SFAとは?主な機能や効果的な活用方法、活用事例を解説
SFAとは何かをわかりやすく解説し、主な機能や導入メリット、効果的な活用方法を紹介します。さらにCRM・MAとの違いや活用事例も踏まえ、SFA選定のポイントまで網羅的に解説します。
SFAとは何かをわかりやすく解説し、主な機能や導入メリット、効果的な活用方法を紹介します。さらにCRM・MAとの違いや活用事例も踏まえ、SFA選定のポイントまで網羅的に解説します。
SFAとは、「Sales Force Automation(セールス・フォース・オートメーション)」の略称で、一般的に営業支援システムと訳されます。
導入すると、企業の「営業改革」を推進し、一層の収益向上を目指すための強力な「仕組み」として機能します。
SFAの力を最大限に引き出すためには、SFAがどのようなシステムで、何を実現できるのかを正しく理解することが不可欠です。
本記事では、SFAの基本的な機能はもちろん、CRM(顧客管理システム)やMA(マーケティングオートメーション)との違い、AI(人工知能)との連携による進化、そしてSFA導入がもたらす真のメリットについて、具体的な活用イメージを交えながら深く掘り下げて解説します。
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そもそもなぜSFAが必要なのかから、販売プロセスの見直し、SFAで実現すべき3大機能、定着化のための体制とステップに至るまで、この分野の専門家二人が解説します。ぜひダウンロードしていただき、今後の導入計画にお役立てください。
SFAとは、営業活動を効率化・可視化し、組織として再現性のある営業プロセスを構築するための仕組みです。
SFAは「Sales Force Automation」の頭文字を取った略語で、日本語では一般的に「営業支援システム」と訳されます。
営業活動を個人依存から脱却させ、組織全体で把握・改善できる状態をつくることが、SFAの役割です。
SFAを活用すると、企業の営業改革を推進し、持続的な収益向上を実現するための戦略的な仕組みへと進化させられます。
属人的なノウハウや勘に頼った営業活動から脱却し、顧客情報、商談履歴、営業活動データ、さらには市場のインサイトまでをも一元的に集約・分析。これらのデータを組織全体で共有し、活用することで、営業プロセス全体を科学的かつ顧客中心のアプローチへと転換させます。
SFAは、営業担当者が反復作業や事務作業から解放され、顧客との対話や価値提案といった本来注力すべき活動に集中できる環境を構築可能です。
近年ではAI(人工知能)を活用し、案件の優先順位付けや営業活動の傾向分析などを支援するSFAも登場しており、営業判断を補助する役割も担うようになっています。
SFAは1990年代に登場した概念です。当時は営業活動がExcelや紙、個人の記憶に依存しており、案件進捗や顧客情報が組織として蓄積・共有されていないことが大きな課題でした。
初期のSFAは、営業日報の電子化や案件ステータス管理、売上予測の可視化などを通じて、営業活動を管理・統制する役割を担っていました。
当時はオンプレミス型が主流で、高額な初期費用やサーバー構築、IT部門による運用が必要だったため、大企業を中心に導入が進んでいたのが実情です。
こうした状況を変えたのが、1999年にSalesforceが「No Software」を掲げて提供したクラウド型SFA(後の「Agentforce Sales(旧Sales Cloud)」の原型となったシステム)であり、このシステムを契機にSFAはより多くの企業に普及していきました。
日本でSFAの普及が進んだのは2000年代からですが、クラウド技術やモバイル端末の進化、そして近年のAI技術の目覚ましい発展により、SFAの可能性は飛躍的に拡大しています。
もはやSFAは、大企業だけでなく、成長を目指すすべての企業にとって、競争優位性を確立し、顧客とのより良い関係を築くための不可欠なデジタル基盤といえるでしょう。
SFAを導入する企業が増えている背景や、導入前に知っておきたい重要なポイントを、専門家が10項目に整理した資料をご覧ください。⇒資料はこちら
SFAには、主に以下の5つの機能があります。
SFAの機能は、営業活動の効率化とともにリソースを最大化し、営業活動の幅を拡げてくれます。SFAの導入時に機能を活かせるよう、それぞれについて理解を深めておきましょう。
