よくある質問(FAQ)
以下は、Marketing Cloudの詳細についてお客様からお問い合わせいただくことの多い質問です。製品情報、個人的にリーチする方法、独自のジャーニーで顧客を導く方法などについて、基本的な回答をご覧いただけます。
Salesforce Marketing Cloudを選ぶ理由
Salesforceのお客様は、BtoB企業や非営利団体から、ソニー、GE、HauteLook、News Corp Australiaなどの世界的に活躍しているBtoC企業まで多岐にわたります。さまざまな事業規模のこうした主要ブランドは、顧客の成功を可能にし、収益の促進やROIの向上を図るために、顧客と豊かな関係を育み深めていくことが重要であると理解しています。
Salesforceでは、さまざまなサブスクリプションプランからお選びいただけます。弊社の営業担当者が、お客様のマーケティング戦略に最適なプランの評価をサポートいたします。
Marketing Cloudで顧客一人ひとりの包括的な情報を活用することにより、企業はパーソナライズされた上質な体験の提供が可能になります。適切なタイミングで適切なチャネルを通じて送信した適切なメッセージで顧客とやり取りし、深く有意義な関係を築きます。こうしたタッチポイント全体の情報を紐づけた時、顧客第一の企業への道が整います。
Marketing Cloudは、あらゆるチャネルでの個別のインタラクションを顧客の設定した条件で紐づけます。顧客データと顧客行動をリアルタイムに統合することで、顧客のニーズに対応し予測できる、よりいっそうインテリジェントなコミュニケーションとインタラクションを作成します。あらゆるインタラクションが、独自のカスタマージャーニーに顧客を導くパーソナライズされた1対1のコミュニケーションを促進します。
カスタマージャーニーとは、ブランドで体験する一連の道のりを指します。従業員とのやり取りやWebサイトへのアクセス、製品の使用など、すべてのタッチポイントとインプレッションが含まれます。マーケターは、デジタル体験と実店舗での体験をブランドと組み合わせたクロスチャネルマーケティング戦略を駆使して、これまでにない方法でカスタマージャーニーを設計することができます。最も成功している企業では、高度にパーソナライズされた関連性の高いコンテンツを多くのチャネルで大規模に作成し、1対1のカスタマージャーニーを提供しています。
Marketing Cloudの料金は、お客様のニーズによって異なります。どのような企業規模や業種にも対応しており、弊社の営業チームがお客様の要件と予算額に合うパッケージをご提案します。
Marketing Cloud製品とデジタルチャネル
Marketing Cloudでは、顧客ライフサイクルの各段階で各顧客グループに対するインタラクションを視覚的に計画し、マッピングします。ここで作成される計画は、単一のイベントにもとづく特定の瞬間のみではなく、顧客のライフサイクル全体を対象にしています。これにより、各顧客の行動とビジネス目標にもとづいて調整された一連のイベントとインタラクションを展開できます。
メールにはオンラインコマースを促進する効果があります。Marketing Cloudは、基本的なメールマーケティング戦略から予測インテリジェンスを使用した高度なキャンペーンに至るまで、顧客とあらゆるコミュニケーションを取るうえで役立つ多数の機能を提供します。ドラッグ&ドロップで操作可能なコンテンツツールで、チームメンバー全員が簡単にメールを作成できます。パーソナライズ用の動的コンテンツブロック、統合および自動化された予測的な意思決定、事前定義されたイベントトリガーを使用することで、顧客ライフサイクルのどの段階でも関連するメッセージを自動送信できます。
すべてのテキストメッセージの90%が3分以内に読まれています。使いやすいツールを使用して、リアルタイムのアラートとトランザクション通知で顧客を惹きつけます。SMSおよびMMSの既存のテンプレートと、ドラッグ&ドロップで操作可能なインターフェースを使用して、あらゆる種類のモバイルメッセージを作成します。最適な時間と場所でのインタラクションをトリガーにして、ターゲットにした場所に顧客がいる場合にパーソナライズされたモバイル体験でカスタマージャーニーを向上させます。さらに、新たなモバイルメッセージングソリューションのGroupConnectでやり取りすれば、カスタマージャーニーをグループメッセージングアプリにまで拡張できます。
お客様のアプリをMarketing Cloudに接続し、カスタマージャーニーの一部にできます。これによって、データや、Marketing Cloudに接続された商品や店舗の情報を活用できます。アプリでは、アプリの用途やロケーションといったあらゆる種類のデータにもとづき、メール、ターゲット広告、プッシュ通知、SMSメッセージを送ることができるようになります。インタラクションに対する待ち時間を設定し、意思決定を行い、エンゲージメント分岐を作成することで、アプリケーションから直接顧客にコンテンツを届けることができます。この過程で、すべての項目がすべてのタッチポイントで測定されます。アプリのダウンロード、オンボーディング、毎日の使用などから、すべてのカスタマージャーニーのマップを作成します。さらに、アプリ上で顧客への報酬を設定することも、顧客がサポートを必要とする瞬間にワールドクラスのサポートを提供することもできます。
Social Studioは、使いやすい単一のインターフェースを通じて、あらゆるソーシャルメディアチャネルにおけるマーケティング戦略を管理できます。投稿をスケジューリングし、コミュニティを管理し、重要なやり取りを会社の適切な部署に自動的に転送します。たとえば、Facebook から得られたリードを営業の部署に、Twitter に投稿された問題や疑問をカスタマーサービスの部署に、そして、新機能やアドバイスの要望をテクニカルサポートのスペシャリストに、それぞれ自動的にすばやく転送します。組み込みのフォトエディターで、動的なコンテンツも簡単に作成できます。
