生成AIを使用したセグメンテーションビルダー機能を表示しているData 360のインターフェース。
Data 360

世界No.1のCustomer Data Platform(CDP)

Data 360は、Agentforce Marketingに組み込まれた統合データ基盤をマーケティング担当者に提供します。既存のデータを移動することなく、即座にアクションに変換できます。マーケティング、営業、サービス、コマース全体でつながりのある顧客プロファイルを作成し、すべてのチャネルでリアルタイムに有効活用することができます。その結果、よりパーソナライズされた体験、より強固な関係、より迅速な成長が実現します。

統合された顧客プロファイル

ビジネス全体のあらゆるソースから得たデータをすべて活用し、顧客に関するインサイトを獲得して、顧客の生涯価値を高めます。

クリックアンドドラッグ方式のインターフェースで、入力データをData 360のデータモデルに合わせて標準化してマッピングできます。新たなデータに合わせて準備することにより、マーケティングチームやダウンストリームシステム(Marketing Cloudでパーソナライズされたジャーニーを始める、Sales Cloudで取引先の記録を更新するなど)でそのデータをシームレスに利用できるようになります。

SalesforceとSnowflakeやGoogle BigQueryなどのパートナーとの間での双方向のデータアクセスを利用することで、データを物理的に移動またはコピーすることなく、CRM以外のデータやサードパーティのデータ(在庫データ、クリックデータなど)を統合して活用できます。

データ接続インターフェース。

カスタム統合を減らしてメンテナンスの頻度を下げることで、マーケティングチームがキャンペーンでデータを制約なく利用できるようにします。Salesforceアプリ(マーケティング、セールス、サービス、コマース)へのネイティブ接続、Amazon S3などのクラウドストレージとの組み込み済みの統合、さらにMuleSoftによるあらゆるシステムとの接続機能により、顧客データを取得して結合します。

データソースアイコンの表。

個々のユーザーが使用しているさまざまなシステムで、異なるデータタイプ(匿名のデータ、非構造化データ、リアルタイムデータなど)がどのように取り込まれているか明らかにします。たとえば、atl@salesforce.comとal123@nto.comがユーザー定義のルールを使用して分断された記録をリンクし、同じ人物に関連付けられていることを明らかにします。

ID識別インターフェース。
データ接続インターフェース。
データソースアイコンの表。
ID識別インターフェース。

リアルタイムのデータとセグメンテーション

オーディエンスのセグメント化、Agentforceアクションの情報提供、パフォーマンスの分析に必要な構造化データと非構造化データを使用して市場投入までの期間を短縮します

適切なコンテキストデータを使用してAgentforceをさらに効果的にします。すべての構造化データと非構造化データをData 360で接続して調整することでデータが利用可能になり、Agentforceでデータを分析して最適なアクションを判断できるようになります。同時に、データをEinstein Trust Layer上で安全に保ちます。

Agentforceを使用すると、ターゲットとなる顧客セグメントを数分で作成できます。Data 360とAgentforceが連携することで、必要なターゲットオーディエンスを簡単に説明でき、エージェントは自然な文章のプロンプトを適切なセグメント属性に変換するため、SQLは必要ありません。

トレンドライン、傾向スコア、生涯価値計算のデータグラフ。

コードを書かずにクリック操作だけでカスタム予測AIモデルをゼロから作成することも、データサイエンスチームが構築した既存モデルを取り込むこともできます。これは、Data 360とAmazon SageMaker、Google Vertex AI、Databricksといった外部ツールとの直接連携によって可能になり、カスタムAI/MLモデルが生成する予測やスコア(購入傾向や解約の可能性など)を活用できます。

人工知能モデルのインターフェース。

顧客を理解し、顧客のキャンペーンへの反応を把握するための外部分析ツールの数を最小限に抑えます。Data 360で割り出した生涯価値などの計算済みインサイト(顧客プロファイルデータとすぐに使えるダッシュボードで構成)を活用し、顧客データと収益データを結合して、すべてのアクティベーション(Google Adsキャンペーンなど)でセグメントのパフォーマンスを理解し、最適化します。

トレンドライン、傾向スコア、生涯価値計算のデータグラフ。
トレンドライン、傾向スコア、生涯価値計算のデータグラフ。
人工知能モデルのインターフェース。
トレンドライン、傾向スコア、生涯価値計算のデータグラフ。

あらゆるチャネルでシームレスなアクティベーション

Data 360はAgentforce Marketingに深いレベルで組み込まれているため、Agentforceを活用したインテリジェントなレコメンデーション、リアルタイムの意思決定、自動化されたジャーニーにより、あらゆるタッチポイントをパーソナライズできます。

ブランドとのあらゆるやり取りから取得して統合されたプロファイルデータにもとづいて、パーソナライズされたレコメンデーションやオファーの関連性を高めます(顧客のブラウジングパターン、店内での購入品、過去のサービス事例、セールスへの問い合わせにもとづいて顧客にパーソナライズされた商品レコメンドをWebで提示するなど)。

顧客からの同意データにもとづき、より関連性の高い広告キャンペーンを展開したり、タイミングが適切ではない場合は広告を抑制したりすることで、無駄な支出を削減します。Google、Meta、Amazon、LinkedInなどの広告パートナーにダイレクトアクティベーションを連携することで、顧客にアピールします。AcxiomやThe Trade DeskなどのAppExchangeパートナーによるアプリで、プロファイルデータを充実させてプログラマティックなメディア購入を最適化します。