いまから始める営業支援システムでは、SFAの機能を解説と共にわかりやすくまとめていますので、社内共有用にぜひご覧ください。
案件管理機能は、見込み顧客の初回接点から受注、さらには契約更新やアップセルに至るまで、顧客とのあらゆる商談フェーズを一元的に管理し、可視化するSFAの中核機能です。
単に商談の進捗状況、提案内容、受注見込み金額を記録・共有するだけでなく、AIが搭載されたSFAでは、過去の類似案件データや顧客の行動データにもとづいて、各案件の成約確度を予測したり、リスクのある案件を自動的にアラートしたりする機能が注目されています。
また、次に取るべき最適なアクションを提案したり、効果的な営業資料をレコメンドしたりすることで、営業担当者の意思決定を支援し、商談の質とスピードの飛躍的な向上が期待できます。
チーム全体でリアルタイムに案件情報を共有できるだけでなく、データにもとづいた戦略的なアプローチが可能となり、属人的な判断ミスを減らし、組織としての案件成約率の向上に大きく貢献するでしょう。
このように蓄積された案件データは、将来の売上予測の精度向上や、営業戦略の最適化にも活用される貴重な資産となります。
顧客管理機能は、あらゆる顧客接点の情報を一元的に集約・管理できる機能です。
具体的には以下の情報を集約・管理できます。
顧客管理機能を活用すると、営業担当者は、個々の顧客のニーズや課題、関心事を深く把握した上で、パーソナライズされた提案やきめ細やかなフォローアップを行えます。
最近では、AIが顧客データと過去の成功パターンを分析し、アップセルやクロスセルの最適なタイミングや商材を提案する機能も登場しています。
従来の属人的な顧客管理では見過ごされがちだったビジネスチャンスを発見したり、休眠顧客の掘り起こしを行ったりすることも可能です。
このように、データにもとづいて客観的に顧客を分析し、戦略的にアプローチすることで、顧客満足度の向上、長期的な信頼関係の構築、そしてLTV(顧客生涯価値)の最大化に繋がり、顧客中心の営業活動を実現する基盤を形成します。
活動管理機能とは、営業活動に関するさまざまな指標を記録・管理する機能です。たとえば、下記のデータを記録および可視化できます。
営業担当ごとの成績も数値でわかるようになるため、社員に対して業務の効率化に向けたフィードバックや公正な評価を行えます。
成績が良好な担当者の営業活動を分析し、成功要因がわかれば、ほかの社員の教育に活用することも可能です。
たとえば、営業件数や提案数、成約率、受注率などを記録でき、これらのデータをおよび可視化することで、さらなる業務の効率化に対するフィードバックや従業員への公正な評価などにつなげられます。
また、成績が良好な担当者の情報を分析すれば、成功の理由を理解して、ほかの社員の教育に活用できます。
予実管理機能は、あらかじめ入力した予算と実績データから売上を予測する機能です。
たとえば、納品予定日と納品予定商品の金額を照合し、自動で売上予測を立ててくれます。
営業活動では、予算と実績に大きな差がないかチェックが必要となります。大きな差が生じると、企業全体の生産性や売上に悪影響を及ぼすためです。
予算と実績の差を最小限に抑える、あるいは予算以上の成果を出すためには、定期的な目標達成状況のチェックと課題分析、改善が重要です。
SFAは、リアルタイムでデータが反映され、目標達成状況をいつでもチェックできるため、営業活動の改善までのプロセスの効率化につなげられます。
報告支援機能は、日報や週報といった営業報告を支援し、効率化する機能です。
営業報告は、担当者の稼働をチェックし、プロジェクトや営業部門全体の動きを把握するために必要です。しかし、担当者にとっては作業負荷が重く、上司にとっては確認に手間がかかるというデメリットがあります。
SFAを使うと、フォーマット化された報告書に必要事項のみを入力すればよいため、報告書の作成業務を削減できます。
さらに、報告内容を自動で分析してくれるため、上司の確認作業の負担も軽減可能です。
SFAは、負担が大きい報告業務を簡略化および効率化し、リソースを最大化してくれます。
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営業活動をどこからでも可能にする世界No.1のSFAツールSalesCloudの使い方を動画でご覧いただけます。
