予算や人的リソースの問題から、IT部門を団体内に設置することが困難なのは、NPO法人の共通の課題です。自分たちの思い描くシステムの最終ゴールに向けて、即座にIT活用に着手できる点がSalesforceの大きなメリットです”

代表理事 高 亜希氏
 

「子どもを産んでも当たり前に働き続けられる社会」をビジョンに掲げ、2009年11月10日にNPO法人として設立されたノーベル。発熱や感染症で保育園に登園できない子どものケアを親に代わって行う訪問型病児保育を、共済型の会員制により展開している。

同団体代表の高(こう)亜希氏は、そうした訪問型・共済型の病児保育モデルのパイオニアとして、首都圏を中心にサービスを提供する認定NPO法人フローレンスにおいて1年間学んだのち、そのサービスモデルを大阪へと持ち帰ってノーベルを立ち上げた。

「立ち上げ当初から、目指すべき規模へとサービスを成長させていくには、ITシステムの活用が不可欠だと考えていました」と高氏は語る。

 

ノーベルでは、フローレンスに倣ってSalesforceを導入。まずは、会員や保育スタッフ、さらにはNPO活動を資金面で支えてくれる寄付者にかかわる情報管理を、すべてSales Cloud上で行うこととし、実際の活用を通して、順次、カスタマイズを施していくというアプローチをとることにした。

立ち上げ3年目に当たる2013年頃には、Web toリードの仕組みを実装。顧客情報を自動的にSales Cloud側へと反映する仕組みを整備した。

その後、2015年にWebサイト側に個々の会員に向けたマイページを新たに設け、それをSalesforceと連動させるという仕組みを構築。2016年には、保育スタッフ用のマイページも開設。こちらは、従来、事務局から保育スタッフに対し、出動の前日夜や当日朝にFAX等で送信していた出動先の会員情報を、保育スタッフが自らのマイページにアクセスして閲覧できるようにするものである。

さらに各会員の予約に対し、どの保育スタッフをアサインするかといったマッチング業務を支援する機能もSalesforce上に実装し、作業効率を2倍以上向上させた。「保育スタッフの空き情報と入ってきた予約をわかりやすいビュー上で確認しながら、スムーズかつ迅速にマッチングが行えるようなシステムを実現しました」とノーベルの荻野氏は言う。

その後、ノーベルではPardotを導入。「たとえば、問い合わせをいただいた方の属性や、その置かれている家庭や仕事の環境、あるいはWebサイト上での行動履歴などのデータにもとづいて、成約確度などによるセグメント化を行うとともに、それら個々人に応じた適正かつタイムリーなメールマーケティング、ナーチャリングといった施策を、Pardotをベースに実施していきたいと考えています」とノーベル広める部マネージャー吉田氏は言う。さらに、寄付者を募る活動にもPardotを活用していくというアイディアも温めている。

高氏は、「ノーベルを取り巻く多様な人たちとつながり、Salesforceをプラットフォームに信頼関係を構築してくというストーリーを、ぜひ描いていきたいと考えています」とSalesforceのさらなる活用を見据えている。

 
 
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