サンレディースは、「女性が活躍する会社」を目指して創業し、38年目を迎えた大阪の中規模企業です。10万人以上の登録スタッフを抱え、物流、運送、工場、サービス業などに業務請負、人材紹介、人材派遣、その業務ノウハウに定評があります。IT部門は社内にあり、現場と密に連携を取りながらニーズを落とし込む形でDXを推進し、名刺や商談情報の共有からスタートしたSalesforceの全社的な定着化にも成功しました。さらなる業務の向上のため、 Einstein 1 Service を顧客基盤にAI機能を利用し始め3週間で、検証期間中に成果を得ることができ、いまでは同社の展開する多角的な事業において、“スタッフの能力の向上を助けてもらう”ことを目的にさらなるAI活用を進めています。
人材派遣・業務請負の業界では、スタッフの能力向上と業務効率化が喫緊の課題でした。また、少数精鋭企業としての競争力強化が必要です。スタッフ全員の業務レベルを均一化し、効率的な業務遂行を実現し、スーパーバイザーの負担を低減するために、業務のアドバイスを提供できる仕組みとして、AIの活用を決断しました。
人材を効率的に戦力化することをはじめとして、すべての事業においてSalesforce を活用し、利益につなげていきたいと考えています。
髙城 竹正 氏代表取締役, 株式会社サンレディース
「AIは人間のパートナーである」ことを前提に活用を進める
予測AIや生成AIは人間との協力関係を重視し、スタッフの能力向上やより少ない労働力で多くの価値を生み出す手助けをしてくれます。AIである Einstein を活用する際には、どの業務が効率化できるかをユースケースを考えると同時に、現場の意見や協力を積極的に取り入れることが不可欠です。サンレディースでは、 Einstein を「人間のパートナー」と位置づけ、その活用を今後も継続していきます。
現場スタッフだけでなく、管理者の業務も効率化できる
ホテルの客室清掃では、現場スタッフの生産性向上と業務遂行能力の向上に加えて、管理者の負担も大幅に軽減されています。従来、1人のスーパーバイザーが複数階に移動して現場を管理していましたが、 Einstein の導入によりその負担が減り、将来的にはリモートでの管理が可能になる見通しです。
先進テクノロジーを積極的に活用
VisualforceやLightning Web コンポーネントを活用することで、現場で撮影された画像を診断し、清掃作業の完了を判断するテストも行われています。ITソリューションチームは、柔軟な発想と現場のニーズを組み合わせ、サンレディース独自のAI活用の方向性を模索し、展開しています。
あらゆる業務がAIのEinsteinで効率的になる可能性を考える
営業活動、スタッフ教育、業務プロセスなど、あらゆる業務において Einstein 活用の可能性があります。例えば、清掃業務におけるAI活用はまだ先駆けの段階ですが、今後ますます重要性が増してくると考えられます。中小企業は労働力の不足に直面している現在、 Einstein 活用を進めることで利益を得るチャンスがあります。
※ 本事例は2024年4月時点の情報です