SFA導入によるメリットは、次の6つです。
メリットを読んでひとつでも魅力を感じるものがあれば、SFAの導入を検討してみることをおすすめします。
SFA導入の検討にあたっては、いまから始める営業支援システムにてまとめている日本のSFA導入率や、SFAの主要機能の解説を一度ご覧ください。
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SFAを導入すると、これまで属人化されがちだった営業のノウハウや情報を営業部門全体で共有可能です。
ノウハウを共有できると、担当者のスキルや仕事の取り組み方が標準化され、全体の底上げにつながります。すると、担当者が不在でも、だれもが同じ対応をできるようになるわけです。
SFAは、従来は属人性が高い職種だった営業職を組織化し、効率的かつ効果的に成果を上げられるようサポートしてくれます。
SFAを導入すると、各担当者の営業活動が可視化され、リアルタイムで確認できるようになります。
従来の日報や週報方式の場合、各担当の営業活動を確認する回数が1回に留まります。その日の終わりや週末に営業報告を受けても、対応できるのは翌日が最短です。
従来の営業報告は、タイムリーに対応しなければならない事案や必要なサポートが遅れる仕組みでした。
SFAによって営業活動がその都度更新されるようになると、対応速度が上がります。対応速度の上昇は、課題の分析および改善サイクルを加速させ、生産性の向上を促します。
SFAに営業活動や顧客に関するデータが蓄積されると、データをもとに自動で精度の高い売上予測を立てられるようになります。
売上予測をもとに、最適な受注タイミングを提案してくれるため、従来のデータ管理および分析業務が簡略化されます。
プロジェクトの進捗や各種データの管理をExcelやスプレッドシートで行っている場合は、SFAによる作業の効率化を実感できるでしょう。
SFAによって営業活動の進捗やプロセスが可視化され、リアルタイムで更新されるようになると、タイミングを逃さず行動できるようになります。
従来は、報告書や担当者の話から進捗やプロセスを把握していました。従来の方法では手間がかかる上 うえ、ラグが生じるのがデメリットです。SFAを導入すると、従来の方法のデメリットを解消でき、スピーディーに必要な対応を行えます。
たとえば、担当者の活動履歴から手が空いていることがわかれば、次の指示を出すことが可能です。あるいは、売上予測や課題の分析をもとに、的確なフィードバックを実現します。
SFAの導入で、タイミングを逃さず行動できるようになると、成約率や売上の向上を期待できます。
SFAでノウハウやナレッジを共有できるようになると、担当者それぞれが自己成長を図れるようになります。
担当者は、共有されたノウハウやナレッジをもとに、自身の営業活動をブラッシュアップできます。SFAが各人の強みと弱みを可視化してくれるため、効率的な人材育成にも活用可能です。担当者ごとに的確な教育を施せるため、教育コストの削減も期待できます。
SFAは、自己成長による底上げと焦点化された人材育成を実現し、生産性のアップを実現します。
SFAを導入すると、営業活動が効率化され、組織全体のパフォーマンスが向上します。データをもとにした顧客分析によって、顧客ニーズの深掘りも可能です。
蓄積されたデータや分析によって、顧客ニーズにフィットした提案を実現します。顧客ニーズが満たされると、顧客満足度の向上が期待できます。
SFAは、業務を効率化するだけでなく、顧客にとっても有益なサービスの提供につながるわけです。
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マーケティング、営業、顧客サービスといったビジネスプロセスを支援する代表的なツールとして、MA(マーケティングオートメーション)、SFA(営業支援システム)、CRM(顧客関係管理システム)があります。
それぞれの役割を理解し、連携させることで、企業は顧客中心の戦略をより効果的に推進できます。
SFAが営業活動の「プロセス」に焦点を当てるのに対し、CRMは「顧客」そのものに焦点を当てます。
マーケティング部門がMAで獲得・育成したリード情報をシームレスにSFAに取り込むことで、営業担当者は豊富な顧客情報(CRMデータ)にもとづいて最適なアプローチを行えます。
