無料MAツールおすすめ7選!有料版との違いや失敗しない選び方も解説
最新版の無料MAツールを比較。無料で利用し続けられるフリープランと無料トライアルがあるサービスを紹介します
最新版の無料MAツールを比較。無料で利用し続けられるフリープランと無料トライアルがあるサービスを紹介します
無料でMAツール(マーケティングオートメーション)を使う方法は、大きく3タイプに分かれます。期間の制限なく使える「フリープラン」、有料版の全機能を期間限定で試せる「無料トライアル」、そして自社サーバーで運用する「オープンソース」です。
国内で使いやすいフリープラン型としては、Salesforce・HubSpot・List Finder・BowNowなどが代表例です。ただし、フリープラン・無料トライアル・オープンソースの3つのタイプは利用期間も機能制限も運用負荷も違い、混同したまま選ぶと「想定より早く有料化を迫られた」「機能が足りず使いこなせなかった」という失敗につながります。
この記事では、無料で使えるMAツール7選をフリープラン型・無料トライアル型に分けて紹介し、各ツールの機能・制限の比較と、自社に合う1本を選ぶための判断軸を解説します。
2ユーザーまでずっと無料。営業・サービス・マーケティングを1つのプラットフォームで管理でき、クレジットカードも不要です。
MAツール(マーケティングオートメーションツール)とは、リード獲得・育成・顧客化のプロセスを自動化するソフトウェアです。メール配信・フォーム作成・スコアリングといったマーケティング活動を自動化し、担当者の工数を削減しながら商談創出につなげます。
MAツールを無料で使う方法は、フリープラン・無料トライアル・オープンソースの3タイプに分けられます。いずれも「無料」ではありますが、いつまで使えるか、どこまでの機能が使えるか、運用に手間がかかるかがそれぞれ異なります。
以下で3タイプの特徴を確認します。
フリープランは、期間の制限なく基本機能を無料で使い続けられるタイプです。クレジットカード登録なしで始められるものが多く、費用をかけずにMAの運用を始められます。
ただし、多くの場合に上限が設けられています。管理できるリード数は100〜1,000件程度、メール配信数は月100〜2,000通程度が典型的な目安です。この範囲を超えると有料プランへの移行が必要になります。
そのため、リード数がまだ少ない立ち上げ期の企業や、MAツールを初めて試す企業に向いています。
無料トライアルは、有料版とほぼ同じ全機能を15〜30日程度の期間限定で試せるタイプです。フリープランとの最大の違いは、制限のかかり方にあります。フリープランが「機能を絞って期間は無制限」なのに対し、トライアルは「機能は制限せず期間を区切る」形です。
期間中にシナリオ設定やメール配信を実際に試し、操作性を確認しておくと、期間終了後に有料契約へ進むかどうかを判断しやすくなります。
オープンソースは、ソースコードが公開されていてライセンス費用がかからないタイプです。代表例としてMautic(マウティック)が知られています。ソフトウェア自体は無料で入手できます。
一方で、サーバーの構築・保守、セキュリティ対策、アップデート対応をすべて自社で行う必要があります。個人情報を扱う以上、セキュリティ管理の負担は小さくありません。
社内にIT専任者がいる企業には選択肢になりますが、専任担当を置けない企業には現実的ではありません。
無料版と有料版は、機能・配信上限・サポート・セキュリティという4つの軸で異なります。
事業が成長してリードが増えたり、配信施策を本格化させたりすると、無料版の制約が実務上の壁として表面化します。以下で4軸を順に確認します。
無料版でも、メール配信・フォーム作成・基本的なリード管理といった土台となる機能は使えます。MAを始める入り口としては十分な内容です。
一方、有料版ではワークフローの自動化、条件に応じた高度なセグメント配信、A/Bテストなどが解放されます。見込み客の行動に合わせて自動でメールを出し分けるような運用は、有料プランで本格化させる形になります。
加えて、無料プランではメールやフォームにツール提供元のブランドロゴが表示される場合があります。
無料プランのメール配信上限は月100〜2,000通、リード上限は100件が目安で、ツールによって差が大きいため、自社の現在のリード数と照らして選ぶ必要があります。
たとえば、SalesforceのFree Suiteはメール配信上限が月間最大100通、HubSpotの無料プランは月間最大2,000通に設定されています。
また、BowNowとList Finderのフリープランはリード上限がいずれも100件で、リードが増えると早い段階で有料プランを検討することになります。
| ツール | メール配信数(無料) | リード数(無料) |
|---|---|---|
| Salesforce Free Suite | 月間最大100通 | 上限無し |
