左側の画像は、お客様とLennar社のAIエージェントが家の内見についてチャットで調整している様子を示しています。右側は、バックエンドでAgentforceが指示し、アポイントのスケジュール調整フローが進行している様子を示しています。

「絶対に止められない通信インフラ」アルテリア・ネットワークス、Agentforce活用とPremierによる支援の最前線

確実に現場を支えるAI活用と進化への挑戦

概要

さらに迅速に、高品質な対応の実現へ。コールセンターのCRMシステムをSalesforceに統合したアルテリア・ネットワークスは、さらなる進化を目指してAgentforceを導入し、業務効率化を実現しています。 Premier Success Planの「Agentforceオンボーディング」による手厚い支援のもと、約1ヶ月という短期間で現場への導入を完了、対応ログの標準化と迅速化を実現しました。新人オペレーターにおいては、1人あたり後処理時間が月約10時間短縮し、オペレーターの満足度向上にもつながっています。

企業情報

アルテリア・ネットワークス株式会社は、専用線、インターネット接続、VPN、クラウド接続、データセンター関連サービスなどを提供する法人向け通信インフラ企業です。 自社保有の大容量光ファイバー・バックボーンネットワークを基盤に、企業の基幹システムやクラウド環境を支えています。高品質・広帯域が求められる企業ネットワーク領域において、日々の事業運営を支えるうえで止まることが許されない顧客企業の「生命線」ともいえる通信インフラサービスを、安定して提供する責任を担っています。

成果

1 ヶ月
Agentforceの導入(通話録音の要約シナリオ)
10 時間/月
新人オペレーター1人あたりの後処理時間の削減

法人向けサポートを担うコールセンターの現場では、正確な対応とスピードが常に求められます。また、お問い合わせ内容によっては、他の窓口に対応を引き継ぐ場合もあるため、管理者などの第三者が見ても理解できるようポイントを押さえた十分な記録が求められています。

しかし実際は、オペレーターごとに対応ログの品質にばらつきがあり、課題になっていました。要点を捉えて簡潔にログを記載できるまでには、ある程度の経験が必要でした。対応ログの記載という、お客様対応後の「後処理時間」に時間がかかると、次のお客様をお待たせしてしまう悪循環にもつながります。これは、決して小さな問題ではありませんでした。

Agentforce Serviceによる顧客対応窓口システムの統合
2020年頃よりコールセンターのCRMシステムを統合するプロジェクトを開始。主要窓口で使用するシステムをAgentforce Serviceへ統合しました。

プロダクト毎に分かれている構成管理データベースをAgentforce Service上に集約したことで、お客様からのお問い合わせに構成情報を容易に紐づけられるようになりました。

また、同じ顧客を、同じ画面で見ることで、エスカレーション時などに発生する情報確認の往復は大きく減少しました。

結果として年間1,500時間の業務削減を実現しています。

Agentforceによる通話要約で標準化を実現
次に着手したのが、AgentforceによるAIエージェントの活用です。

録音された通話データをテキスト化し、APIでSalesforceに連携。その内容をAgentforceで要約する仕組みを構築し、通話後に要点が整理されたログが残るようにしました。その結果、「オペレーターごとの対応ログ品質のばらつき」が抑えられ、管理者も内容を正確に把握できるようになりました。

新人オペレーターにおいては、1人あたり月約10時間の後処理時間の削減につながり、オペレーターの満足度の向上にもつながりました。

Agentforceは、同社のコールセンターで確実に「オペレーターの力」になっています。

Premier Success Planによる支援
しかし、Agentforceの導入は順調だったわけではありません。契約しただけでは、具体的な活用イメージは描けなかったといいます。「何から始めたらよいのかわからない」そこからのスタートでした。

その時、同社を支えたのがPremier Success Planの「Agentforceオンボーディング」でした。Agentforce を活用するために必要な知識の習得と基本的な設定に関するガイダンス提供を行う個別支援で、複数回のオンラインセッションを通じて、AIエージェントの導入までを支援するものです。

Agentforceオンボーディングによる手厚い個別支援のおかげで、プロンプトビルダーや Agentforceビルダーにスムーズに着手できたといいます。システム管理者だけでなく、実際に現場で活用することになるユーザー部門も積極的にかかわり、プロンプトの作成や調整、AIエージェントへの組み込みを実施できるようになるほど、十分な製品知識を習得することができました。

「オンボーディングセッションの録画を何度も見直して、使い方を覚えました。」と語るのはユーザー部門であるCX本部 法人サービスコントロール部 カスタマーコンタクトチームの櫻井 善弘氏です。

IT部門だけでなく、ユーザー部門の積極的な参画により「通話録音の要約シナリオ」におけるAgentforceの導入を約1ヶ月という短期間で実現することができました。

Agentforceを契約しただけでは、何をすればよいのかわからなかったと思います。ツールを持つことと、実際に活用して成果を出すことはまったく別です。Premier Success Planによる支援があったから、構想で止まらず、運用まで進めることができました。自分たちだけでは難しかったと感じています。

大貫 琳子 氏
アルテリア・ネットワークス株式会社, IT統括本部 DX推進本部 DX戦略部 DX推進課

現代において、スピード感のある対応は重要です。SalesforceのAIは、一から作り上げる必要はなく、自社に合わせて設定するだけですぐに使い始められる点が大きな魅力です。加えて、製品を契約しただけで終わりではなく、確実に活用できるよう手厚い支援を提供するPremier Success Planも導入推進への大きな力になりました。

アルテリア・ネットワークスのAI活用の取り組みは、まだ始まったばかり。すでに次を見据えています。これからもSalesforceは、同社の取り組みを、進化し続ける製品とサポートサービスの両輪で支援します。