そして、SFAで管理される商談の進捗や結果は再びCRMに蓄積され、顧客理解をさらに深め、その後のサポートやアップセル・クロスセルへとつなげられます。
このようにSFAとCRMを統合的に活用することは、単なる情報連携に留まらず、部門間のサイロ化を解消し、顧客を中心にあらゆるビジネスプロセスを連携させる「企業のデジタル改革」の推進力といえるでしょう。 顧客接点全体のデータを一元化し、AIによる分析を加えることで、企業はよりパーソナライズされた顧客体験を提供し、LTV(顧客生涯価値)の最大化を目指せます。
MA、SFA、CRMはそれぞれ異なる強みをもちますが、これらを連携させ、とくにSFA/CRMを中核とした顧客データ基盤を構築することが、現代のビジネスにおいて競争優位性を築く上で極めて重要です。
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| ツール | 目的 | 主な機能 |
| MA (Marketing Automation) |
・主に見込み客(リード)の獲得と育成を目的とし、マーケティング活動を自動化・効率化する ・リードの興味関心や検討度合いを可視化し、営業部門と連携するハブ機能を担う |
・ウェブ行動の追跡 ・メールマーケティング ・リードスコアリングなど |
| SFA (Sales Force Automation) |
・営業部門の活動を支援し、商談化から受注までのプロセスを管理・効率化を行う ・先進的な企業では、営業プロセスの標準化とデータ活用を通じて、組織全体の営業力強化を目指す動きが顕著 |
・案件管理 ・行動管理 ・予実管理 ・レポーティングなど |
| CRM (Customer Relationship Management) |
・顧客情報を一元管理し、顧客との良好な関係を長期的に構築・維持する ・多くの企業にとって、顧客中心のビジネス変革を実現する非常に重要なテクノロジー |
・顧客の基本情報の管理 ・購買履歴の管理 ・問い合わせ履歴の管理など |
SFA・CRMの基本的なポイントである4つのポイント(顧客管理、案件管理、活動管理、分析/可視化)をデモンストレーションでご紹介します。
SFAの導入を成功させるためには、単にツールを選定するのではなく、目的整理から運用定着までを一連のプロセスとして設計することが重要です。
ここでは、SFA導入時に押さえるべき基本的なステップを順に解説します。
SFA導入の第一歩は、「なぜ導入するのか」を明確にすることです。
売上向上、営業活動の効率化、情報共有の強化など、自社が解決したい課題を具体化することで、導入後の評価軸が定まります。
あわせてKGIやKPIを設定し、受注率や商談リードタイム、入力率など、効果を定量的に測定できる状態を整えることが重要です。
その上で、営業現場へのヒアリングを通じて課題を洗い出し、案件管理、顧客情報管理、レポート機能など、SFAに求める機能要件を整理します。
後工程のブレを防ぐために、なぜ導入するのかを擦り合わせてから進めましょう。
目的と要件が整理できたら、SFAの選定基準を明確にします。
機能の充実度だけでなく、費用、操作性、拡張性、サポート体制など、複数の観点から比較検討することが重要です。
とくに、自社の営業プロセスに合致しているかどうかを重視しましょう。多機能すぎるツールは、かえって現場に定着しないおそれがあります。
将来的にCRMやMAと連携し、顧客データを一元管理・活用できるかといった拡張性も確認しておくと安心です。
評価項目をチェックリスト化し、ツールごとに比較できる形にしておくと選定がスムーズになります。
SFA導入を円滑に進めるためには、営業現場だけでなく、管理職やIT部門を含めた組織全体での合意形成が欠かせません。
現場では、「入力負荷が増える」「管理される」といった不安が生じやすいため、導入の目的や期待されるメリットを事前に丁寧に共有する必要があります。
また、導入段階から一部の営業担当やリーダー層を巻き込み、検証や意見収集を行うことで、実態に即した運用設計が可能となります。結果としてSFAの定着率向上につながりやすくなるでしょう。
説明資料や運用イメージを用意し、納得感を高めながら進めることが定着の近道です。
