Salesforce Backup and Recoverのユーザインターフェース。
Backup & Recover

データのバックアップおよび復元ソリューション

自動バックアップ、損失や破損のプロアクティブな通知、直感的な復元により、データを保護します。

安全で自動化されたバックアップ

本番組織やSandboxの規模、複雑さ、数に関係なくバックアップを設定できます。標準オブジェクトやカスタムオブジェクト、Chatterフィード、ナレッジ記事、個人取引先、添付ファイル、ファイルなど、データとメタデータの完全なコピーを取得できます。

各オブジェクトのバックアップで発生したすべての変更を表示するSalesforce Backupスナップショット。

Salesforce環境にある組織全体のオブジェクトまたは特定のオブジェクトを即座にバックアップできます。展開や大量レコード更新といったプロジェクトの直前直後にデータを取得し、変化を比較することで、意図せず発生した可能性のあるデータの削除や破損を特定できます。自動日次バックアップにより、重要なデータを手動でバックアップしたときに起こりがちな、ヒューマンエラーに起因するデータの損失や破損のリスクも軽減できます。

オンデマンドバックアップを実行するための[Back-up now]ボタンが表示されているSalesforceの履歴ページ

継続的データ保護は、定期的なバックアップの枠を超え、すべてのデータ変更を取得することで、ミッションクリティカルで変更頻度の高いデータを保護します。過去の特定の時点やインシデント発生の直前直後にオンデマンドバックアップを作成することで、データが回復不能となるリスクを回避できます。

ドロップダウンから目的の日付と時刻を選択し、ポイントインタイムバックアップを作成する継続的データ保護のモーダル。

任意の組織のバックアップアクティビティの詳細を掘り下げることができます。最新のバックアップへのアクセス、API使用量の調整、バックアップ履歴の監視、通知の管理が可能です。

過去にサービスが実行されたすべてのバックアップの概要が表示されているBackupの履歴ページ。
各オブジェクトのバックアップで発生したすべての変更を表示するSalesforce Backupスナップショット。
オンデマンドバックアップを実行するための[Back-up now]ボタンが表示されているSalesforceの履歴ページ
ドロップダウンから目的の日付と時刻を選択し、ポイントインタイムバックアップを作成する継続的データ保護のモーダル。
過去にサービスが実行されたすべてのバックアップの概要が表示されているBackupの履歴ページ。

プロアクティブデータモニタリング

しきい値を設定し、通常の業務活動から統計的な異常値を特定できます。通知をカスタマイズすることで、特定のオブジェクトに対する重大な変更や、追加、削除、または変更されたレコードの数を検出できます。

通知機能を設定するためのスマート通知のメインページが表示されているSalesforce Backup & Recover。

データインシデントをいち早く把握できます。本番組織およびSandboxのデータを監視し、バックアップで異常が検知されたときに通知を受信し、ただちにアクションを起こせます。

バックアップ内の異常なデータ変更の概要が記載されたメールが表示されているSalesforce Backup & Recover。
通知機能を設定するためのスマート通知のメインページが表示されているSalesforce Backup & Recover。
バックアップ内の異常なデータ変更の概要が記載されたメールが表示されているSalesforce Backup & Recover。

データ変更の分離

2つのバックアップを比較し、レコードとフィールドの変更を特定します。履歴から任意の2つのスナップショットを選択し、バックアップ間に追加、削除、または変更されたデータを特定できます。影響を受けたデータをダウンロードして確認し、数分で元の状態に復元できます。

バックアップで発生した変更と削除のスナップショットを表示するBackup履歴。

2つのバックアップ間のメタデータの変更を正確に切り分けます。同じサービスまたは異なる組織の任意の2つのスナップショットを選択し、「ビフォー&アフター」を並べた比較を生成します。

2のメタデータバックアップスナップショットの差異を表示するSalesforceメタデータ比較。

データの異常な振る舞いを、その発生時期も含めて可視化します。グラフによって、バックアップ履歴の任意の期間にデータとメタデータがどのように変化したかが明確に示されます。選択した期間に発生した追加、削除、変更の正確な件数を特定することで、問題を数秒で診断します。

Salesforce Backup & Recoverでは、バックアップ内のデータ変更をグラフで視覚化し、データ変更を簡単に特定できます。
バックアップで発生した変更と削除のスナップショットを表示するBackup履歴。
2のメタデータバックアップスナップショットの差異を表示するSalesforceメタデータ比較。
Salesforce Backup & Recoverでは、バックアップ内のデータ変更をグラフで視覚化し、データ変更を簡単に特定できます。

迅速でストレスフリーな復元

変更の範囲を把握し、どのデータが影響を受けたかを特定し、問題がいつ発生したかを正確に突き止めます。特定のオブジェクトにドリルダウンし、意図しない変更、削除、追加と、通常の業務活動の一環として行われた意図的な更新を切り分けます。

バックアップで発生した変更と削除のスナップショットを表示するBackup履歴。

履歴内の任意のバックアップから、バックアップ作成後に追加された有効なデータに影響を与えることなく、必要なデータのみを正確に復元できます。データリレーションシップは、階層がどれほど深くても完全に保持されます。短時間で、組織は問題が何もなかったかのような状態に戻ります。リレーションシップが複雑な機密データを復元する場合でも、復元プロセスは簡単です。

