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Snowflakeをインテリジェントに有効化
ゼロコピー連携を活用することで、セキュリティとガバナンスに優れたSnowflakeデータから、さらに深いインサイトを得られます。重複も遅延も発生せず、リアルタイムの顧客プロファイルを強化し、アプリ間でアクションをトリガーして、やり取りをパーソナライズし、よりスマートな意思決定を大規模に展開できます。
実現の仕組み
SnowflakeとData 360の顧客データをコピー不要で統合します。ゼロコピー(双方向のデータアクセス)により、データを一貫した顧客ビューに統合しながら、ソースシステムのセキュリティとガバナンスを確保し、最新の状態に保ちます。Snowflakeマーケットプレイスのファーストパーティとサードパーティのデータセットで顧客の全体像を完成させます。
AIを利用して、統合データに自動的にタグを付けて分類します。取り込んだデータやゼロコピーデータから、コード不要のクリック操作のみでアクセスポリシーを作成、管理、適用します。
充実した顧客データを活用し、コードの代わりにクリック操作で、AI活用型アプリ、ダッシュボード、自動化、AIエージェントを構築して展開します。ビジネスチームは、信頼できるデータを直接操作することで、より迅速に立ち上げて、リアルタイムで適応を進め、ITの負担を軽減できます。
私たちのデータは、移動させようとするとコストがかかりすぎるため、市場開拓戦略に活用できませんでした。Data 360は、私たちにとってまさに変革の引き金と言えます。
Anthony Moisant氏最高情報およびセキュリティ責任者, indeed社
Data 360とSnowflakeのユースケース
Data 360内のSnowflakeデータを利用してできること
- より深い顧客インサイトで販売を加速
Data 360でSnowflakeデータの力を解き放ち、有望なリードや商談を特定します。こうした重要なインサイトをSalesforce Sales Cloudに直接表示することで、チームは効果的に優先順位を付けて、コンバージョン率を高めることができます。 - リアルタイムの統合データでサービスを改善
SnowflakeのデータをSalesforce Service Cloudに連携させることで、サービス担当者が過去のやり取り、製品の使用状況、予測インサイトも含めて、顧客を包括的にリアルタイムで理解できるようにします。その結果、よりパーソナライズされた効率的なサービスを提供できます。 - 高度なセグメンテーションでマーケティングをパーソナライズ
Data 360のSnowflakeデータにもとづいて、高度にターゲットを絞り込んだ顧客セグメントを作成します。こうしたセグメントをSalesforce Marketing Cloudで直接有効化し、あらゆるチャネルでパーソナライズされた関連性の高いマーケティングキャンペーンを展開します。
SnowflakeのData 360データを利用してできること
- 共有データを活用し、より深い顧客インサイトと分析を開放
Snowflakeの統合Data 360データを安全に活用してパワフルに分析を行い、プラットフォーム間でのデータアクセスを促進して、より広範囲にわたる組織的なインサイトを獲得し、スマートな意思決定を促進します。 - リアルタイムのモデル展開によりMLインサイトを加速
Data 360の充実したデータをSnowflakeで活用し、MLモデルを構築してトレーニングします。リアルタイムでの Data 360 ライブデータ処理により、バッチ処理を介さずに、予測離脱などのタイムリーなインサイトをビジネス全体で活用できます。 - 新しいデータセットでさらに充実
Snowflakeマーケットプレイスから安全なサードパーティデータを集約することで、顧客の全体像を補完します。
SnowflakeとData 360の効果的な連携方法をご確認ください。
さらに詳しく:ゼロコピーアーキテクチャを把握
ゼロコピーで、SnowflakeとSalesforce Data 360間でデータを簡単に接続して統合。双方向の自動共有により、リアルタイムのアクションを実現できます。
よくある質問(FAQ)
このパートナーシップにより、ゼロコピーを使用したSalesforceとSnowflake社のプラットフォーム間のシームレスなデータ共有が可能になります。ゼロコピーにより、データのサイロ化を解消し、複雑なETLプロセスを回避できます。お客様はCRMとエンタープライズデータを簡単に組み合わせてインテリジェントに有効化し、より深いインサイト、高度なアナリティクス、AI/MLイニシアチブ、ビジネス成果の向上を実現できます。
Salesforceのお客様は、Data 360で統合された顧客プロファイルをSnowflakeのデータ(運用データ、商品データ、サードパーティデータなど)で強化できます。これにより、お客様は自社の顧客と事業運営をより包括的に把握し、より良い意思決定とパーソナライズされた体験を実現できます。