SFAは、いきなり全社展開するのではなく、PoC(概念実証)を行ったり、一部の部署から導入したりする段階的なアプローチが有効です。
初期段階では、案件管理や顧客情報管理など基本機能に絞って運用し、現場に定着してから活用範囲を広げていくことで、混乱や負担を抑えられます。
また、導入後も定期的に運用状況を見直し、設定や使い方を改善していくことを前提に計画を立てることで、SFA導入の成功確率を高められます。
以下は、SFAを効果的に活用する方法です。
SFAを導入しても、適切に活用できなければ効果を得られません。SFAの効果を最大化するためにも、活用方法について理解を深めましょう。
SFAは、計画的に活用すると、コツコツと売上を積み上げることが可能です。
初回アポイントから受注までの営業プロセスを可視化できる「パイプライン管理」を行い、SFAで分析すると、リードの商談化率や成約率、成約までにかかる時間や手間などが見えてきます。
分析結果をベースにすることで、設定した売上目標から逆算して、必要なリソースのタイミングを弾き出せます。タイミングが明確になれば、計画的に売上を積み上げられるというわけです。
SFAでデータをもとに明確な目標値を設定・分析をすると、営業部門の強みや弱みも見えてきます。
たとえば、リードの商談化がスムーズにもかかわらず成約率が低い場合、原因を特定するのにSFAに蓄積されたデータが役立ちます。原因が特定できると、今後の営業活動の指針や改善点が見えてくるわけです。
データにもとづいた分析と改善を定期的に行うことで、長期にわたり成果を上げられるとともに、営業部門全体のパフォーマンスアップを期待できます。
SFAの多くはクラウドサービスとして提供されており、モバイルデバイスからアクセスできます。
営業活動における情報のすべてをSFAに記録・共有できるため、移動時間に日報を作成したり、資料作成をほかのメンバーに依頼したりも可能です。
外出先からもスムーズに業務を進められるようになると、業務効率を高められます。
SFAをCRMと組み合わせ、顧客とのコミュニケーション履歴を統合すると、ファーストコンタクトから商談、販売に至るまでのプロセスを俯瞰できます。
各プロセスでのデータを分析することで「なぜ売れたのか」「なぜ失注したか」を解き明かし、営業活動の改善が可能です。
CRMだけでなく、会計システムや生産管理システムと連携できれば、社内の基幹システムにもなります。
あらかじめ連携できる製品を選定しておくと、スムーズにシステムを構築できます。
SFAを導入する際は、次の8つのポイントを押さえて製品を選ぶことが大切です。
よりよいSFAを導入し、営業活動の効率化を促進しましょう。
SFAには、その提供形態によってオンプレミス(自社構築)、パッケージ、クラウドといった種類があります。
クラウドは初期の導入コストが安く、スモールスタートを切るのに適しています。サーバーメンテナンスの必要がないうえに、社内PCのリプレースも影響なく行える点が強みです。
さらに大きな利点として、外出の多い営業担当者が外出先から操作できる点が挙げられます。もし自社に合わない場合も、契約解除すればそれ以上のコストがかかりません。
クラウドサービスの中でも以下の点に該当しているかもあわせてチェックしておきましょう。
SFA の使い勝手が悪いと、毎日使うこと自体がストレスになりかねません。
使い勝手のよいSFAツールを選ぶには、選定段階でいくつかの製品に絞り込み、デモ版を使ってみるのがおすすめです。
まずは導入予定のチームで試し、操作性や画面の見やすさ、アクセスの容易さなどを評価・検討しましょう。
SFAの使い勝手の良さは具体的に下記をチェックしてください。
SFAは、基本的機能こそどの製品も充実していますが、拡張性は千差万別です。
「他の部門のシステムと連携したい」「将来的には社内の基幹システムとして活用したい」といった要望に応えられるかどうか、製品を選ぶ際にチェックしましょう。
導入前にそこまでの見通しが立てられなくても、将来的に事業が拡大し、SFAを主軸のシステムとして使い続けることを考えると、拡張性のある製品を選ぶのが無難です。
SFAの機能や拡張性を確認する際は以下をチェックしてください。
SFAはどのような企業にもフィットするよう、機能の面である程度の幅を持たせた仕様になっています。
しかし、企業によっては特殊なビジネスモデルを採用しているケースがあるため、目的や用途に応じてカスタマイズが必要になることもあります。
