Macユーザーに最適なCRM

どんなビジネスにも言えることですが、成功の源は顧客です。顧客は単なる購入者ではありません。フィードバックを提供してくれたり、口コミで広めてくれたりと、企業にさまざまな影響を与える存在です。ときには、その声が組織全体の方向性にまで関わってきます。そして、顧客が支払うお金こそが、ビジネスを支える原動力です。そのため、あらゆる規模の企業が効果的な顧客関係管理（CRM）ソリューションへの投資を真剣に検討すべきでしょう。

Macintosh（通称Apple）は、世界中のユーザーに広く支持されている人気のデバイスです。Appleは、特にiPhoneやiPadといったモバイルスマートデバイスの分野において、他の多くのデバイスのお手本となる存在です。実際、他の大手コンピューターメーカーが売上減に直面している一方で、Appleのコンピューター販売台数は増え続けています。 これまで職場では従来型PCの方がMacよりも圧倒的に多く使われてきましたが、最近の調査ではその傾向に変化が見られます。こうした傾向があるにもかかわらず、多くのCRMプロバイダーはいまだに、Apple製デバイスやMacでの利用に向けた最適化を十分に行っていないのが現状です。

Appleデバイスは、直感的でユーザーフレンドリーなインターフェースで、特にITに詳しくなくても使いやすいと着実に評価を高めてきました。また、一般的にAppleのオペレーティングシステムは、WindowsやLinuxに比べて、安定性の高さとスムーズな動作で好評を得ています。そのため、Appleデバイス用に最適化されたCRMソリューションを提供しているベンダーもある程度は存在します。

顧客が重要であるのと同様に、CRMを最大限に活用できているかを確認することも重要です。使い慣れたプラットフォームやOSに対応し、さらに企業の成長にもついていけるCRMを選ぶことが欠かせません。Macを採用している企業には、特に当てはまります。一見、どのプラットフォームでも問題なく動作するように見えるCRMは多いものの、Mac向けに最適化されているかどうかは別問題です。その違いを見極めるのは容易ではありません。とはいえ、ビジネスで使うCRMには、安定して高いパフォーマンスを発揮することが求められます。ここでは、Mac対応のCRMを選ぶ際に注目すべき主な機能をご紹介します。

モビリティへの注力

Macintoshは30年以上の歴史がありますが、Appleがこれほどまでに大きくなったのは、ポータブルデバイスに注力し始めてからのことです。iPhoneとiPadは、ビジネスのつながり方を一変させました。いまなお、その変革は従業員の働き方に影響を与えています。企業の74%で、従業員による私物デバイスの持ち込みを許可または予定 しています。また、多くの従業員はすでに業務でモバイルデジタル通信を使用しています。デスクトップコンピューターでの機能性や使いやすさだけを前提に設計されたCRMよりも、モバイルデバイスでの使用に合わせて作られたCRMの方が、モバイル重視のMacオペレーティングシステムと相性がよい可能性があります。

クラウドベース設計でどこでも使える互換性

クラウドベースのCRMは完全にオンラインで動作するため、モバイルとの相性もよく、一般的なCRMにありがちな互換性の問題はありません。インターネット経由で完全にリモート使用できるため、クラウドベースCRMは、ローカルのファイルやソフトウェア、ハードウェアに依存しません。つまり、どのプラットフォームを使用していても、まったく同じエクスペリエンスを得られるということです。

サードパーティーアプリでカスタマイズできる柔軟性

CRMツールがどれほど柔軟でも、ビジネスでの活用には常に何らかの制約があるものです。残念な事実ですが、幸いなことに、カスタム設計のサードパーティアプリを使用することで、こうした制限を乗り越えることができます。一般的にこういったアプリは、CRMソリューションの機能不足を補い、Macとの互換性に起因するパフォーマンス問題にも対応できるよう設計されます。すぐに使えて、ユーザーの要件に合わせて拡張できるCRMがMacに最適です。

ビジネスの成長に応じた柔軟な拡張性

Macは、その使いやすさと多様な機能で、新興スタートアップ企業に人気があります。とはいえ、ほとんどのスタートアップ企業では成長することが目標です。使用するCRMもその成長に対応できる必要があります。中堅・中小企業に最適なCRMを検討する際は、MacユーザーはCRMソリューションが実際にどれだけ拡張できるかを考慮する必要があります。

Salesforce CRMは、上記のポイントをすべて満たしています。クラウドベースのモバイルファースト設計により、アクセスする場所や使用するプラットフォームを問わず、すべての機能を発揮するように特別に作られています。インターネットに接続できるデバイスとアクセス権さえあれば、業界トップのCRMをフル活用できるのです。Salesforce CRMならば、小規模から大企業まであらゆる規模のビジネスに柔軟に拡張でき、使った分だけ支払う従量課金制にも対応しています。さらに、Salesforce AppExchangeは世界有数のビジネスアプリマーケットプレイスです。Macユーザー向けに最適化されたものを含め、カスタムアプリを作成・公開・共有できます。AppExchangeでは、何百万ものカスタムアプリと、役立つユーザーレビューが利用できます。

Appleデバイスは、企業の間で急速に普及しています。Macに最適化されていないCRMを使うのは、時代にそぐわない選択かもしれません。Mac OSでフルに機能するCRMを選べば、モバイルでもデスクトップでも、Apple環境での業務に大きな違いが出てくるはずです。Salesforce CRMはMacユーザーと高い親和性があります。さらにクラウドベースなので、たとえ他のOSに切り替えたとしてもCRMの使用感は変わりません。顧客には最適なCRMで対応しましょう。どんなニーズであっても、それに最も適したCRMこそが「最高のCRM」です。