バックアップで発生した変更と削除のスナップショットを表示するBackup履歴。

バックアップ内のあらゆるデータを迅速に検索して、削除または破損したデータを復元できるたため、コンプライアンス、監査、法務関連の各種リクエストへの対応を簡素化できます。「忘れられる権利」をはじめとするデータ主体リクエスト(DSR)への対応を効率化し、GDPR、CCPA、HIPAA、SEC17a-4、nFADP、23 NYCRR 500、その他の各種規制にバックアップを準拠させることができます。

バックアップ内の項目を検索するための最新のインタラクティブフォームが表示されているSalesforce Backup & RecoverのFind。
バックアップで発生した変更と削除のスナップショットを表示するBackup履歴。
バックアップで発生した変更と削除のスナップショットを表示するBackup履歴。
バックアップ内の項目を検索するための最新のインタラクティブフォームが表示されているSalesforce Backup & RecoverのFind。

統合データ管理

企業のすべてのサービスについて、バックアップのタイミング、頻度、詳細をカスタマイズできます。デフォルトでは99年間の保存期間が設定されていますが、組織が日次、週次、月次、年次バックアップの保存期間を柔軟に調整できます。さらに、バックアップごとにAPI消費量を管理したり、保存する必要のないデータを除外したりすることもできます。

バックアップの頻度を定義するオプションが含まれるBackupのオプションページ。

社内のデータ保存ポリシー、業種別規制、政府の法的義務に対するコンプライアンスを維持できます。さらに、「忘れられる権利」などのデータ主体リクエストをきめ細やかな匿名化によって効率化し、SalesforceバックアップがGDPR、CCPA、HIPAA、SEC 17a-4、nFADP、その他の各種規制に準拠するよう徹底することができます。

データ主体アクセスリクエストを実行するために入力するフォームが表示されているGDPRページ。

バックアップデータは簡単にエクスポートできます。添付ファイル有りまたは無しで、バックアップデータをCSVファイル、SQLファイル、またはMySQLエンドポイントへエクスポートできます。手動でのエクスポート、またはAPIを使用したエクスポートの自動化といったオプションもあります。

バックアップデータをさまざまな形式でさまざまな宛先にエクスポートするオプションが表示されているBackupの履歴ページ。

使いやすい単一のコンソールから、任意の数の本番組織やSandboxのバックアップにアクセスできます。企業の各ビジネスユニットのバックアップを管理および監視する権限を制御します。わずか数クリックで追加のサービスにもバックアップ保護を即座に追加可能です。

データ、メタデータ、Sandboxなど、さまざまな組織、部門にわたるすべてのバックアップが表示されているSalesforce Backup & Recoverのサービス画面。
バックアップの頻度を定義するオプションが含まれるBackupのオプションページ。
データ主体アクセスリクエストを実行するために入力するフォームが表示されているGDPRページ。
バックアップデータをさまざまな形式でさまざまな宛先にエクスポートするオプションが表示されているBackupの履歴ページ。
データ、メタデータ、Sandboxなど、さまざまな組織、部門にわたるすべてのバックアップが表示されているSalesforce Backup & Recoverのサービス画面。
木の切り株に立つAstro。背景に雲、青い空、茂み、ハチドリ。

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Salesforce Backup & Recoverに関するよくある質問

はい、Salesforce Backup & Recover(旧 Own Recover)は、ミッションクリティカルなSaaSデータを保護する、Salesforceの新しいデータバックアップソリューションです。

データバックアップの頻度は、組織のデータ変更頻度や固有のビジネス要件に合わせて設定する必要があります。日次や週次など、定期的なバックアップが一般的です。

レコード、添付ファイル、ドキュメント、メタデータを含むすべての重要なデータは、包括的なデータ保護を確実にするために、バックアップに含めるべきです。

データの復元速度は、データサイズ、使用するバックアップソリューション、復元プロセスの複雑さといった要因によって変わります。Salesforce Backup & Recoverのような効率的なバックアップおよび復元ソリューションは、復元時間を大幅に短縮することができます。

業種や地域によっては、バックアップおよび復元ソリューションが、データ保護およびデータセキュリティ規制(GDPR、HIPAA、その他の業種固有のコンプライアンス基準など)に準拠する必要がある場合があります。

Salesforce Backup & Recoverの料金は、お客様のニーズによって異なります。弊社の営業チームがお客様の要件や予算に合わせて、パッケージをご提案いたします。どのような企業規模や業種にも対応いたします。

Salesforce Backup & Recoverはまた、ServiceNowインスタンスやMicrosoft Dynamics CRMインスタンスのデータ損失やデータ破損からも組織を保護し、企業全体のデータレジリエンスとコンプライアンスを向上させることができます。

ServiceNow向けBackup & Recoverは、自動バックアップツールと、迅速かつストレスフリーな復元ツールを提供します。設定可能なバックアップおよび保存ポリシーを用いてServiceNowをバックアップすることで、偶発的なデータ損失やデータ破損を防ぎ、データレジリエンスとコンプライアンスを向上させることができます。

Microsoft Dynamics向けBackup & Recoverは、自動バックアップツールと、迅速かつストレスフリーな復元ツールを提供します。設定可能なバックアップおよび保存ポリシーを用いてMicrosoft Dynamics CRMとPower Appsをバックアップすることで、偶発的なデータ損失やデータ破損を防ぎ、データレジリエンスとコンプライアンスを向上させることができます。