

データソース
CRM、Flow

使い方

  1. 下記のプロンプト例を使って新たにテンプレートを作成し、必要なデータを追加します。
  2. Lightningアプリケーションビルダーを使ってLightningページを編集し、項目にテンプレートを割り当てます。
プロンプトビルダーのプロンプト例に手をかけるSalesforce Einsteinのマスコット。

思いどおりのソリューションを作成できます

ニーズに合わせてプロンプトを作成し、業務に活かす方法を紹介します。