セグメントアクティビティの上に表示される一般的な広告。

ジャーニーのあらゆるタッチポイントの関連性を高めてタイミングを改善し、チャネル、コンテンツ、頻度に影響するデータポイントでData 360オーディエンスの効果を高めます(主要な製品機能を使用していない顧客に対して教育コンテンツを自動的に立ち上げるなど)。変更があった場合に、ジャーニーとセグメントのメンバーシップを最新のデータで更新します。

マーケティングジャーニーの概略図。

業務に関連する顧客プロファイルをビジネスのあらゆるワークフローに反映します。単一のプラットフォームをCRMに組み込むことで、統合された同じデータで営業担当者にアラートを通知し、パーソナライズされたeコマース体験を実現し、次のベストアクションとなるサービスレコメンデーションなどを提案します。

顧客への次のベストオファーに関するEinsteinのレコメンデーション。
セグメントアクティビティの上に表示される一般的な広告。
マーケティングジャーニーの概略図。
顧客への次のベストオファーに関するEinsteinのレコメンデーション。
2025年11月に一般公開

クリーンルーム

クリーンルームは、組織が結合されたデータセットを分析することでパートナーとコラボレーションできる安全な環境を提供し、データの移動や公開を防ぎます。これにより、組織は主要クラウドにおいてパートナーと連携できます。重要な機能として、AWS Clean Roomsとの排他的な直接連携が実装されています。シンプルな数回のクリック操作でプロバイダーの広範なエコシステムに接続できるため、複雑な設定に数か月も費やす必要がありません。接続したことで得られるインサイトと新しいセグメントは、Salesforce Customer 360、AI、アナリティクス全体にわたって即座に有効化できます。

CDPによるデータとマーケティング

ファーストパーティデータで広告パフォーマンスを向上

デジタル広告キャンペーンが秘める可能性を最大限に引き出すとともに、メディアが持つ効果をさらに高めます。Salesforceのメディアアクティベーションパートナーやデータエンリッチメントパートナーが、ファーストパーティデータの力を活用してパフォーマンスの向上と成果の最大化を後押しする方法をご紹介します。

SalesforceはCDPにおけるリーダーです

その理由についてはアナリストレポートをお読みください。

Salesforceはガートナー社から2年連続でCDPリーダーに選出

ガートナー社が12社のベンダーの中からSalesforceをリーダーに選出した理由をご覧ください。

Forrester社がData 360をB2C CDPリーダーに選出した理由をご覧ください。

Data 360は、上位の顧客データプラットフォームを分析した新しいレポートでリーダーを務めています。

IDC社がSalesforceを顧客データプラットフォーム部門のリーダーに選出した理由をご覧ください。

『2024-2025 IDC Marketscape Vendor Assessment for Worldwide Customer Data Platforms』をダウンロードして、Salesforce Data Cloudがリーダーである理由をご確認ください。

パートナーアプリやエキスパートを取り入れて、Data 360を最大限に活用

Snowflake Inc.のロゴ
Google LLCのロゴ
Meta Platforms, Inc.のロゴ
Amazon.com, Inc.
The Trade Desk社のロゴ
Criteo社のロゴ

無料の学習コンテンツ Trailheadで新たなスキルを学びましょう

Datablazerコミュニティに参加

Data 360の専門家や熱心なユーザーのネットワークにアクセス。Datablazerコミュニティは、情熱的なプロフェッショナルが企業全体でデータとAIを活用しながら学び、つながり、イノベーションを実現する場です。このコミュニティに参加してスキルを伸ばしましょう。

Data 360に関するよくある質問

Marketing Cloudに組み込まれた統合データ基盤を使用することで、マーケティング担当者は、オーディエンスのセグメント化、Agentforceアクションの通知、パフォーマンスの分析に必要な構造化データと非構造化データの両方を使用して、市場投入までの期間を短縮できます。さらに、顧客のライフサイクル全体で、すべてのタッチポイントにわたってインサイトと自動化によりすべてのデータをシームレスに有効活用できます。

歴史的に見ると、顧客データプラットフォーム(CDP)は主にマーケティングチームが使用するソリューションでした。Data 360は、CDPの従来のメリットにとどまらず、セールス、サービス、コマース部門など、他のデータ主導のチームに包括的なデータソリューションを提供し、AIとAgentforceによるワークフローの自動化、顧客対応のパーソナライズ、仕事の効率化を支援します。

統合データ基盤は、既存のデータやAI投資(Snowflake、CRMなど)からのデータを含むエンタープライズデータに簡単にアクセスして実行可能にすることで、顧客のライフサイクル全体にわたるビジネスユースケースを解決します。たとえば、高度なセグメンテーションとすべての顧客とのやり取りのリアルタイムのパーソナライゼーションにより、コンバージョン率を向上させます。さらに、インサイトとともに、AIを活用したネクストベストアクションのレコメンデーションを共有することで、あらゆるチームで顧客生涯価値と生産性を改善できます。コネクテッドジャーニーと通知を使用してシェアオブウォレットを拡大し、満たされていないニーズがある顧客向けの追加製品やサービスのアップセルとクロスセルの機会を促進します。