お客様は、Snowflake環境内でSalesforceの貴重な顧客データに簡単にアクセスして分析し、高度な分析と機械学習を実現できます。また、Salesforce DataをSnowflakeの他のエンタープライズデータと組み合わせることで、包括的なインサイト、予測の改善、セグメンテーション、その他のデータ主導のイニシアチブを得ることができます。
コストは両方のプラットフォームで発生します。Data 360とSnowflakeの価格設定モデル、およびSnowflake内のデータストレージとコンピューティングの使用に関連する潜在的なコストを参照してください。
Salesforce Data 360はSnowflakeを代替するものではなく、Snowflakeと直接競合するものではありません。Salesforce Data 360とSnowflakeはどちらも、あらゆるお客様の組織で重要な役割を果たします。解決しようとしている問題は異なりますが、両者は互いに補完し合い、お客様のビジネス成果の実現を支援できます。
営業担当者、マーケティング担当者、カスタマーサービス担当者(ビジネスユーザー)などのフロントオフィス従業員が、メール、音声による会話、テキスト/ソーシャルメディア、Web/モバイルの利用状況やライブチャットといったさまざまなチャネルを通じて日常的に顧客とやり取りし、統合されたC360顧客プロファイルを活用してローコード/ノーコードツールで顧客に関連するアクションや有効化を実行する場合は、Salesforce Data 360が必要です。
Snowflakeは、データの取り込みから処理、分析とモデリングまで、エンドツーエンドのデータライフサイクルを強化します。 多くのお客様がSnowflakeを使用して、エンジニア、アナリスト、ビジネスリーダーを支援するデータとAIアプリケーションを構築し、共有しています。
要約すると、Salesforce Data 360とSnowflakeのゼロコピー連携により、フロントオフィスのビジネスオーナーはSnowflakeのC360顧客データと関連するサポートデータを活用し、あらゆるタッチポイントで顧客体験全体を充実させることができるということです。
- 金融サービス:CRMデータとSnowflakeの取引データおよびリスクデータを組み合わせることで、パーソナライズされた財務アドバイスと不正検出を実現します。
- ヘルスケア:Salesforce Heath Cloudの患者データとSnowflakeの運用データおよび研究データを組み合わせることで、(プライバシー規制を遵守しながら)患者の転帰と運用効率を向上させます。
- 小売:Salesforceの営業データと顧客データを、Snowflakeに保存されているマーケティングキャンペーンデータと在庫データと組み合わせます。高度な分析を実行する統合ビューを作成して、営業におけるマーケティングキャンペーンの効果を把握し、需要パターンにもとづいて在庫レベルを最適化し、購入履歴とエンゲージメント全体にもとづいて顧客オファーをパーソナライズします。
- 同様のデータ共有のユースケースは、旅行&ホスピタリティ、製造、自動車、公共機関など、他の業界にも適用されます。
ゼロコピーにより、組織はData 360とSnowflake社のプラットフォーム間でデータにアクセスして分析することができます。データを物理的に抽出、変換、ロード(ETL)する必要はありません。これにより、複製することなく元の場所にあるデータに直接アクセスできるため、従来のデータ連携方法に伴う複雑さ、レイテンシ、コストを最小限に抑えることができます。独自データレイクの持ち込み(BYOL)は、Salesforceのイニシアチブであり、ゼロコピー連携を使用してSnowflakeなどのお客様自身のデータをData 360に直接接続できるようにします。
SalesforceとSnowflake社の独自データレイクの持ち込み(BYOL)またはゼロコピーのパートナーシップは、ほぼリアルタイムのデータ共有を目指し、プラットフォーム間のレイテンシを最小限に抑えます。これにより、最新の情報にもとづいて、よりタイムリーにインサイトを獲得し、アクションにつなげることができます。
両方のプラットフォームについて、ある程度の技術的知識と理解は必要ですが、ゼロコピー連携によりプロセスは大幅に容易になります。Salesforce Data 360では、データを統合して有効化し、シームレスなデータ共有を実現するローコードツールを提供しており、大規模なカスタムコーディングの必要性を減らします。
この連携はセキュリティを重視して設計されており、両方のプラットフォームのセキュリティ機能を活用しています。データ共有は、各環境内で定義されたセキュアなプロトコルとアクセス制御によって管理されます。