Marketing Cloudは、Facebook、Twitter、LinkedIn、YouTube、Pinterest、Google+など、主要なソーシャルネットワークすべてと戦略的パートナーシップを結んでいます。
Marketing Cloudは、Facebookの戦略的優先マーケティング開発(PMD)に携わった数少ない製品の1つです。Salesforceは発売前の製品テストに早期に参入し、PMD執行委員会にも参画しています。
Salesforceは、Facebookの戦略的パートナープログラムとTwitterの広告APIプログラムの両方で創設時から参画している唯一の企業でもあります。
Marketing CloudはPinterestのMarTech Developer Alphaの提携パートナーとして、Pinterest Business Insights APIにアクセスし、Pinterestが提供するサービス内でのブランドの有効性を深く理解することができるデータをマーケターに提供しています。
LinkedIn Sponsored Updatesパートナーに選出されたMarketing Cloudを使用することで、マーケターは複数のキャンペーンを効率的に管理し、LinkedIn独自の人口統計データを使用したプレミアムオーディエンスの大規模なターゲティング、広告のスケジュール、豊富なレポートダッシュボードを使用した広告キャンペーンのパフォーマンス追跡および最適化などが可能になります。
Marketing Cloudを使用したデータ管理
顧客一人ひとりの全体像を把握することで、1対1のパーソナライズを実現できます。Marketing Cloudは、マーケティング、セールス、サービスといったデータソースすべてを、リアルタイムで変化する個別の連絡先レコードに結合します。メールの開封、ロイヤルティプログラムの登録、新規リードの獲得、店舗での購入、サービス顧客など、顧客とのあらゆるやり取りがCRMデータのインサイトに追加されます。
Marketing Cloudはデータを取得するだけでなく、リアルタイムでアクションに移すことができます。これはJourney Builderで実現し、マーケターがチャネル全体のカスタマージャーニーを計画やパーソナライズ、最適化できるようになります。顧客にカスタマージャーニーを説明し、現在どの段階にいるのかを把握し、トリガーを検出して自動的に次のステップへと導きます。アプリのダウンロードのような個別のデータレコードが変更されると、顧客へのお礼や使用のヒントなどを配信するアプリ内プッシュメッセージといった、事前に承認された応答を引き出すことができます。
Marketing Cloudを使用することで、マーケターはキャンペーンの効果を測定することが可能になります。特定のビジネス目標に合わせてそれぞれのインタラクションを調整して、目標の達成に向けてリアルタイムのインサイトを提供することができます。最適な効果をもたらす頻度やチャネル、使用するメッセージなど、さまざまな要因をテストしてパフォーマンスを最適化できる、より詳細な設定も可能です。その際に最も重要となるのは、マーケターが今後のパフォーマンスを向上させるために、それぞれを組み合わせてどのように調整およびテストできるかという点になります。
Marketing Cloudは顧客のライフサイクル全体でインテリジェンス主導のデータを活用しながら、高度にパーソナライズされたメッセージをチャネル全体に配信することで、ブランドに対する顧客の認識にプラスの影響を与えます。具体的には顧客満足度の向上、購入と更新の増加、紹介の増加、解約の減少などのメリットがあげられます。
カスタマージャーニーとは、ブランドで体験する一連の道のりを指します。従業員とのやり取りやWebサイトへのアクセス、製品の使用など、すべてのタッチポイントとインプレッションが含まれます。マーケターは、デジタル体験と実店舗での体験をブランドと組み合わせたクロスチャネルマーケティング戦略を駆使して、これまでにない方法でカスタマージャーニーを設計することができます。極めて成功している企業では、高度にパーソナライズされた関連性の高いコンテンツを多くのチャネルで大規模に作成し、1対1のカスタマージャーニーを提供しています。
Marketing CloudをSalesforceで活用する方法
Marketing Cloudは、マーケティング、セールス、サービス全体で、あらゆるチャネルに接続されているすべてのデバイスを通じた1対1のカスタマージャーニーに重点を置いています。インタラクションはどこからでもつながります。顧客のデータと行動を組み合わせて、リアルタイムに関連性の高いコミュニケーションを生み出し、顧客の要求に応えます。
SalesforceはMarketing Cloudテクノロジーを活用して、あらゆるビジネス機能に強力な成果をもたらしています。従業員の獲得とオンボーディングは、Marketing Cloudによって自動化されています。Marketing Cloudはイネーブルメント資料や競合インサイトを営業チームに提供し、Sales CloudとService Cloudを連携してあらゆるチャネルでイベントメッセージを送信します。また、SalesforceではMarketing Cloudを使用して製品の認知度向上、広範なサポート、ターゲットを絞ったコミュニケーションで新たな顧客関係の開拓も促進しています。Marketing Cloudにより、Salesforceのクロスチャネルソーシャル戦略とデジタル広告キャンペーンも強化されます。