| HubSpot(無料プラン) | 月間最大2,000通 | 上限無し |
| BowNow | 配信数上限あり | 100件 |
| List Finder | あり(配信可) | 100件 |
無料プランのサポートは、ヘルプページやコミュニティフォーラムでの自己解決が基本です。導入支援や運用コンサルティングは付かないため、操作方法や設定でつまずいたとき、自力で答えを探す必要があります。
有料プランでは、チャットや電話でのサポート、専任コンサルタント、オンボーディング支援などが受けられる場合が多くなります。とくに海外製ツールでは、日本語サポートの有無が実務での使い勝手を大きく左右します。設定画面やサポートが英語のままだと、トラブル時に対応が滞りかねません。
無料プランであっても、リードの個人情報を扱うことに変わりはありません。そのため、プライバシーポリシー、データの暗号化、アクセス権限の設定ができるかどうかを、導入前に確認してください。
有料プランでは、シングルサインオン(SSO)やIPアドレス制限、監査ログといったエンタープライズ級のセキュリティ機能が追加される場合があります。扱うデータが増えるほど、こうした機能の必要性は高まります。
ここからは、フリープランを提供し、期限なく無料で基本機能が使えるMAツールを4つ紹介します。フリープラン型は数が限られますが、リード上限・配信数・CRM連携の3軸で比較すれば、自社に合う1本を絞り込めます。
各ツールの運営会社・種別・主な機能・料金を以下で確認します。MAツールは集めた見込み客を育成する仕組みであるため、広告やコンテンツなどの集客施策と連携して運用できるかも判断材料になります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社セールスフォース・ジャパン |
| サービス種別 | CRM一体型MAツール |
| 主な利用者層 | マーケティングを本格化したい中小〜中堅企業 |
| 主な機能 | メール配信・マルチチャネルジャーニー・フォーム/ランディングページ作成・Agentforceキャンペーン作成 |
SalesforceのMAツールが、Agentforce Marketing(旧 Marketing Cloud)です。AIエージェントがキャンペーンの作成やマルチチャネルジャーニーの設計を支援し、CRMに蓄積した顧客データをそのままマーケティングに活用できます。
無料で始めるなら、まず永年無料のFree Suite から試すのがおすすめです。リード管理・商談管理・月間最大100通のメール配信・レポートに加え、AIエージェントのAgentforceを最大2ユーザーまで無料で利用でき、営業とマーケティングの基本を実際のデータで動かしながら確認できます。
Free Suite は契約・クレジットカード不要で即日利用できます。リード数や利用人数が増えたら、Starter Suite(月額3,000円/ユーザー・月2,000通のメール配信)へそのまま移行でき、シナリオ設計など本格的なMA運用が必要になった段階でAgentforce Marketingへの移行を検討できます。
Agentforce Marketingの概要やできることを動画で確認したい方は、こちらをご覧ください。
(参考:Salesforce公式サイト
)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | HubSpot Japan株式会社 |
| サービス種別 | CRM一体型MAツール |
| 主な利用者層 | 中小企業〜成長企業 |
| 主な機能 | メール配信・フォーム作成・ランディングページ作成・CRM |
CRMと一体でマーケティング機能を使いたい企業には、HubSpot Marketing Hubが候補になります。無料プランでも幅広い機能が使えます。
月間最大2,000通のメール配信、フォーム作成、ランディングページ作成、CRM機能が使えます。ただしメールにはHubSpotのロゴが表示されるほか、動的リストの作成数などに制限があります。
高度なワークフローの自動化やA/Bテスト、詳細なレポートは、Starter(月額1,200円/シート〜、年払い時)以上のプランで利用できます。無料で土台を作り、施策を広げる段階で有料へ進む流れが取りやすいツールです。
(参考:HubSpot公式サイト )
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社Innovation X Solutions |
| サービス種別 | BtoB特化MAツール |
| 主な利用者層 | BtoB企業のマーケティング担当 |
| 主な機能 | アクセス解析・メール配信・スコアリング・シナリオ設定 |
BtoBのアクセス解析やスコアリングを重視するなら、国産のList Finderが選択肢です。日本語サポートが受けやすい点も特徴です。