SFAそのものがプラットフォームとして機能し、必要な機能を組み合わせて使えるといった自由度の高さがあると、さまざまな状況に対応できるはずです。
SFAのカスタマイズが容易かどうかは以下を確認しましょう。
SFAは、企業の基幹システムとしても活用できます。基幹システムとして導入する際は、万が一のときに万全のサポートを受けられるかは重要なポイントです。
導入時や運用が定着するまでは、大小さまざまな問題やトラブルが起こりやすいものです。困ったときに的確なアドバイスやフォローを受けられると、安心して使い続けることが可能です。
SFAは「導入して終わり」ではありません。むしろ、導入後の定着と運用が大切です。長く使い続けるためには、サポート体制がしっかりしているベンダーを選ぶことが大切です。
ベンダーのサポート体制については、以下をチェックしてみてください。
製品によっては、SFAのユーザーがコミュニティを形成し、自主的なセミナーの開催や意見交換などを活発に行っているケースがあります。
こうしたコミュニティでは、ユーザー目線のコメントを多々チェックできるため、ベンダーのサポートとはまた違う心強さがあります。また、貴重なナレッジや運用のヒントを得られることも魅力です。
ユーザーコミュニティが活発に活動しているのは、それだけ多くの導入事例や成功事例がある証拠です。さらに「もっと使いこなそう」という熱意をもった、アクティブなユーザーが多いことも示しています。
製品のユーザーコミュニティの活発度合いは、製品の信頼性を測る上でも、大いに参考にできます。
ユーザーコミュニティが活発であるかどうかは以下で判断してください。
SFAには、顧客情報が集積されるので、万全のセキュリティ体制が必須です。
金融機関や政府系機関など、最高レベルのセキュリティを要求される組織への導入実績を見ると、製品のセキュリティレベルを推し量ることが可能です。
製品の選定においては、どれほどのセキュリティ対策を実施してるかを把握する必要があります。
セキュリティについては以下の項目を確認しましょう。
市場は、常に動き続けており、なかでもSFAをはじめとするデジタルツールの世界は、日々新たなテクノロジーが誕生し、高速で進化し続けている分野です。
したがって、ベンダーにとっては、最新の技術や概念、ユーザーからの意見をくみ取り、適切な形でブラッシュアップを重ねていく姿勢が必要です。
ブラッシュアップを重ねている姿勢が見えるベンダーの製品であれば、安心して使い続けられるはずです。
具体的には下記をチェックしてください。
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営業組織が顧客ニーズに応じて売上を上げるためには、営業支援システム(SFA)の適切な活用が重要です。本ガイドでは、営業支援システムを選ぶ際の10の重要なポイントをご紹介します。
SFAは営業活動の可視化や効率化に大きく貢献する一方で、導入や運用の進め方を誤ると「コストだけがかかり、成果が出ない」状態に陥りやすいツールでもあります。
ここでは、SFA利用時にとくに注意すべきポイントを整理します。
SFAは月額のライセンス費用に加え、初期設定や導入支援、既存システムとの連携対応など、一定の導入コストが発生します。
とくに、機能が豊富なSFAほど費用は高くなりやすく、導入後に活用しきれない場合、投資に見合った成果が得られないリスクがあります。
また、ユーザー数の増加に伴うライセンス費用の増大や、運用改善のための追加開発・設定変更など、継続的なコストも考慮しなければなりません。
そのため、予算を踏まえた上で必要な機能を事前に定義し、過剰な機能をもつツールを選ばないことが大切です。
あわせて、無料トライアルや小規模導入からはじめ、実際の運用に耐えうるかを確認することが、失敗を防ぐ有効な手段となります。
SFAは、顧客情報や案件情報、活動履歴といったデータが蓄積されて初めて価値を発揮するツールです。
そのため、営業担当による入力作業が不可欠であり、入力が徹底されなければ分析や改善に活かせません。
入力負荷が高いと、現場では後回しや形骸化が起こりやすく、「使われないSFA」になってしまうケースも少なくありません。
こうした事態を防ぐためには、入力項目を必要最小限に絞り、営業プロセスに直結する情報だけを記録する設計が必要です。
