Salesforceに組み込まれた、ハイパースケールのデータエンジン
どこからでもデータに接続
Data Cloudは、Einstein 1 Platformにシームレスに統合されています。そのため、Salesforceアプリケーションや外部データレイク、任意のレガシーシステムなど、あらゆるシステムのデータと容易に接続できます。イベント/テーブルにもとづくデータフェデレーションにより、ビジネスのデータサイズのニーズを満たす大規模なイベント処理が可能です。さらに、SnowflakeなどのデータストレージプラットフォームとのゼロETL統合により、プラットフォーム間のデータ移動コストを負担することなく、Salesforceメタデータフレームワーク内のすべてのデータにアクセスできます。
データの準備、調整と変換
すべてのデータをレイクハウスアーキテクチャにストリーミングまたは一括で取り込んだら、正規化および非正規化されたデータを整理し、ほぼリアルタイムでデータ変換用に準備できます。ビジュアルビルダーを使用して、データをすばやく変換、集約、フィルタリング、結合し、マッピング前にデータを改善できます。変換されたデータはデータレイクオブジェクトに保存され、データモデルオブジェクトにマッピングされます。その結果、分析、セグメンテーション、アクティベーションを強化できます。
統合されたメタデータモデルにマッピング
データを複数のシステムに接続する際は、異なるスキーマと構造に接続することになります。Data Cloudでは、統合されたメタデータモデルにデータをマッピングし、Salesforceのオブジェクトのように操作できます。この巨大な企業データと顧客データのコーパスにより、パワフルな自動化、ビジネスアプリケーション、視覚化を実現できます。
顧客IDを解決
顧客があるメールアドレスでニュースレターに登録し、別のアドレスでプロモーションオファーに登録した場合、それぞれ異なるリワード番号が発行されます。つまり、1人の顧客に対して別のIDが与えられることになります。Data Cloudは、こうした顧客IDの解決を支援し、顧客ごとに統合されたプロファイルを作成できます。こうした顧客データをすべて統合することで、データソースにかかわらず、システム全体で顧客を常に把握し、その情報にもとづいて顧客とのあらゆるやり取りをパーソナライズできます。
統合されたデータをリアルタイムで有効化
調整された顧客データは、すべてのSalesforceアプリケーションとオープンアクセス権を持つ信頼できるパートナーがネイティブに利用して有効化できます。業務フローでデータとインサイトを統合することで、チームはAIをグラウンディングし、インテリジェントなセグメントを生成し、CRMデータを強化し、自動化し、データを直感的なダッシュボードに変換して、高度なデータ視覚化と分析が可能になります。データは外部データレイクやウェアハウスと安全に共有できます。さらに、ゼロETLにより、広告プラットフォームを任意のシステムで有効化できます。
Data Cloudを基盤とするCustomer 360なら、データから導き出したインサイトを行動に移すことが可能
Sales Cloud
憶測を排除し、インパクトの大きい成長機会を優先します。あらゆるソースから得たデータによって、アカウントと営業活動の統合ビューを提示します。
Service Cloud
動的な単一ビューであらゆる顧客とすべてのサービスデータを把握し、ケースの提出前に顧客を支援します。
Marketing Cloud
自動化されたエンゲージメント、インテリジェントなセグメンテーション、リアルタイムのアクティベーションとインサイトにより、時間を節約してマーケティング支出を最適化します。
充実した顧客支援サービスで、ROIの最大化をサポート
サポートからエキスパートのガイダンス、AppExchangeのリソースやパートナーまで、サクセスエコシステムは投資を最大限活用するために存在します。