フリープランでは、登録顧客100件・500セッション分のアクセス解析を無料で使え、スコアリング(見込み度合いを点数化する機能)やシナリオ設定も利用できます。無料の範囲でMAらしい機能を試せる点が魅力です。
リードが増えて上限に近づいたら、有料のライトプラン(初期費用100,000円・月額45,000円)へ移行すると、リード数やドメイン数が無制限になります。
(参考:List Finder公式サイト )
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | クラウドサーカス株式会社 |
| サービス種別 | 初心者向けMAツール |
| 主な利用者層 | MA初心者・中小企業 |
| 主な機能 | 法人ログ・ユーザーログ・Webフォーム |
| 料金 | フリー:無料/有料プランは要問い合わせ |
テンプレートに沿って進められる設計で、MA初心者でも扱いやすいのがBowNowです。まず無料で運用に慣れたい企業に適しています。
フリープランでは、リード100件・月間50,000PVまで無料で使え、法人ログ・ユーザーログ・Webフォーム機能を利用できます。ログの保存期間やメール配信数には上限があります。
上位のスタンダードプランに移行すると、リード上限が拡大し、配信数やドメイン登録の制約が緩和されます。
(参考:BowNow公式サイト )
フリープランで機能に物足りなさを感じるなら、無料トライアル型が選択肢になります。トライアル型は有料版の全機能を期間限定で試せるため、フリープランでは体験できない高度な自動化やシナリオ設定を、導入前に検証できます。
トライアルを提供する3つのツールを、フリープランとの使い分けの目安も添えて紹介します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ラクス |
| サービス種別 | メール配信+MA機能一体型 |
| 主な利用者層 | メール施策を強化したいBtoB企業 |
| 主な機能 | Web来訪通知・シナリオ機能・メール配信 |
| 料金 | 要問い合わせ |
メール配信を軸に、反応の良い見込み客を見つけたい企業に向くのが楽楽メールマーケティング(旧配配メール)のBridgeプランです。本番環境をそのまま試せるトライアルが用意されています。
メール配信とWebの来訪検知を組み合わせ、シナリオ機能で見込み客の行動に合わせた配信ができます。反応をとらえることで、関心度の高い見込み客を絞り込めます。料金は要問い合わせです。
(参考:楽楽メールマーケティング公式サイト )
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社GoQSystem |
| サービス種別 | 営業支援/Webトラッキングツール |
| 主な利用者層 | Web経由の見込み客を追いたい企業 |
| 主な機能 | 訪問企業・個人の行動可視化 |
| 料金 | ・スタンダード:月額30,000円 ・プロ:月額50,000円 |
GoQMierucaは、自社サイトを訪れた企業や個人の行動を見える化するツールです。20日間の無料トライアルで実際の挙動を確認できます。
20日間の無料トライアルで操作性を確かめたうえで、スタンダードプラン(月額30,000円・初期費用50,000円)やプロプラン(月額50,000円・初期費用100,000円)へ移行できます。サイト訪問者の行動から見込み度合いを把握し、営業活動につなげたい場合の選択肢になります。
(参考:GoQMieruca公式サイト )
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社シャノン |
| サービス種別 | SFA一体型MAツール |
| 主な利用者層 | 中〜大規模のマーケティング組織 |
| 主な機能 | リード管理・スコアリング・商談管理 |
| 料金 | 要問い合わせ |
SHANONは、オンライン・オフラインを問わず、リード管理からスコアリング、商談管理までを一元管理できるMAツールです。リード獲得から商談管理までの一元管理に強みを持ち、SFA(営業支援)と一体で使える設計です。
無料での試用はトライアルではなく無料デモの形で案内されることがあります。料金は個別見積もりのため問い合わせが必要です。
(参考:SHANON公式サイト )
自社の運用体制や将来計画と照らし合わせて、無料枠の範囲・連携性・サポート・拡張性・費用対効果の5つの軸で評価してください。
とくに見落としやすい判断軸から順に取り上げます。
最初に確認すべきは、自社の現在のリード数と月間のメール配信頻度です。この2つを把握したうえで、各ツールのフリープラン上限(リード100件〜、配信数100〜2,000通)に収まるかを確かめてください。この確認を省くと、導入直後に上限へ達して早々に有料化を迫られます。
加えて、今後リードがどのくらいのペースで増えるかを見込んでおくと、移行時期の見通しが立ちます。
