最終更新日:2026.09.17

ECにおけるパーソナライズとは?施策例や進め方のポイントを解説

ECにおけるパーソナライズとは何か、レコメンドとの違いや具体的な施策例、期待できる効果を解説します。また、顧客データやAIを活用して購買体験を高めるポイントも紹介します。

【Eコマース最新事情】パーソナライズ施策、市場の半数がAI導入へ

B2C・B2Bのコマースリーダー3,400人以上への調査で、約半数が6か月以内にAIによるパーソナライズを導入予定と判明。EC市場の最新動向をご活用ください。

代表的なパーソナライズ施策

施策 概要
商品レコメンド 閲覧履歴や購買履歴などをもとに、顧客に合いそうな商品を表示する
パーソナライズメール 購買履歴や会員情報などをもとに、顧客ごとにメール内容を出し分ける
カゴ落ち・再入荷通知 カート投入後に離脱した商品や、在庫切れ商品の情報を通知する
サイト内表示の出し分け 顧客の属性や行動履歴に応じて、バナーや商品一覧などの表示内容を変える
Web接客 閲覧ページや行動に応じて、ポップアップやチャットなどで案内する
EC売上10倍、ASICSが実践したAgentic Commerceとは

パーソナライズ施策のCVR・LTV向上を裏付ける実例として、EC売上10倍成長を支えたASICSの購買体験改革とAIエージェント活用の全貌を解説します。事例から次の一手が見えてきます。

パーソナライズに活用できるデータの種類と施策例

データの種類 活用できる施策の例
購買履歴 再購入の案内、関連商品のレコメンド、アップセル・クロスセル
閲覧履歴 関心のある商品カテゴリの表示、閲覧商品のリマインド、関連商品の提案
検索履歴 検索キーワードに応じた商品表示、サイト内表示の出し分け
カート投入履歴 カゴ落ち通知、カート内商品のリマインド、関連商品の提案
会員情報 属性に応じたメール配信、キャンペーンの出し分け
コンバージョン率向上も、Commerce Cloud製品動画で確認

統合データによる売上向上や新規市場への展開など、B2C Commerce Cloudの機能を製品デモ動画でご確認いただけます。

ECでのパーソナライズに関するQ&A

パーソナライズとレコメンドは対象範囲が異なります。レコメンドは、顧客の興味・関心や行動履歴などをもとに、商品やコンテンツをおすすめする施策です。

一方、パーソナライズは商品提案だけでなく、サイト表示やメール、通知、Web接客なども含めて顧客ごとに購買体験を最適化する取り組みのことです。つまり、レコメンドはパーソナライズを構成する施策の一つと考えるとわかりやすいでしょう。

ECでパーソナライズを進める際には、購買履歴や閲覧履歴、検索履歴、カート投入履歴、会員情報などのデータを活用します。

たとえば、閲覧履歴をもとに関連商品を表示したり、購買履歴をもとに再購入を案内したりできます。会員情報や購入状況を組み合わせれば、顧客一人ひとりに合わせたメール配信やサイト内表示の出し分けも可能です。

重要なのは、データを集めること自体ではなく、目的に応じて適切な施策へ活用することです。あわせて、複数の顧客データを一元的に管理・活用できる環境を整えることで、より効果的なパーソナライズを実現しやすくなります。

まずは、自社ECの課題を明確にし、改善したい指標に合わせて施策を選ぶことが大切です。

たとえば、CVRを改善したい場合は商品レコメンドやサイト内表示の出し分け、リピート購入を増やしたい場合はパーソナライズメールや再購入の案内が候補になります。カゴ落ちが多い場合は、カゴ落ち通知も有効です。

最初から多くの施策を同時に導入するのではなく、優先度の高い課題から取り組み、効果を確認しながら段階的に施策を広げていきましょう。

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