また、名刺管理ツールやメール、カレンダーとの連携、自動入力機能などの活用により、入力作業そのものを減らす工夫も求められます。
入力しやすい設計と運用ルールを整えることで、SFAの活用度とデータ品質の両方を高められるでしょう。
SFAの活用事例を3つ紹介します。
それぞれの事例をもとに、SFA導入のイメージを深めてみてください。
会社名:株式会社荏原製作所
事業内容:インフラ、産業用装置・設備の設計・製造
1912年創業の株式会社荏原製作所。しかし、その長い歴史ゆえに、営業部門には古い体質も残っていました。やがて、「拠点の数だけ営業スタイルがある」という状態になってしまい、抜本的な業務改革の一環として「Salesforce」の導入に至ります。
最初に行ったのは業務の可視化。すると、営業担当者が1日1時間程度しか、営業活動に時間を割けていないという驚きの事実が明らかになりました。そこで、書類作成などのノンコア業務を全国で数か所に集約し、担当者がコア業務に専念できる環境を整備。拠点ごとにバラバラだった営業業務を分析し、高スキルの営業スタイルとして標準化しました。
また、過去のメンテナンス履歴を分析し、必要なタイミングで必要なサービスを提案できる体制も構築。現在では理想の体制を目指し、営業に関する多くのプロセスの標準化にあたっています。
会社名:Mipox株式会社
事業内容:精密研磨フィルムの開発・製造
電子部品用の研磨材市場において、世界トップのシェアを誇るMipox株式会社。ところが、2005年の売上高110億円、営業利益13億円をピークに低迷を続け、2009年には売上高30億円・営業利益マイナス13億円にまで落ち込んでしまいます。その原因は、高いシェアと知名度から来る「受け身の営業」でした。顧客とのコンタクトが少ないうえ、社内での情報共有体制も貧弱なままだったのです。
そこで「Salesforce」を導入しました。まず、すべてのデータを「Salesforce」上に統合し、時間ばかりかかる会議や週報・月報を撤廃しました。営業業務が一気に効率化し、顧客とのコンタクト回数も増加。商談数・成約数ともに大きな伸びを見せました。
情報共有化を加速するため、社内コミュニケーションをメールからSNSへ移行。その結果、稟議決裁の平均日数が0.4日という、驚異的なスピードを実現したのです。収益構造を改革し、13億円の赤字から5億円の黒字へと回復をはたしています。
会社名:スター精密株式会社
事業内容:小型プリンター・精密部品の製造
小型プリンター分野で世界的なシェアをもつスター精密株式会社では、営業部門とアフターサービス部門の情報が分断され、顧客対応や提案活動が属人化していることが課題となっていました。
案件管理はExcel中心で、営業活動の状況や保守・修理履歴が十分に活用されず、「問い合わせを待つ営業」から脱却できていなかったのです。
そこで同社は、Sales CloudとField Serviceを連携させた形でSalesforceを導入。
営業情報とサービスデータを一元管理し、部門間でリアルタイムに共有できる体制を構築しました。あわせて入力項目の最適化や自動化を進めたことで、営業事務作業は約50%削減され、営業担当者は顧客対応や提案活動に集中できるようになりました。
さらに、保守・修理データを分析することで製品のリプレイス需要を定量的に把握し、将来の商機創出や製品改善にも活用。
Salesforceを全社データ活用の「情報の大動脈」と位置づけることで、持続的な成長を支える経営基盤を確立し、1000億円企業を目指す体制づくりを進めています。
株式会社TSUIDEが行った調査 によると、SFA/CRMツールを導入した企業のうち、48.4%がSalesforceを選んでいることがわかっています。Salesforceの製品が選ばれる理由には、次の4つがあります。
Salesforceと他社製品を比較し、自社に合ったものを選ぶ際の参考にしてみてください。
SalesforceのSFA「Agentforce Sales(旧Sales Cloud) 」は、入力項目やページレイアウトを自由にカスタマイズできるので、自社に合った入力画面を作成できます。
細かな設定をせずに使えるテンプレートが充実しているので、使い慣れないうちはテンプレートをベースにするとよいでしょう。使っていくなかで自社に合った項目やレイアウトがわかってくるはずです。
