ウシジマ青果

膨大な帳簿を一枚一枚めくって電卓はじいてやっていたんです。それが、驚くほどラクになりました。”

— 社長 牛島 清市 氏
 

荷受け、品質管理、出荷状況など
煩雑な管理業務を大幅に軽減

 

農業にもクラウド導入の事実を知り
挑戦してみようと思った

太陽が3つあると言われるほど、十分な陽光を浴びておいしく育つ熊本県河内地区の果実。この地で土にこだわり、栽培方法にこだわり、果実生産に取り組んでいるウシジマ青果。社員数12名の小さい会社ながら、「温州みかん」や「不知火オレンジ」「河内晩柑」など、品質の高いブランド果実を全国に出荷しています。
同社の安全でおいしい果実を支えているのが徹底した品質管理。糖度の識別や階級別、外観など様々な側面における厳しい基準のもと、確実に分配して出荷されていきます。こうした品質管理を含め、荷受けから出荷状況の把握に至るまで、すべてを管理するのは非常に煩雑な業務が発生し悩みの種となっていました。
そんな折り、クラウドコンピューティングという言葉が牛島社長の耳に入り、「農業にもクラウドが導入されていることを知り、うちもチャレンジしたいと思いました。クラウドと言っても文字通り雲の上のような世界で、まったく知識もなかったんですけどね。」と同社長は語る。

 

 

Salesforce を導入した最大の理由は
自在にカスタマイズできること

ウシジマ青果が Salesforce を選んだ理由は「うちの仕事に合わせてシステムを自在にカスタマイズできること」と同社長。低価格と誰でも簡単に使える点にも背中を押された。
実際に導入したメリットとしては、仕事量の軽減を真っ先にあげます。とくに、先述した荷受けから品質管理、出荷状況に至る管理が驚くほどラクになったとか。「それぞれの工程で膨大な書類が発生し、一枚一枚めくりながら電卓はじいてやっていました。記入漏れも起きて大変でした。それが一元化されて、後から一覧で確認もできるようになり、本当に便利になりました」と。
さらに、Chatter を活用した社内情報の共有も図っています。「うちは、園地が離れた場所にあるので、それぞれの果実がいまどういう状態にあるのか、瞬時に把握できるのは助かります」と牛島社長が語るように、作業効率と共に商品の品質向上にも貢献しているのです。

糖度やサイズなど、Salesforce による
徹底したデータ管理が品質の向上を実現

“安全でおいしい果実をお届けしたい”というウシジマ青果の強い思いが、Salesforce による徹底した品質管理を実現しました。糖度やサイズをはじめ、安全とおいしさの基準となる様々な要素をデータ化し、さらに、生産者ごとの生産量や品質を綿密に管理。よりクオリティの高い果実を生産している農家を見える化することで、品質向上とブランド力の強化をもたらしています。
今後は、生産から販売までさらに広い領域で Salesforce のシステムを活用していきたいと新たなビジョンを描く同社長。「例えば、植物なので毎日変化がありますよね。その時々の産地の写真や情報を担当者から Chatter を通じて提供してもらい、それをホームページに展開していく」と、構想の一端を披露してくれました。「うちにとって Salesforce は偉大なる助っ人」と言う同社の信頼と期待を土壌に、両社の絆はますます強固に育まれていきます。

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※ 本事例は2013年8月時点の情報です
 
 

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