Einstein Copilotに「営業データを使用してメールの下書きをすぐに作成して」というプロンプトを入力している営業担当者。メールのトピックとして「自己紹介」を選択しています。
セールス

セールスピッチの生成

見込み客にアプローチする際には、相手に合わせたメッセージを用意し、興味を持ちそうな提案をすることが重要です。CRMデータをもとに、商談相手に適した営業資料を自動生成すれば、時間を節約でき、メールや電話で効果的に会話を切り出せます。

Einstein Copilotに具体的な詳細を含む紹介メールの下書きを書かせるプロンプト。結果のメールは指示通りです。
Copilotアクション:標準搭載

メールの下書きと調整

概要
AIを使って各見込み客あわせてメールを生成したり、既存顧客のロイヤルティを維持したりすることができます。Agentforce Assistantが、CRMの最新情報や取引の状況を把握してメールの文案を作成・編集し、文体の調整も行います。

アクション種別
プロンプト

参照するオブジェクト
取引先責任者、リード、ユーザー、個人取引先

データソース
CRM

使い方
Salesforce組織で標準アクションを利用できる場合は、「担当営業として、見込み客(相手の氏名)に自己紹介するメールを書いて」というプロンプトで、アクションを開始します。

[Prompt Template Text]入力ウィンドウ。
プロンプトテンプレート:カスタム

価値訴求のためのメッセージ(POV)の生成

概要
取引先の情報にもとづき「なぜ変わる必要があるのか、なぜ今がそのタイミングなのか、なぜ当社の製品が最適なのか」を含んだ価値訴求のための文案を生成し、営業担当者を支援します。

テンプレート種別
項目生成

参照するオブジェクト
取引先

データソース
CRM

使い方

  1. 下記のプロンプト例を使って新たにテンプレートを作成し、必要なデータを追加します。
  2. Lightningアプリケーションビルダーを使ってLightningページを編集し、項目にテンプレートを割り当てます。
Einstein Copilotに「どこに注意を向けるべきですか?」というプロンプトを入力している営業担当者。Copilotは、今日の最も重要な商談を答えています。
Copilotアクション:カスタム

優先すべき商談の特定

概要
CRMデータを理解すれば、成約の見込みが高い、優先すべき商談が見えてきます。普段どおりの言葉でプロンプトを書いて、ビジネスルールを組み込んだアクションを作成し、営業担当者がいつでも最重要の商談を特定できるようにします。

アクション種別
プロンプト

参照されるオブジェクト
取引先

データソース
CRM、Flow

使い方

  1. 最も重要な商談を決定する「筋道」、つまり条件を含めて、プロンプトを作成します。
  2. 関連する商談のリストを取得するトリガーフローを開始します。
  3. 「取引先」を入力として、このプロンプトテンプレートを呼び出すCopilotアクションを作成します。
  4. 「最も重要な案件を教えて」、「どの商談に集中すればいいですか?」といった言葉で、このアクションを呼び出します。

免責事項:この活用例はあくまでも参考例です。カスタムのCopilotアクションには、追加のフロー、プロンプト、Apexの開発が必要になります。Copilotのプロダクトおよび開発チームは、カスタムアクションの実装・保守・パフォーマンスの責任は負いません。意図した結果を得るには、Salesforce認定の資格を持つ開発者、またはコンサルタントに相談することをおすすめします。免責事項:インスピレーションを与える目的のみ。カスタムCopilotアクションには、追加のフロー、プロンプト、およびApex開発が必要です。Copilotの製品および開発チームは、カスタムアクションの実装、メンテナンス、パフォーマンスに関する責任を負いません。最適な結果を確実に得られるように、適格な開発者やコンサルタントを起用することをお勧めします。

プロンプトビルダーのプロンプト例に手をかけるSalesforce Einsteinのマスコット。

思いどおりのソリューションを作成できます

ニーズに合わせてプロンプトを作成し、業務に活かす方法を紹介します。