少しずつカスタマイズすることで、使いやすいツールへと進化させることが可能です。
セールス向けAI は、蓄積されたデータを学習したAIから営業機会予測やプロダクトの提案を受けられます。適切なタイミングで提案してくれるため、行動の機会を逃さず営業活動を勧められるのが魅力です。
具体的には以下の業務の効率化が可能です。
たとえば、データ分析によって商談につながる可能性が高い見込み顧客や商談を予測します。Agentforce Sales(旧Sales Cloud)の予測をもとに、スピーディーに見込み顧客へのアプローチへ移ることが可能です。AIによる提案が、商談の成約率を高めます。
SalesforceのSFAを使いこなすために、お客様のニーズに合った最適なサポートを受けられるのも魅力です。
Agentforce Sales(旧Sales Cloud) には、お客様のニーズに合わせて以下の3つのSuccess Planをご用意しています。
お客様のビジネス成長を実現するために、さまざまなプランがご用意されていますので、お客様のニーズに合わせて、ぜひ最適なSuccess Planをご活用ください。
| Success Plan | サポートの概要 |
Standard |
お客様ご自身で、すぐに利用できるセルフサービス型のリソースを使って自分のペースで学習できます。自発的に学ぶのに最適な環境が用意されています。 - Trailblazerのグローバルコミュニティからベストプラクティスを習得 - オンデマンドリソースでチームをスキルアップ |
| Premier | Standard Success Planの内容に加えて、お客様のビジネス成果に合わせてSalesforceのエキスパートから得られるガイダンスを活用して目標をより迅速に達成できます。 - Salesforceエキスパートによる個別のコーチングプログラムでチームを強化 - パーソナライズされたアセスメントとビジネス価値レビューからアクションにつながるインサイトを獲得 - 24時間365日対応のサポートに迅速にアクセスしてビジネスの中断を最小化 |
| Signature | アクティブでパーソナライズされたSalesforceの専門知識を活用して、Salesforceソリューションを最適化できます。ビジネスを最大のパフォーマンスで行うために必要な安心が手に入れられます。 - 担当テクニカルアカウントマネージャーと最も緊密なレベルで連携 - お客様に合わせたデータ主導型のインサイトと技術的なヘルスレビューの提供により、長期的な成功を実現 - Proactive Monitoringと主要イベント管理(祝祭日イベント支援など)によってビジネス中断を防止 - 技術力の高いサポートエンジニアが最短の応答時間で対応(24時間365日対応) |
Sales Engagement なら、CRM機能も有しており、顧客情報の管理も行えます。見積書や請求書の作成や発行もでき、事務作業を効率化できます。さらに、蓄積されたデータを自動分析し、成約率がもっとも高そうな見込み顧客と要因を提案してくれるため、顧客分析にかかる時間も削減可能です。
顧客情報と営業活動の管理を一体化することで、営業部門全体の効率化を実現します。
SFAは、営業活動を効率化する営業支援システムです。
従来の日報や週報といった事務作業を簡略化するとともに、営業活動の進捗やプロセスを可視化します。さらに、営業部門ではとくに属人化されがちなノウハウやナレッジも共有できるようになり、担当者のスキルやレベルを標準化可能です。
SFAは導入後に定着させるところまで注力しなければ、効果を最大化できません。不慣れなツールを定着化させるには、手厚いサポートのある製品を選ぶことが大切です。
SalesforceのSFAツール「Agentforce Sales(旧Sales Cloud) 」では、お客様のビジネスやニーズに合った最適なサポートを用意しています。
複数の関連製品から、よりお客様お客様に合ったツールをご提案できますので、お気軽にお問い合わせください。
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営業活動によくある5つの問題点をとり挙げ、具体的な企業の事例を交えながら、SFA活用のメリットについて詳しく解説します。