一括メールマーケティングソフトウェアで顧客にリーチ

一括メールは決して最新のマーケティングチャネルではありませんが、パーソナライズされた関連性の高いメールを大規模に送信するため、使いやすく効果的で信頼性の高いシステムへと進化しました。企業の規模にかかわらず、数百万人にリーチし、Eコマースサイトのトラフィックを増やし、プロモーションを行い、マーケティングを管理し、リードを獲得できます。事実、Software Advice社の調査によれば、40%のマーケターはメールマーケティングで獲得したリードは質が高いと答えています（あらゆるマーケティングチャネルの中で最高の評価を得ています）。

一括メールソフトウェアを使えば、そうした質の高いリードを獲得するとともに、既存顧客との関係を強化できます。しかし、一括メールソリューションを実際に導入する前に、それがどのようなもので、ビジネスどういったメリットをもたらすのかを理解しておく必要があるでしょう。

これだけ多様なコミュニケーションチャネルを利用可能な現在、スパムや広告のイメージが強い一括メールにそれほどの魅力は感じられないかもしれません。とはいえ、メールは今もなお世界でもっとも多用されるコミュニケーションチャネルの1つであり、ネットを利用している成人の92%はメールを使用し、61%は毎日使用していると答えています（英語）。しかも、世界におけるメールアカウントの総数は2017年までに43億個に増加したと推測されています（英語）

。とはいえ、メールにこれほど高い人気があるため、メール配信業者は、無価値で関連性の低いメールが受信者に届かないようさまざまな対策を講じています。だからこそ、パーソナライズ機能と自動化機能を備えた一括メールソフトウェアの存在が貴重なのです。

一括メールソフトウェアによってパーソナライズされたキャンペーンメールがスパムと混同されることはありません。したがって、ターゲットを絞り込んだ受信者に関連性の高いコンテンツを大量に送信できます。一括メールは、さまざまなマーケティング戦略においてその効果を発揮します。たとえば、Eコマースサイト、メールマガジン、プロモーション、再マーケティングなどに有効です。

重要なことは、自社ビジネスに適した一括メールソフトウェアを選択することです。しかし、自社のマーケティング目標に最適な製品を見つけ出すのは簡単なことではありません。適切な一括メールソフトウェアベンダーを選ぶ際に注目すべきポイントは以下のとおりです。

• ツール
  メールのパーソナライズなどの機能が豊富で使いやすいツールを選びましょう。また、やり取りの追跡やレポート機能が充実していることも重要です。競争の激しいメールマーケティングの分野でビジネスを成長に導くには、分析機能を駆使してマーケティングを展開しなければなりません。

• 連携機能
  他の事業部門との連携が容易な一括メールソフトウェアを選びましょう。マーケティング部門でカスタマーサービス部門や営業部門の顧客対応データを活用できれば、より包括的な顧客像を構築し、それにもとづいたマーケティングを展開して関連性の高いメッセージを発信することが可能になります。同じ事は一括メールソフトにも当てはまります。マーケティング部門で、さまざまな部門の顧客対応データを活用して顧客を適切にセグメント化することで、関連性の高いメールを送信できます。

• 柔軟性
  自社の成長に合わせて拡張が可能な製品を選択しましょう。キャンペーンは一瞬ごとに状況が変わることも多く、それに対応できるメールマーケティングソリューションが求められます。

さらに、ベンダーが自社の一括メールマーケティングソフトウェアの無料トライアルを実施しているかどうかを確認し、購入の前に試用してみるのがお勧めです。また、ネットのレビューを調査し、検討中の製品をすでに使用している他社の意見を求めるのもいいでしょう。

Salesforceでは、堅牢で高度な一括メールソフトウェアをご提供しています。使いやすいドラッグ＆ドロップ式のツールを使って一括メールをすばやく作成できます（多忙なマーケティング部門においては必須のツールです）。一方で、メールがスパム判定されることを避ける上で重要なパーソナライズ機能も備えています。また、Personalization BuilderやA/Bテスト機能、クラストップのメール到達ツールも搭載しています。Salesforce Marketing Cloudには組み込みの分析機能が備わっており、営業部門やサービス部門との連携も容易なため、メールキャンペーンに対する顧客の反応をリアルタイムで確認し、それに合わせてマーケティング戦略の調整が可能です。