200%の成果を生み出した、Salesforceによるファンエンゲージメント強化
こうした課題に対し、HBCはSalesforce Marketing Cloudの導入を決断しました。まずは分散していた有料配信やEC、キャンペーン応募のデータを統合し、ファンを一人ひとりの属性や行動と紐づけて把握できるようにしました。これにより、番組の参加者や商品の購入者を単なる「視聴者」から「ファン」として捉え、コミュニティ化を進めることが可能になりました。
具体的には、イベントアンケートやEC購入データをクラウドページ経由で取り込み、メール配信を通じてファンへ継続的にアプローチ。北海道日本ハムファイターズのDVDを購入した顧客や、ラジオ中継中にキャンペーンへ応募した数万件規模のファンデータを活用し、ターゲットごとに最適化したメッセージを届けられるようになっています。その結果、ある有料配信では販売開始当日に送ったメールをきっかけに、日次ベースでは販売実績が従来比200%増を記録。ECショップでも150〜200%の売上増を達成しました。
さらにSlackやTableauとの連携により、社内の情報共有や分析もスムーズになり、メール配信やクラウドページ作成といった基本的な運用は導入からわずか2〜3ヶ月で内製化が進みました。Salesforce Premierの学習コンテンツを活用しながら、現場メンバーが自発的にノウハウを蓄積しており、コンテンツ育成に向けたモチベーションは着実に高まっています。