MAで育てた見込み客を、CRMやSFAへ引き渡せるかどうかは、営業プロセスの要になります。ここが断絶すると、せっかく育成したリードが営業に届かず、成果につながりません。
そのため、無料プランでもAPI連携やCSVエクスポートができるかを事前に確かめてください。SalesforceやHubSpotはCRMと一体になっているため、この点で扱いやすい構成です。既存の名刺管理ツールとの連携可否も、あわせて確認しておくと安心です。
CRMや営業支援との連携イメージをより具体的に知りたい方は、こちらの動画も参考になります。
無料プランでは、チャットや電話でのサポートを受けられないことが多くあります。だからこそ、ヘルプ記事・動画マニュアル・コミュニティが日本語でどれだけ充実しているかが、運用を続けられるかどうかを左右します。
とくに1〜2人程度の体制で運用する場合、操作に詰まったときのリカバリしやすさが、ツール定着の分かれ目になります。導入前に、実際にヘルプを検索して確かめておくとよいでしょう。
無料プランで蓄積したリードデータや設定を、有料プランへそのまま引き継げるかどうかは、将来の移行コストを大きく左右します。引き継げない場合、有料化のたびに設定をやり直す手間が生じます。導入前に、データの引き継ぎ条件を押さえておきましょう。
有料移行を検討すべきタイミングは、次の3つが目安になります。
無料で利用できるかどうかだけでなく、投入するコストに対してどれだけ成果を得られるかも確認しましょう。
MAツールは、メール配信やリード管理を自動化することで、マーケティング担当者の作業負担を減らし、営業機会の創出につなげるためのツールです。そのため、料金だけで比較するのではなく、削減できる業務時間や獲得できる商談数など、導入によって得られる効果を踏まえて判断することが重要です。
たとえば、無料プランでも必要な機能がそろっていれば十分な効果を得られます。一方で、手作業が多く残ったり、必要な分析や自動化機能が不足したりする場合は、有料ツールを導入したほうが結果的にコストを抑えられるケースもあります。
無料・有料という価格だけで判断せず、自社の目的に対して必要な機能と得られる効果のバランスを見極め、費用対効果の高いツールを選びましょう。
ここまで見てきたとおり、無料で使えるMAツールは「フリープラン」「無料トライアル」「オープンソース」の3タイプに分かれます。自社のリード規模・運用体制・将来的な拡張計画に合わせて選ぶことで、「すぐ有料化を迫られた」「必要な機能が不足して使いこなせなかった」といった失敗を防げます。
無料でMAツールを試すなら、永年無料のFree Suite が有力な選択肢です。理由は次の3点にあります。
まずはFree Suite で操作性や自社の運用との相性を確認し、リード数の増加や業務範囲の拡大に応じてStarter Suite (月額3,000円/ユーザー)へ移行することで、初期コストを抑えながら継続的なMA運用を実現できます。
AIを活用したマーケティング支援について詳しく知りたい方は、こちらの動画もご覧ください。
創業したばかりでも、成長期でも。永久無料のFree Suiteから、あなたのゴールに合わせてスケールできます。
連携できます。SalesforceはCRMとして多くのMAツールとAPI連携が可能で、MAで育成したリードをSalesforceの営業パイプラインへ引き渡せます。
さらにSalesforceは、CRMだけでなくマーケティング活動を自動化する機能も備えているため、見込み客の獲得から育成、営業への引き渡しまでを1つのプラットフォームで管理できます。複数のツールをまたいでデータを連携する必要がなく、顧客情報を一元管理しながら、マーケティングと営業の連携を効率化できる点がメリットです。
有料MAツールの料金相場は、必要な機能や企業規模によって異なります。小規模企業向けのエントリープランは月額数千円から利用でき、中小企業向けの標準的なプランは月額3万〜5万円程度が目安です。大規模企業向けでは、利用規模や必要な機能に応じて個別見積もりとなるケースもあります。月額料金だけでなく、初期費用や利用できる機能、将来的な拡張性も含めて比較することが重要です。
また、初期費用が10万〜30万円程度かかるツールや、最低利用期間が設けられているツールもあります。月額だけでなく、初期費用と契約期間もあわせて確認してください。
※本記事に掲載している各ツールの料金・機能・サービス内容は、記事執筆時点(2026年7月)の情報にもとづいています。最新情報は各社の公式サイトをご確認ください。また、本記事に掲載している他社製品・サービスに関する情報は、各社の公開情報をもとに作成しています。掲載情報の完全性・正確性を保証するものではありません。各製品の詳細・正確な仕様については、各社に直接お問い合わせください。
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